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公開番号2025105192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223565
出願日2023-12-28
発明の名称固定部材、固定方法
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類E04D 13/18 20180101AFI20250703BHJP(建築物)
要約【課題】太陽光発電装置を固定する手間を軽減可能な固定部材を提供する。
【解決手段】本発明の固定部材1は、太陽光発電装置2を設置面3上に固定するために使用される。当該固定部材1は、太陽光発電装置2の外周の50%以上をなす第一外周部50を固定するための第一固定部51と、太陽光発電装置2の外周の残部をなす第二外周部52を固定するための第二固定部53とを備えており、第一固定部51による第一外周部50の固定と、第二固定部53による第二固定部53の固定とを、独立して行うことが可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
設置面上に設置される太陽光発電装置を固定するための固定部材であって、
太陽光発電装置の外周の50%以上をなす第一外周部を固定するための第一固定部と、
前記太陽光発電装置の外周の残部をなす第二外周部を固定するための第二固定部とを備え、
前記第一固定部による前記第一外周部の固定と、前記第二固定部による前記第二固定部の固定とを独立して行うことが可能である固定部材。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第一固定部は、第一フレームと、押さえ部材とを備え、
前記第二固定部は、第二フレームと、前記第二フレームに対する位置を変更可能な第三フレームとを備え、
前記第一フレームの幅一方側或いは全幅を前記第一外周部上に配置して前記押さえ部材によって前記第一フレームを前記設置面側に押さえることで前記第一外周部を固定することと、前記設置面に固定した前記第二フレーム上に前記第二外周部を配置して、前記第三フレームの位置を前記第二フレームと共に前記第二外周部を挟み込む位置に調整することで前記第二外周部を固定することとを、独立して行うことが可能である請求項1に記載の固定部材。
【請求項3】
前記第一固定部は、第一フレームと、前記第一フレームに対する位置を変更可能な第二フレームとを備え、
前記第二固定部は、第三フレームと、押さえ部材とを備え、
前記設置面に固定した前記第一フレーム上に前記第一外周部を配置して、前記第二フレームの位置を前記第一フレームと共に前記第一外周部を挟み込む位置に調整することで前記第一外周部を固定することと、前記第三フレームの幅一方側或いは全幅を前記第二外周部上に配置して前記押さえ部材によって前記第三フレームを前記設置面側に押さえることで前記第二外周部を固定することとを、独立して行うことが可能である請求項1に記載の固定部材。
【請求項4】
前記第三フレームは、前記太陽光発電装置よりも幅が大きい直線状を呈する請求項2又は3に記載の固定部材。
【請求項5】
前記第一固定部は、第一フレームと、第一押さえ部材とを備え、
前記第二固定部は、第二フレームと、第二押さえ部材とを備え、
前記第一フレームの幅一方側或いは全幅を前記第一外周部上に配置して前記第一押さえ部材によって前記フレームを前記設置面側に押さえることで前記第一外周部を固定することと、前記第二フレームの幅一方側或いは全幅を前記第二外周部上に配置して前記第二押さえ部材によって前記第二フレームを前記設置面側に押さえることで前記第二外周部を固定することとを、独立して行うことが可能である請求項1に記載の固定部材。
【請求項6】
前記第二フレームは、前記太陽光発電装置よりも幅が大きい直線状を呈する請求項5に記載の固定部材。
【請求項7】
前記第一固定部は、前記設置面に固定される第一フレームと、前記第一フレームに対する位置を変更可能な第二フレームとを備え、
前記第二固定部は、設置面に固定される第三フレームと、前記第三フレームに対する位置を変更可能な第四フレームとを備え、
前記設置面に固定した前記第一フレーム上に前記第一外周部を配置して、前記第二フレームの位置を前記第一フレームと共に前記第一外周部を挟み込む位置に調整することで前記第一外周部を固定することと、前記設置面に固定した前記第三フレーム上に前記第二外周部を配置して、前記第四フレームの位置を前記第三フレームと共に前記第二外周部を挟み込む位置に調整することで前記第二外周部を固定することとを、独立して行うことが可能である請求項1に記載の固定部材。
【請求項8】
前記第四フレームは、前記太陽光発電装置よりも幅が大きい直線状を呈する請求項7に記載の固定部材。
【請求項9】
前記太陽光発電装置は、可撓性を有する請求項1に記載の固定部材。
【請求項10】
請求項1に記載の固定部材を用いて前記太陽光発電装置を設置面上に固定する固定方法であって、
前記設置面上に設置した太陽光発電装置の前記第一外周部を前記第一固定部によって固定する第一工程と、
前記第一工程の後に、前記太陽光発電装置の前記第二外周部を前記第二固定部によっを固定する第二工程とを有する固定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光発電装置を固定するための固定部材、及び当該固定部材を用いて太陽光発電装置を固定する固定方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、矩形状の太陽光発電装置の四辺の各々に沿って直線状のフレームを配置した状態で(例えば特許文献1)、太陽光発電装置を設置面に固定することが行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許7122329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで上述のように太陽光発電装置の四辺の各々に沿って直線状のフレームを配置する場合には、4つのフレームの位置の調整を行う必要があるために手間を要していた。
【0005】
特に太陽光発電装置が可撓性を有する場合には、太陽光発電装置の保管中に太陽光発電装置の可撓性を維持したい要望があるため、予め太陽光発電装置の4辺にフレームを取り付けることができないことがあった。この場合、太陽光発電装置を設置面に固定する際に、設置面上における太陽光発電装置の位置の調整と上記の4つのフレームの位置の調整との双方を行わねばならず、しかもこれらの位置調整を、太陽光発電装置の可撓性によって太陽光発電装置の形状が安定しない状態で行う必要があるため、太陽光発電装置を固定することに多大な手間を要していた。
【0006】
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであって、その目的は、設置面上に設置される太陽光発電装置を固定するための固定部材であって、太陽光発電装置を固定する手間を軽減可能な固定部材、及び当該固定部材を用いて太陽光発電装置を固定する固定方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、次の項に記載の主題を包含する。
【0008】
項1.設置面上に設置される太陽光発電装置を固定するための固定部材であって、
太陽光発電装置の外周の50%以上をなす第一外周部を固定するための第一固定部と、
前記太陽光発電装置の外周の残部をなす第二外周部を固定するための第二固定部とを備え、
前記第一固定部による前記第一外周部の固定と、前記第二固定部による前記第二固定部の固定とを独立して行うことが可能である固定部材。
【0009】
項2.前記第一固定部は、第一フレームと、押さえ部材とを備え、
前記第二固定部は、第二フレームと、前記第二フレームに対する位置を変更可能な第三フレームとを備え、
前記第一フレームの幅一方側或いは全幅を前記第一外周部上に配置して前記押さえ部材によって前記第一フレームを前記設置面側に押さえることで前記第一外周部を固定することと、前記設置面に固定した前記第二フレーム上に前記第二外周部を配置して、前記第三フレームの位置を前記第二フレームと共に前記第二外周部を挟み込む位置に調整することで前記第二外周部を固定することとを、独立して行うことが可能である項1に記載の固定部材。
【0010】
項3.前記第一固定部は、第一フレームと、前記第一フレームに対する位置を変更可能な第二フレームとを備え、
前記第二固定部は、第三フレームと、押さえ部材とを備え、
前記設置面に固定した前記第一フレーム上に前記第一外周部を配置して、前記第二フレームの位置を前記第一フレームと共に前記第一外周部を挟み込む位置に調整することで前記第一外周部を固定することと、前記第三フレームの幅一方側或いは全幅を前記第二外周部上に配置して前記押さえ部材によって前記第三フレームを前記設置面側に押さえることで前記第二外周部を固定することとを、独立して行うことが可能である項1に記載の固定部材。
(【0011】以降は省略されています)

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