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公開番号
2025109117
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002846
出願日
2024-01-11
発明の名称
モータ
出願人
ニデック株式会社
代理人
主分類
H02K
11/40 20160101AFI20250716BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】煩雑な作業を行うことなく耐久性に優れたモータを提供する。
【解決手段】ステータ4及びロータ3と、ステータ4を保持する導電性のステータ保持部10と、回路基板5と、締結ネジ6を備えたモータ1であって、導電性の締結ネジ6は、頭部及びスクリュー本体部を有し、スクリュー本体部がステータ保持部10に対してねじ止めされた状態において頭部とステータ保持部10との間で回路基板5を挟んだ状態で保持するとともに、回路基板5のフレームグランド部及びステータ保持部10の双方と接触する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
周方向に沿って配列された複数のコイル部を有するステータと、
前記ステータの径方向外側を覆うように設けられ、軸方向に延びる中心軸を中心として回転可能なロータと、
前記ステータの内周面に接触する外周面を有する筒部と、該筒部における下側の部分から径方向外側へ延びるベース部と、該ベース部における外側の部分から下方へ延びる外壁部と、を有する導電性のステータ保持部と、
前記ステータ保持部に対して固定される回路基板と、
頭部及びスクリュー本体部を有し、該スクリュー本体部が前記ステータ保持部に対してねじ止めされた状態において前記頭部と前記ステータ保持部との間で前記回路基板を挟んだ状態で保持するとともに、前記回路基板のフレームグランド部及び前記ステータ保持部の双方と接触する導電性の締結ネジと、
を備えていることを特徴とする、モータ。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記回路基板の外周縁部は、前記外壁部によって覆われている、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ステータ保持部は、前記ベース部及び前記外壁部の少なくとも一方と一体化して設けられ、前記スクリュー本体部がねじ止めされる被締結部を更に備え、
前記締結ネジ及び前記被締結部を有する固定機構によって、前記回路基板が前記ステータ保持部に固定されている、請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記フレームグランド部は、前記回路基板における前記ベース部と対向する側の面に形成された第1フレームグランド面を有し、
前記第1フレームグランド面は、前記被締結部と接触している、請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
前記フレームグランド部は、前記回路基板における前記ベース部と対向する側の面と反対側の面に形成された第2フレームグランド面を更に有し、
前記頭部における前記スクリュー本体部側の面は、平坦状に形成された平坦面であり、
前記平坦面と前記第2フレームグランド面とが接触している、請求項3に記載のモータ。
【請求項6】
少なくとも第1固定機構及び第2固定機構を含む複数の前記固定機構を備え、
前記第1固定機構は、前記軸方向から視て前記中心軸を中心として、前記電源ケーブル部よりも反時計回り方向側に設けられ、
前記第2固定機構は、前記軸方向から視て前記中心軸を中心として、前記電源ケーブル部よりも時計回り方向側に設けられている、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、モータの静止部に対して回路基板を固定する方法として、ピンを用いることが知られている。例えば特許文献1によれば、回路基板が複数の接続ピンによってステータの絶縁部に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2019/127226
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に示すように接続ピンで回路基板をモータの静止部へ接続する場合、接続強度が不十分となる場合がある。これに対して、接続ピンを回路基板へ半田付けして固定強度を強めることが考えられるが、作業工程が複雑になる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、煩雑な作業を行うことなく耐久性に優れたモータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の例示的なモータは、周方向に沿って配列された複数のコイル部を有するステータと、前記ステータの径方向外側を覆うように設けられ、軸方向に延びる中心軸を中心として回転可能なロータと、前記ステータの内周面に接触する外周面を有する筒部と、該筒部における下側の部分から径方向外側へ延びるベース部と、該ベース部における外側の部分から下方へ延びる外壁部と、を有する導電性のステータ保持部と、前記ステータ保持部に対して固定される回路基板と、頭部及びスクリュー本体部を有し、該スクリュー本体部が前記ステータ保持部に対してねじ止めされた状態において前記頭部と前記ステータ保持部との間で前記回路基板を挟んだ状態で保持するとともに、前記回路基板のフレームグランド部及び前記ステータ保持部の双方と接触する導電性の締結ネジと、を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、耐久性に優れたモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るモータを模式的に示す断面図である。
図2は、図1をA-A方向から見た図である。
図3は、回路基板の平面図である。
図4は、回路基板の底面図である。
図5は、図1における締結ネジ付近の拡大図であって、電源ケーブル部を省略して示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に図面を参照して本発明の例示的な実施形態を説明する。
【0010】
まず、本明細書では、モータ1の回転軸を中心軸CAと呼び、中心軸CAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。また、下側軸受8から上側軸受7に向かう軸方向の一方を「軸方向上方」と呼び、上側軸受7から下側軸受8に向かう軸方向の他方を「軸方向下方」と呼ぶ。各々の構成要素の表面において、軸方向上方に向く面を「上面」と呼び、軸方向下方に向く面を「下面」と呼ぶ。また、各々の構成要素において、軸方向における端部を「軸方向端部」と呼び、軸方向における端部の位置を「軸方向端」と呼ぶ。特に、軸方向上方における端部を「軸方向上端部」と呼び、軸方向上方における端部の位置を「軸方向上端」と呼ぶ。さらに、軸方向下方における端部を「軸方向下端部」と呼び、軸方向下方における端部の位置を「軸方向下端」と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)
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