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公開番号
2025099702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216583
出願日
2023-12-22
発明の名称
電源装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H02M
3/28 20060101AFI20250626BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 電源の浪費される電力を増やす事無く、軽負荷時においても安定した出力電圧を得る事が出来る電源装置を実現する。
【解決手段】 電源装置は、スイッチング電源内にある主スイッチング素子の駆動がオフした後の二次側の整流ダイオードが導通している期間に一次側にある補助巻線電圧の検出を行い、この値に応じて主スイッチング素子の駆動を制御する事で二次側電圧を一定に保つスイッチング電源において、主スイッチング素子の駆動は複数回の駆動をセットとして行われ、そのセット内の1回のみ駆動の直後に補助巻線電圧の検出を行い、セット内の他の駆動においては駆動直後に補助巻線電圧の検出を行わず、駆動の直後に補助巻線電圧の検出を行う場合の駆動の時間幅は駆動の直後に補助巻線電圧の検出を行わない場合の駆動の時間幅よりも長くする第一の制御手段を有する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
スイッチング電源内にある主スイッチング素子の駆動がオフした後の二次側の整流ダイオードが導通している期間に一次側にある補助巻線電圧の検出を行い、この値に応じて主スイッチング素子の駆動を制御する事で二次側電圧を一定に保つスイッチング電源において、
主スイッチング素子の駆動は複数回の駆動をセットとして行われ、そのセット内の1回のみ駆動の直後に補助巻線電圧の検出を行い、セット内の他の駆動においては駆動直後に補助巻線電圧の検出を行わず、駆動の直後に補助巻線電圧の検出を行う場合の駆動の時間幅は駆動の直後に補助巻線電圧の検出を行わない場合の駆動の時間幅よりも長くする第一の制御手段を有する、ことを特徴とする電源装置。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記請求項1において、
スイッチング電源内にある主スイッチング素子の駆動がオフした後の二次側の整流ダイオードが導通している期間に一次側にある補助巻線電圧の検出を毎回の駆動ごとに行い、検出した補助巻線電圧に応じて主スイッチング素子の駆動を制御する事で二次側電圧を一定に保つ第二の制御手段を有し、この第二の制御手段から前記請求項1で述べた第一の制御手段への移行は主スイッチング素子の駆動のオン幅が予め決められた時間幅以下になった場合とし、前記請求項1で述べた第一の制御手段から第二の制御手段への移行は補助巻線の検出レベルが予め決められたレベル以下となった場合とする、ことを特徴とする電源装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一次側制御電源の軽負荷時の出力電圧精度向上のための技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電源装置は電気製品の全てに用いられているが、一般家庭や小規模オフィスなどに広く普及しているインクジェット記録装置は機能面だけでなく環境に配慮した設計が求められており、これに応える設計が求められている。
【0003】
環境に配慮した設計の1つとして部品点数の少ない構成や消費電力の少ない構成の実現がある。
【0004】
電源装置では出力電圧を一定に保つために、通常は2次側の出力電圧を検出して、これを絶縁された状態で1次側へ伝達して出力電圧を制御している。具体例として、2次側ではシャントレギュレータを用いて出力電圧と基準電圧とのエラーをアンプして、フォトカプラを介して絶縁された状態でこれを伝達し、1次側ではこの情報を用いて1次側巻線に接続されたMOSFETなどのスイッチのオン時間を制御する事で、トランスの1次側巻線に流す電流を制御して2次側へ伝達する磁気エネルギー量を制御する。
【0005】
これに対し、部品点数の少ない構成の電源として一次側制御電源がある。これは1次側で2次側の出力電圧を検出する構成とする事で、2次側にあるシャントレギュレータやフォトカプラなどの部品を排し、部品点数の少ない簡易な構成とする事が出来る。詳細は次の通りである。
【0006】
1次側と2次側を磁気的に結合させるトランスの各巻線の電圧は、各々、巻線の巻き数に比例した電圧が発生する。具体例を挙げて説明する。例えば2次側の出力電圧Voutを生成するトランス巻線の巻数をNs、1次側にある制御回路の電源を生成するための巻線の巻数をNaとする。2次側の巻線の端子間の電圧をVs、1次側の制御回路の電源を生成するためのトランス巻線の巻数をNa、端子間の電圧をVaとすると、2次側の巻線に電流が流れている期間は次の関係がある。
【0007】
JPEG
2025099702000002.jpg
20
124
【0008】
また2次側の整流ダイオードの順方向電圧をVFとすると、2次側の出力電圧Voutと2次側巻線の端子間の電圧Vsとの関係は次の通りである。
【0009】
JPEG
2025099702000003.jpg
22
129
【0010】
よって1次側のVaから2次側の出力電圧Voutを正確に検出するたえには、VFがゼロであるタイミング、即ち、2次側の巻線電流がゼロになった時点のVaを検出する必要がある。これにはスイッチング波形であるVaが、正電圧から負電圧へ移行する瞬間の電圧を検出せねばならないが、波形が急峻に変化した事を検出してその直前の電圧を読み取る事で検出出来る。
(【0011】以降は省略されています)
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