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公開番号2025085494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199406
出願日2023-11-24
発明の名称車両前部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60Q 5/00 20060101AFI20250529BHJP(車両一般)
要約【課題】ホーンから発生する音の音圧低下を抑制できるとともにホーンにおける故障の発生も抑制できる車両前部構造を得る。
【解決手段】車両12の前部側で略車幅方向に延在するバンパリインフォースメント26と、バンパリインフォースメント26の車両前方側に設けられるとともに、バンパリインフォースメント26の前壁26Fとで車両上下方向に貫通する貫通孔Hを形成する切欠部32を有するアブソーバー30と、正面視でアブソーバー30の車両下方側におけるバンパカバー14に設けられたロアグリル16と、バンパリインフォースメント26の上壁26Uに支持され、共鳴部42を貫通孔Hに車両上方側から臨ませるように配置されたホーン40と、を備えた車両前部構造10とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の前部側で略車幅方向に延在するバンパリインフォースメントと、
前記バンパリインフォースメントの車両前方側に設けられるとともに、該バンパリインフォースメントの前壁とで車両上下方向に貫通する貫通孔を形成する切欠部を有するアブソーバーと、
正面視で前記アブソーバーの車両下方側におけるバンパカバーに設けられたロアグリルと、
前記バンパリインフォースメントの上壁に支持され、共鳴部を前記貫通孔に車両上方側から臨ませるように配置されたホーンと、
を備えた車両前部構造。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
車両の前部側で略車幅方向に延在するバンパリインフォースメントと、
前記バンパリインフォースメントの車両前方側に設けられるとともに、バンパカバーとで車両上下方向に貫通する貫通孔を形成する切欠部を有するアブソーバーと、
正面視で前記アブソーバーの車両下方側における前記バンパカバーに設けられたロアグリルと、
前記バンパリインフォースメントの上壁に支持され、共鳴部を前記貫通孔に車両上方側から臨ませるように配置されたホーンと、
を備えた車両前部構造。
【請求項3】
前記ホーンは、車両前方側から荷重が入力されたときに車両後方側へ移動可能となるように、前記バンパリインフォースメントの上壁に支持されている請求項1又は請求項2に記載の車両前部構造。
【請求項4】
前記バンパリインフォースメントの上壁に、通常時において前記ホーンの車両後方側への移動を妨げる遮蔽板が設けられており、
前記ホーンは、車両前方側から荷重が入力されたときに前記遮蔽板を突き破って車両後方側へ移動する構成とされている請求項3に記載の車両前部構造。
【請求項5】
前記貫通孔を形成する前記切欠部は、車幅方向に離隔して複数形成されており、
前記ホーンは、前記貫通孔毎に設けられている請求項1又は請求項2に記載の車両前部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ホーンの音圧性能を確保する(音圧低下を抑制する)ために、バンパリインフォースメントの真下に第1ホーン及び第2ホーンが配設された構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-166803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような構造であると、路面干渉及び泥水等の異物の進入などにより、ホーンが故障してしまうおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、ホーンから発生する音の音圧低下を抑制できるとともにホーンにおける故障の発生も抑制できる車両前部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様の車両前部構造は、車両の前部側で略車幅方向に延在するバンパリインフォースメントと、前記バンパリインフォースメントの車両前方側に設けられるとともに、該バンパリインフォースメントの前壁とで車両上下方向に貫通する貫通孔を形成する切欠部を有するアブソーバーと、正面視で前記アブソーバーの車両下方側におけるバンパカバーに設けられたロアグリルと、前記バンパリインフォースメントの上壁に支持され、共鳴部を前記貫通孔に車両上方側から臨ませるように配置されたホーンと、を備えている。
【0007】
第1の態様の発明によれば、バンパリインフォースメントの車両前方側に設けられているアブソーバーが、そのバンパリインフォースメントの前壁とで車両上下方向に貫通する貫通孔を形成する切欠部を有している。そして、正面視でアブソーバーの車両下方側におけるバンパカバーにはロアグリルが設けられており、バンパリインフォースメントの上壁に支持されているホーンは、共鳴部を上記貫通孔に車両上方側から臨ませるように配置されている。
【0008】
つまり、ホーンから発生する音は、上記貫通孔を通ってロアグリルから車両前方側へ伝達される。したがって、ホーンから発生する音の音圧低下が抑制される。また、ホーンは、バンパリインフォースメントの上壁に支持されているため、路面干渉及び泥水等の異物の進入などによって故障してしまうおそれがない。これにより、ホーンにおける故障の発生も抑制される。
【0009】
また、本発明に係る第2の態様の車両前部構造は、車両の前部側で略車幅方向に延在するバンパリインフォースメントと、前記バンパリインフォースメントの車両前方側に設けられるとともに、バンパカバーとで車両上下方向に貫通する貫通孔を形成する切欠部を有するアブソーバーと、正面視で前記アブソーバーの車両下方側における前記バンパカバーに設けられたロアグリルと、前記バンパリインフォースメントの上壁に支持され、共鳴部を前記貫通孔に車両上方側から臨ませるように配置されたホーンと、を備えている。
【0010】
第2の態様の発明によれば、バンパリインフォースメントの車両前方側に設けられているアブソーバーが、バンパカバーとで車両上下方向に貫通する貫通孔を形成する切欠部を有している。そして、正面視でアブソーバーの車両下方側におけるバンパカバーにはロアグリルが設けられており、バンパリインフォースメントの上壁に支持されているホーンは、共鳴部を上記貫通孔に車両上方側から臨ませるように配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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