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公開番号2025085750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2025042025,2024081375
出願日2025-03-17,2018-10-11
発明の名称移動装置及び移動装置用プログラム
出願人みこらった株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 8/65 20180101AFI20250529BHJP(計算;計数)
要約【課題】安全性を確保して移動支援用プログラムの更新ができる移動装置を提供する。
【解決手段】自装置の移動を支援する移動支援用プログラムの更新プログラムの情報を取得するための更新プログラム取得手段と、更新プログラム取得手段で取得される更新プログラムの情報に基づいて、移動支援用プログラムの更新の実行を制御するプログラム更新制御手段とを備える。プログラム更新制御手段は、移動支援用プログラムの更新の実行中に、自車に対する走行開始要求が発生したと判別した場合及び/または自車に対する呼出要求が発生したと判別した場合に、走行開始不可のメッセージを通知する、及び/または、走行開始の待機のメッセージを通知するように制御する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
自装置の移動を支援する移動支援用プログラムの更新プログラムの情報を取得するための更新プログラム取得手段と、
前記更新プログラム取得手段で取得される前記更新プログラムの情報に基づいて、前記移動支援用プログラムの更新の実行を制御するプログラム更新制御手段と、
を備え、
前記プログラム更新制御手段は、
前記移動支援用プログラムの更新の実行中に、自車に対する走行開始要求が発生したと判別した場合及び/または自車に対する呼出要求が発生したと判別した場合に、走行開始不可のメッセージを通知する、及び/または、走行開始の待機のメッセージを通知するように制御する
ことを特徴とする移動装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記走行開始不可のメッセージの通知、及び/または、前記走行開始の待機のメッセージの通知は、表示画面における表示、及び/または、音声の放音によりなされる
ことを特徴とする請求項1に記載の移動装置。
【請求項3】
外部のプログラム更新サーバと通信するための通信手段を備えると共に、
前記プログラム更新制御手段は、前記通信手段を通じて前記プログラム更新サーバからのプログラム更新通知を受け取ったか否かを監視する監視手段を備え、
前記更新プログラム取得手段は、前記監視手段で、前記プログラム更新サーバからのプログラム更新通知を受け取ったことに基づいて、前記プログラム更新サーバからの前記更新プログラムの情報を前記通信手段を通じて取得する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の移動装置。
【請求項4】
外部のプログラム更新サーバと通信するための通信手段を備えると共に、
前記プログラム更新制御手段は、前記通信手段を通じて前記プログラム更新サーバに前記プログラムの更新問い合わせをする更新問い合わせ手段を備え、
前記更新プログラム取得手段は、前記プログラムの更新問い合わせに対応して送られてくる前記プログラム更新サーバからの前記更新プログラムの情報を取得する
ことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載に移動装置。
【請求項5】
自装置が移動中であるか、停止中であるかを判別する自装置状態判別手段を備え、
前記プログラム更新制御手段は、前記自装置状態判別手段で自装置が停止中であると判別した場合には、前記更新プログラム取得手段で取得した前記更新プログラムの情報を用いて、前記移動支援用プログラムの更新を実行するように制御する
ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の移動装置。
【請求項6】
前記自装置状態判別手段で自装置が停止中であると判別した場合に、停止継続時間を予測する停止継続時間予測手段を備え、
前記プログラム更新制御手段は、前記自装置状態判別手段で自装置が停止中であると判別した場合に、前記停止継続時間予測手段で予測された前記停止継続時間と、前記更新プログラム取得手段で取得した前記更新プログラムに含まれる更新時間の情報とに基づいて前記移動支援用プログラムの更新が可能であるか否か判別し、可能であると判別した場合に、前記移動支援用プログラムの更新を実行するように制御する
ことを特徴とする請求項5に記載の移動装置。
【請求項7】
停止中または停止後の自装置の振る舞いの設定を利用者から受け付ける振る舞い受付手段と、
少なくとも前記振る舞い受付手段で受け付けた前記自装置の振る舞いの設定情報に応じた振る舞いをする機能を備えると共に、自装置の振る舞いを制御及び管理する振る舞い制御管理手段と、
を備え、
前記停止継続時間予測手段は、前記振る舞い制御管理手段に問い合わせて停止中の自車の振る舞いを認定し、その認定に基づいて前記停止継続時間の予測をする
ことを特徴とする請求項6に記載の移動装置。
【請求項8】
前記振る舞い受付手段は、利用者による降車時における降車後の振る舞い設定を受け付ける降車後振る舞い受付手段である
ことを特徴とする請求項7に記載の移動装置。
【請求項9】
前記振る舞い受付手段は、前記降車後の振る舞いの設定を時間情報を含めて受け付け、
前記停止継続時間予測手段は、前記降車後の振る舞いの設定に含まれる時間情報に基づいて、前記停止継続時間の予測をする
ことを特徴とする請求項8に記載の移動装置。
【請求項10】
年、月、日、曜日及び時間の時計情報を提供する時計手段と、
前記時計情報に関連付けて自車の走行及び停止に関する履歴を記憶する履歴情報記憶手段と、
を備え、
前記停止継続時間予測手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶されている前記履歴を参照して、自装置が停止中である場合に前記停止継続時間を予測する
ことを特徴とする請求項6~請求項9のいずれかに記載の移動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、手動運転モードと自動運転モードなど複数の移動モードを備える自動車などの移動装置に関し、特に、当該移動装置が備えるソフトウェアプログラムの更新に関する。また、この発明は、この移動装置が有する移動装置用プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自動車には、自動衝突防止アシストシステムやクルーズコントロールシステムやレーンキープアシストシステムなどの走行支援機能が搭載され、より安全で、且つ、運転者の負担を軽減させることができるようになってきている。さらには、運転者が手動運転操作を全くしなくても自律走行することができるようにする自律走行支援機能を用いて完全自動運転が可能な自動運転車の開発も進んでいる。このような自動車の走行支援機能や自律走行支援機能は、ソフトウェアプログラム(以下移動支援用プログラムという)が用いられて実行される。
【0003】
ところで、移動支援用プログラムは、その不具合を修正したり、新規機能を追加したりするために、適宜、更新されるのが通常である。この場合に、移動支援用プログラムの更新のために、都度、自動車をディーラーに持ち込むようにすることは不便であるため、一般的には、プログラム更新サーバからインターネットを通じて自動車に更新プログラムを提供する方法が用いられる。
【0004】
ただし、移動走行支援用プログラムの更新は、いつでもできる訳ではなく、それらの走行支援用プログラムの実行中に、当該移動支援用プログラムの更新しながらの走行は危険である。このことに鑑み、特許文献1(特開平11-259284号公報)には、プログラムが非稼働であるときに当該プログラムの更新を可能とすることが開示されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の発明を用いる場合には、個々のプログラムの稼働状況を判定しなければならず、管理が複雑になると共に、自車の走行モード(移動モード)が、当該移動支援用プログラムが利用できるモードであるときであっても、利用者が利用したいと望むときに、更新中となっていて利用できない恐れがあり、不便である。
【0006】
この問題点を改善したものとして、例えば特許文献2(特開2007-230317号公報)には、移動支援用プログラムの書き替え要求があった場合、車両を停止状態に制御した後、当該移動支援用プログラムの書き換えを実行するようにすることが開示されている。この特許文献2に記載の発明によれば、個々のプログラムの稼働状況を判定する必要はなく、また、更新(書き替え)を行うのは停止状態であるので、移動支援用プログラムが利用できる環境ではないので、利用者が利用したいと望むことはなく、利用者が不便に感じることはない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平11-259284号公報
特開2007-230317号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献2に記載の発明を用いる場合には、自動車が、走行しているときに、プログラム更新通知を受信したときには、自動車は、都度、停止制御されることになり、運転者や乗車者にとっては非常に不便である。
【0009】
この発明は、自動車などの移動装置において、移動支援用プログラムの更新を、安全に、かつ更新の管理が容易であると共に、利用者にとっての便利なタイミングで実行することができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、この発明は、
自装置の移動を支援する移動支援用プログラムの更新プログラムの情報を取得するための更新プログラム取得手段と、
前記更新プログラム取得手段で取得される前記更新プログラムの情報に基づいて、前記移動支援用プログラムの更新の実行を制御するプログラム更新制御手段と、
を備え、
前記プログラム更新制御手段は、
前記移動支援用プログラムの更新の実行中に、自車に対する走行開始要求が発生したと判別した場合及び/または自車に対する呼出要求が発生したと判別した場合に、走行開始不可のメッセージを通知する、及び/または、走行開始の待機のメッセージを通知するように制御する
ことを特徴とする移動装置を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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