TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025079429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192085
出願日
2023-11-10
発明の名称
携帯端末
出願人
株式会社デンソーウェーブ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/048 20130101AFI20250515BHJP(計算;計数)
要約
【課題】キーパッドに対する入力操作時の指の動きが覗き見られたとしても、その入力情報の推測を困難とし得る構成を提供する。
【解決手段】キーパッド31におけるテンキー32の各キーに付された文字のキー文字配置に対して少なくとも一部の文字の配置を異ならせた置換文字配置を特定する情報が記憶部22に記憶され、テンキー32を利用したパスワード入力操作時に、表示画面24aに表示されるログイン画像の一部に対して置換文字配置に対応する文字配置イメージPaが上から重ねて表示されるように表示部24が制御可能となっている。そして、パスワード入力操作時に、テンキー32のいずれかのキーが操作されると、当該キーのキー文字配置での文字に対応する置換文字配置での文字の入力が受け付けられる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
文字を入力するための複数のキーが配列されてなるキーパッドと、
前記キーパッドの各キーに付された文字のキー文字配置に対して少なくとも一部の文字の配置を異ならせた置換文字配置を特定する情報が記憶される記憶部と、
文字入力操作に利用する情報が表示画面に表示される表示部と、
前記キーパッドを利用した所定の文字入力操作時に、前記表示画面に表示される所定の表示画像の少なくとも一部に対して前記置換文字配置に対応する文字配置イメージが上から重ねて表示されるように前記表示部を制御可能な表示制御部と、
前記所定の文字入力操作時に、前記キーパッドのいずれかのキーが操作されると、当該キーの前記キー文字配置での文字に対応する前記置換文字配置での文字の入力を受け付ける入力制御部と、
前記入力制御部によって受け付けられた文字列を利用した処理を行う処理部と、
を備えることを特徴とする携帯端末。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記文字配置イメージは、前記所定の表示画像の少なくとも一部を透過させるように上から重ねて表示されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記所定の文字入力操作時になされる所定の指示に応じて、前記文字配置イメージが表示される状態と前記文字配置イメージが表示されない状態とを切り替え可能に前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記文字配置イメージが表示されない状態で、前記置換文字配置に関する情報を表示可能に、前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項5】
前記記憶部には、複数種類の前記置換文字配置が記憶され、
前記入力制御部は、前記複数種類の置換文字配置のうち選択された1つを利用して文字の入力を受け付け、
前記表示制御部は、前記文字配置イメージが表示されない状態で、選択された置換文字配置に関する情報を表示可能に、前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項6】
前記置換文字配置は、所定の置換規則に従って前記キー文字配置を置換するように設定され、
前記表示制御部は、前記文字配置イメージが表示されない状態で、前記所定の置換規則に関する情報を表示可能に、前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項7】
前記記憶部には、所定のパスワードが記憶され、
前記処理部は、前記入力制御部によって受け付けられた文字列と前記所定のパスワードとが一致せず、かつ、前記文字列の前記キー文字配置での入力文字に相当する置換前文字列と前記所定のパスワードとが一致しない場合に、パスワード認証の失敗として所定の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
【請求項8】
前記置換前文字列と前記所定のパスワードとが一致する場合に、所定の報知がなされる報知部を備えることを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、秘匿性の高い情報が入力操作される携帯端末に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、携帯端末のキーパッドを利用してパスワードなどの秘匿性の高い情報を入力操作する場合がある。携帯端末のキーパッドは、基本的に同じ配列構成となっているため、利用者の入力操作時の指の動きから、その入力情報が推測されやすいという問題がある。
【0003】
このような問題を解決するための技術として、例えば、下記特許文献1に開示される暗証番号入力装置が知られている。この暗証番号入力装置では、テンキーに印字された数字配置と異なるようにランダムに並び替えた数字配置イメージが用意されて、暗証番号入力時に数字配置イメージが表示される画面に表示状態が切り替えられる。このように数字配置イメージが表示されている状態では、キー入力操作した際に、そのキーの配置に対応する数字配置イメージでの数字が入力されるように入力処理が実施される。これにより、入力操作されたキーに印字される数字と実際に入力された数字とが異なるため、入力操作時の指の動きが覗き見られたとしても、数字配置イメージを把握していない第三者による入力情報の推測を困難にすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-199581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、携帯端末は、小型化等のためにキーパッドと表示画面とが近くに位置する配置構成となる場合が多く、入力操作時の指の動きと合わせて数字配置イメージを表示した画面が覗き見られてしまう可能性がある。そうすると、双方を覗き見した第三者によって、入力操作されたキーと実際に入力された数字との関係が把握されることで、入力情報が推測されてしまうおそれがある。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、キーパッドに対する入力操作時の指の動きが覗き見られたとしても、その入力情報の推測を困難とし得る構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、
文字を入力するための複数のキーが配列されてなるキーパッド(31)と、
前記キーパッドの各キーに付された文字のキー文字配置に対して少なくとも一部の文字の配置を異ならせた置換文字配置を特定する情報が記憶される記憶部(22)と、
文字入力操作に利用する情報が表示画面(24a)に表示される表示部(24)と、
前記キーパッドを利用した所定の文字入力操作時に、前記表示画面に表示される所定の表示画像の少なくとも一部に対して前記置換文字配置に対応する文字配置イメージ(Pa)が上から重ねて表示されるように前記表示部を制御可能な表示制御部(21)と、
前記所定の文字入力操作時に、前記キーパッドのいずれかのキーが操作されると、当該キーの前記キー文字配置での文字に対応する前記置換文字配置での文字の入力を受け付ける入力制御部(21)と、
前記入力制御部によって受け付けられた文字列を利用した処理を行う処理部(21)と、
を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、キーパッドの各キーに付された文字のキー文字配置に対して少なくとも一部の文字の配置を異ならせた置換文字配置を特定する情報が記憶部に記憶され、キーパッドを利用した所定の文字入力操作時に、表示制御部により、表示画面に表示される所定の表示画像の少なくとも一部に対して置換文字配置に対応する文字配置イメージが上から重ねて表示されるように表示部が制御可能となっている。そして、上記所定の文字入力操作時に、キーパッドのいずれかのキーが操作されると、当該キーのキー文字配置での文字に対応する置換文字配置での文字の入力が入力制御部によって受け付けられる。
【0009】
これにより、パスワードなどの秘匿性の高い情報を入力操作する所定の文字入力操作時には、入力操作されたキーのキー文字配置での文字に対応する置換文字配置での文字の入力が受け付けられるので、キーパッドに対して入力操作されたキーに付される文字と実際に入力された文字とを異ならせることができる。特に、置換文字配置に対応する文字配置イメージが、所定の表示画像の少なくとも一部に対して上から重ねて表示されるため、入力操作時の指の動きと合わせて表示画面が覗き見られたとしても、文字配置イメージを正確に視認し難くなる。したがって、キーパッドに対する入力操作時の指の動きが覗き見られたとしても、その入力情報の推測を困難とすることができ、セキュリティ性を高めた携帯端末を実現することができる。
【0010】
文字配置イメージは、所定の表示画像の少なくとも一部を透過させるように上から重ねて表示されてもよい。これにより、覗き見しようとする第三者では、文字配置イメージがさらに視認し難くなるので、セキュリティ性をさらに高めることができる。特に、ユーザは、文字配置イメージを透過するようにして所定の表示画像を視認できることから、その所定の表示画像による表示内容を確認しながら入力操作できるので、セキュリティ性を高めつつ、入力操作に関して利便性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
非正規コート
1か月前
個人
政治のAI化
3日前
個人
物品給付年金
8日前
個人
RFタグ読取装置
21日前
個人
人物再現システム
1か月前
個人
在宅介護システム
21日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
29日前
キヤノン株式会社
通信装置
9日前
有限会社ノア
データ読取装置
1か月前
個人
電話管理システム及び管理方法
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1日前
個人
広告提供システムおよびその方法
1か月前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
4日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
1か月前
株式会社CROSLAN
支援装置
21日前
個人
日誌作成支援システム
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
3日前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
3日前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
21日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社アジラ
データ転送システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
1か月前
個人
ポイント還元付き配送システム
1か月前
ひびきの電子株式会社
認証システム
23日前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
1か月前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
8日前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
4日前
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
25日前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
11日前
オベック実業株式会社
接続構造
1か月前
株式会社村田製作所
動き検知装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
1か月前
株式会社カプコン
データおよびシステム
2日前
トヨタ自動車株式会社
部品表照合システム
2日前
続きを見る
他の特許を見る