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公開番号
2025080806
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194087
出願日
2023-11-15
発明の名称
施工管理システム
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/08 20120101AFI20250520BHJP(計算;計数)
要約
【課題】工事現場の実情に則した施工計画を作成可能な施工管理システムを提供する。
【解決手段】施工管理システムは、施工計画を作成する施工計画サーバ20と、工事現場において、自律運転により動作する建設機械40を施工計画に応じて制御する建機管制システム30とを備える。施工計画サーバ20は、施工対象物の三次元モデルを施工ブロックに分割する施工ブロック作成部21Aと、各施工ブロックに施工順を設定する施工順設定部21Bと、施工ブロックを施工順にまとめた複数の施工エリアを三次元モデルに割り当てる施工エリア設定部21Cと、を備える。建機管制システム30は、施工エリアごとに建設機械40の自律運転を指示する管制部として機能する管理装置31を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
施工計画を作成するとともに、工事現場において、自律運転により動作する建設機械を前記施工計画に応じて制御する施工管理システムであって、
施工対象物の三次元モデルを、前記建設機械の作業能力、及び、前記施工対象物を構成する施工材料に応じて決定した形状の施工ブロックに分割する施工ブロック作成部と、
前記施工ブロックの配置に応じて、各施工ブロックに施工順を設定する施工順設定部と、
単位期間あたりに使用可能な前記建設機械の台数及び前記作業能力に応じて、前記施工ブロックを施工順にまとめた複数の施工エリアを前記三次元モデルに割り当てる施工エリア設定部と、
前記施工エリアごとに前記建設機械の自律運転を指示する管制部と、を備える
施工管理システム。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記施工ブロック作成部は、前記建設機械のうち前記施工材料を運搬する運搬装置の1台あたりの運搬能力と、前記施工材料の密度とに応じて、前記施工ブロックの体積を設定する
請求項1に記載の施工管理システム。
【請求項3】
前記施工ブロック作成部は、前記施工材料に応じて、前記施工ブロックの高さを設定する
請求項1または2に記載の施工管理システム。
【請求項4】
前記施工ブロック作成部は、前記建設機械のうち前記施工材料の敷均し及び締固めのうち少なくとも一方を行う建設機械の作業幅に応じて、前記施工ブロックの幅を設定する
請求項3に記載の施工管理システム。
【請求項5】
前記施工対象物における施工済み領域の品質データを取得する品質データ取得部をさらに備え、
前記施工ブロック作成部は、前記品質データに応じて、前記施工対象物における未施工領域に対応する位置に配置される前記施工ブロックの形状を調整する
請求項1に記載の施工管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の建設機械の自律運転によって施工を行う施工管理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車において、車載カメラやレーダなどによって自車両周辺の物体などを認識することで、その認識に基づいて自車両を走行させる自律運転が実用化されつつある。例えば、特許文献1には、工事現場で作業を行う建設機械において、自律運転を適用する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-61093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
工事現場において建設機械を自律運転させる場合、各建設機械の作業スケジュールは、予め設定された施工計画に応じて決定される。自律運転により動作する建設機械によって施工を行う場合には、より工事現場の実情に則した施工計画の作成が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する施工管理システムは、施工計画を作成するとともに、工事現場において、自律運転により動作する建設機械を前記施工計画に応じて制御する施工管理システムであって、施工対象物の三次元モデルを、前記建設機械の作業能力、及び、前記施工対象物を構成する施工材料に応じて決定した形状の施工ブロックに分割する施工ブロック作成部と、前記施工ブロックの配置に応じて、各施工ブロックに施工順を設定する施工順設定部と、単位期間あたりに使用可能な前記建設機械の台数及び前記作業能力に応じて、前記施工ブロックを施工順にまとめた複数の施工エリアを前記三次元モデルに割り当てる施工エリア設定部と、前記施工エリアごとに前記建設機械の自律運転を指示する管制部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、工事現場の実情に則した施工計画を作成できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、施工管理システムの構成の説明図である。
図2は、ハードウェア構成の説明図である。
図3は、施工計画サーバ及び建機管制システムの構成の説明図である。
図4は、施工計画の作成手順の説明図である。
図5は、施工対象物の三次元モデルの断面図である。
図6は、施工ブロックの模式図である。
図7は、施工ブロックに分割した状態の三次元モデルの層構成を表す模式図である。
図8は、施工ブロックに分割した状態の三次元モデルにおいて、水平方向に並ぶ複数の施工ブロックを含む1つの層の上面図である。
図9は、工事現場の平面図である。
図10は、施工手順の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1~図10を参照して、施工管理システムの一実施形態を説明する。施工管理システムは、施工計画の作成や建設機械(建機ともいう)の自律運転の制御などを担うコンピュータシステムである。施工管理システムでは、造成工事やダム工事などの土木工事を対象とする。本実施形態では、ダム工事における堤体盛土を施工対象物とする場合の施工管理システムの構成や動作について説明する。
【0009】
[全体構成]
施工管理システム1は、ユーザ端末10と、施工計画サーバ20と、建機管制システム30と、複数の建設機械40と、を備える。
【0010】
ユーザ端末10は、管理責任者などのユーザが用いるコンピュータ端末である。施工計画サーバ20は、施工計画の作成を担うコンピュータシステムである。建機管制システム30は、後述する複数の装置によって建設機械40の自律運転の制御を担うコンピュータシステムである。建機管制システム30は、自律運転により動作する建設機械40を施工計画に応じて制御する。
(【0011】以降は省略されています)
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