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公開番号
2025085904
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199606
出願日
2023-11-27
発明の名称
音声処理システム、音声処理方法、及び音声処理プログラム
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
3/12 20060101AFI20250530BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数のユーザーが同じスペースでそれぞれ個別に音声装置を使用して会話を行う場合の会話品質を向上させることが可能な音声処理システム、音声処理方法、及び音声処理プログラムを提供する。
【解決手段】音声処理システム100において、取得処理部111は、第1音声装置2のマイクに入力された第1音声を取得する。設定処理部114は、第1音声を他の一又は複数の第2音声装置2のスピーカーから出力させる機能を、第2音声装置2ごとに有効又は無効にする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
同一のスペースに配置された複数の音声装置の音声を制御する音声処理システムであって、
第1音声装置のマイクに入力された第1音声を取得する取得処理部と、
前記第1音声を他の一又は複数の第2音声装置のスピーカーから出力させる機能を、前記第2音声装置ごとに有効又は無効にする設定処理部と、
を備える音声処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記音声装置の種別を特定する特定処理部と、
前記設定処理部は、前記第2音声装置の前記種別に基づいて、前記第2音声装置の前記機能を有効又は無効にする、
請求項1に記載の音声処理システム。
【請求項3】
前記特定処理部は、前記音声装置が、使用時にユーザーの耳を塞ぐ密閉型であるか、又は、使用時にユーザーの耳を塞がない開放型であるかを判定し、
前記設定処理部は、前記第2音声装置が前記密閉型である場合に前記機能を有効にし、前記第2音声装置が前記開放型である場合に前記機能を無効にする、
請求項2に記載の音声処理システム。
【請求項4】
前記設定処理部は、前記第2音声装置の前記種別に基づいて、前記第2音声装置のスピーカーの信号レベルを設定する、
請求項2に記載の音声処理システム。
【請求項5】
前記設定処理部は、ユーザーの設定操作に応じて前記第2音声装置の前記機能を有効又は無効にする、
請求項1に記載の音声処理システム。
【請求項6】
前記設定処理部は、前記第2音声装置が接続された場合に、前記音声装置の識別情報と前記音声装置の前記種別とを関連付けて記憶する記憶部から、前記第2音声装置の識別情報に関連付けられた前記種別を取得し、取得した前記種別に基づいて、前記第2音声装置の前記機能を有効又は無効にする、
請求項2に記載の音声処理システム。
【請求項7】
前記第2音声装置が接続された場合において前記記憶部に前記第2音声装置の前記種別が記憶されていない場合に、前記第2音声装置の前記種別を問い合わせ、前記第2音声装置の前記種別を取得した場合に前記記憶部に記憶する、
請求項6に記載の音声処理システム。
【請求項8】
前記取得処理部は、前記スペースとは異なるスペースに配置された音声装置のマイクに入力された第2音声を取得し、
前記設定処理部は、前記第2音声装置のスピーカーから出力させる前記第1音声の信号レベルと、前記第2音声装置のスピーカーから出力させる前記第2音声の信号レベルとを合わせる、
請求項1に記載の音声処理システム。
【請求項9】
同一のスペースに配置された複数の音声装置の音声を制御する音声処理方法であって、
第1音声装置のマイクに入力された第1音声を取得することと、
前記第1音声を他の一又は複数の第2音声装置のスピーカーから出力させる機能を、前記第2音声装置ごとに有効又は無効にすることと、
を一又は複数のプロセッサーが実行する音声処理方法。
【請求項10】
同一のスペースに配置された複数の音声装置の音声を制御する音声処理プログラムであって、
第1音声装置のマイクに入力された第1音声を取得することと、
前記第1音声を他の一又は複数の第2音声装置のスピーカーから出力させる機能を、前記第2音声装置ごとに有効又は無効にすることと、
を一又は複数のプロセッサーに実行させるための音声処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数のユーザーが同じスペースでそれぞれ個別に音声装置を使用して会話を行う技術に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数のユーザーがそれぞれマイク及びスピーカーを備える音声装置を使用して会話を行うことが可能なシステムが知られている。例えば、複数台の音声装置(個人通話装置)と、会議スペースに設置され複数台の音声装置が同時にローカルネットワークにて接続可能なおハブ装置とを備え、ハブ装置が、接続済みの音声装置に対して、相互同時通話を可能とするグループ通話網を構築するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-037813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のユーザーが同じスペース(会議室など)において、それぞれ個別に音声装置を使用する場合、以下の問題が生じる。例えば、第1ユーザーがイヤホン型の音声装置を使用している場合、同じスペースにいる第2ユーザーが発話した音声は当該音声装置のスピーカーから再生されず、また当該音声装置によって耳が塞がれるため、第2ユーザーが発話した音声を聞き取り難くなる。また、第1ユーザーが卓上型の音声装置を使用している場合、同じスペースにいる第2ユーザーが発話した音声を直接聞き取ることができるにも関わらず自身の音声装置から第2ユーザーの音声が再生されることにより音声が二重に聞こえてしまう。このように、複数のユーザーが同じスペースでそれぞれ個別に音声装置を使用する場合、会話品質が低下する問題が生じる。
【0005】
本開示の目的は、複数のユーザーが同じスペースでそれぞれ個別に音声装置を使用して会話を行う場合の会話品質を向上させることが可能な音声処理システム、音声処理方法、及び音声処理プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の態様に係る音声処理システムは、同一のスペースに配置された複数の音声装置の音声を制御するシステムである。前記音声処理システムは、取得処理部と設定処理部とを備える。前記取得処理部は、第1音声装置のマイクに入力された第1音声を取得する。前記設定処理部は、前記第1音声を他の一又は複数の第2音声装置のスピーカーから出力させる機能を、前記第2音声装置ごとに有効又は無効にする。
【0007】
本開示の他の態様に係る音声処理方法は、同一のスペースに配置された複数の音声装置の音声を制御する方法であって、第1音声装置のマイクに入力された第1音声を取得することと、前記第1音声を他の一又は複数の第2音声装置のスピーカーから出力させる機能を、前記第2音声装置ごとに有効又は無効にすることと、を一又は複数のプロセッサーが実行する。
【0008】
本開示の他の態様に係る音声処理プログラムは、同一のスペースに配置された複数の音声装置の音声を制御するプログラムであって、第1音声装置のマイクに入力された第1音声を取得することと、前記第1音声を他の一又は複数の第2音声装置のスピーカーから出力させる機能を、前記第2音声装置ごとに有効又は無効にすることと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、複数のユーザーが同じスペースでそれぞれ個別に音声装置を使用して会話を行う場合の会話品質を向上させることが可能な音声処理システム、音声処理方法、及び音声処理プログラムを提供することできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施形態に係る音声処理システムの適用例を示す図である。
図2は、本開示の実施形態に係る音声処理システムの構成を示す図である。
図3Aは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用されるループバック登録情報の一例を示す図である。
図3Bは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用されるループバック登録情報の一例を示す図である。
図4は、本開示の実施形態に係る音声処理システムに表示されるループバック登録画面の一例を示す図である。
図5Aは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用されるループバック登録情報の一例を示す図である。
図5Bは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用されるループバック登録情報の一例を示す図である。
図6Aは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用される使用タイプ登録情報の一例を示す図である。
図6Bは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用される使用タイプ登録情報の一例を示す図である。
図7は、本開示の実施形態に係る音声処理システムに表示される使用タイプ登録画面の一例を示す図である。
図8Aは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用される使用タイプ登録情報の一例を示す図である。
図8Bは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用される使用タイプ登録情報の一例を示す図である。
図9Aは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用されるデバイス種別登録情報の一例を示す図である。
図9Bは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用されるデバイス種別登録情報の一例を示す図である。
図10は、本開示の実施形態に係る音声処理システムに表示されるデバイス種別登録画面の一例を示す図である。
図11Aは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用されるデバイス種別登録情報の一例を示す図である。
図11Bは、本開示の実施形態に係る音声処理システムで利用されるデバイス種別登録情報の一例を示す図である。
図12は、本開示の実施例1に係る音声処理装置の適用例を模式的に示す図である。
図13は、本開示の実施例1に係る音声処理装置において実行される音声制御処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図14は、本開示の実施例2に係る音声処理装置の適用例を模式的に示す図である。
図15は、本開示の実施例2に係る音声処理装置において実行される音声制御処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図16は、本開示の実施例3に係る音声処理装置の適用例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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