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公開番号
2025116382
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010780
出願日
2024-01-29
発明の名称
流体放出ユニット及び作業機械
出願人
鈴健興業株式会社
代理人
個人
主分類
B05B
15/60 20180101AFI20250801BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】粉塵の発生する領域を相応にカバー可能な流体放出を実現する流体放出ユニット及び作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械100のアーム体106に取付けられる流体放出ユニット130であって、アーム体106の先端部112Aの手前に配置され、先端部112Aに回動可能に支持される作業アタッチメント120の方向に流体放出方向を変更可能な放出ノズル140を備える。そして、流体放出ユニット130は、放出ノズル140に連通して支持する回転側ボディ138Bと回転側ボディ138Bを回転可能に支持する固定側ボディ138Aとを備えるスイベルジョイント構造体138と、第1支持部144Cと第1支持部144Cに直線移動可能に支持される第1可動部144Dとを備える第1電動直動機構144と、第1可動部144Dの直線移動を回転運動に変換し、回転側ボディ138Bを回転変位させる第1回転機構146と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業機械のアーム体に取付けられる流体放出ユニットであって、
前記アーム体の先端部の手前に配置され、該先端部に回動可能に支持される作業アタッチメントの方向に流体放出方向を変更可能な放出ノズルを備える
ことを特徴とする流体放出ユニット。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記放出ノズルに連通して支持する回転側ボディと該回転側ボディを回転可能に支持する固定側ボディとを備えるスイベルジョイント構造体と、第1支持部と該第1支持部に直線移動可能に支持される第1可動部とを備える第1電動直動機構と、該第1可動部の直線移動を回転運動に変換し、前記回転側ボディを回転変位させる第1回転機構と、を備える
ことを特徴とする流体放出ユニット。
【請求項3】
請求項2において、
前記回転側ボディには第1レバー部が設けられ、
前記第1回転機構は、前記第1可動部と前記第1レバー部とを連結する第1連結部を備える
ことを特徴とする流体放出ユニット。
【請求項4】
請求項1において、更に、
前記流体の放出量を制御する開閉弁を備える
ことを特徴とする流体放出ユニット。
【請求項5】
請求項4において、更に、
第2支持部と該第2支持部に直線移動可能に支持される第2可動部とを備える第2電動直動機構と、該第2可動部の直線移動を回転運動に変換し、前記開閉弁を開閉させる第2回転機構と、を備える
ことを特徴とする流体放出ユニット。
【請求項6】
請求項5において、
前記開閉弁の開閉軸には第2レバー部が設けられ、
前記第2回転機構は、前記第2可動部と前記第2レバー部とを連結する第2連結部を備える
ことを特徴とする流体放出ユニット。
【請求項7】
請求項1において、更に、
前記作業アタッチメントの方向を検出可能なセンサを備え、
該センサの出力信号に従い、前記放出ノズルの方向が制御される
ことを特徴とする流体放出ユニット。
【請求項8】
請求項1において、
前記流体は、水であることを特徴とする流体放出ユニット。
【請求項9】
請求項1において、
当該流体放出ユニットは、前記作業機械に向かって前記アーム体の側面側に取付けられる
ことを特徴とする流体放出ユニット。
【請求項10】
作業アタッチメントを回動可能に支持するアーム体を備える作業機械であって、
前記アーム体の先端部の手前に配置され、前記作業アタッチメントの方向に流体放出方向を変更可能な放出ノズルを備える流体放出ユニットを備える
ことを特徴とする作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は流体放出ユニット及び作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、土木作業や建設作業、解体作業に使用される作業機械が開示されている。特許文献1の作業機械では、作業アタッチメントのフレームに支持された散水ノズルで、作業アタッチメントの圧砕アーム(刃部)近傍を濡らす構成とされており、圧砕アームに実際に接触する対象物の部分に効率よく散水することができる。このため、節水をしながら、効率的に圧砕アームに実際に接触する対象物の部分の粉塵発生を防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-287214公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、粉塵は、圧砕アームに実際に接触する対象物の部分だけから発生するものではない。例えば、作業アタッチメントの外側が単に接触した部分から粉塵が発生したり、圧砕アームの接触した部分以外で生じた変形・破砕などで粉塵が発生したりする場合もある。つまり、特許文献1の散水ノズルによる散水範囲は狭すぎる場合もあり、粉塵の発生を効果的に低減できない場合も生じていた。
【0005】
そこで、本発明は、前記問題点を解決するべくなされたもので、粉塵の発生する領域を相応にカバー可能な流体放出を実現する流体放出ユニット及び作業機械を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、作業機械のアーム体に取付けられる流体放出ユニットであって、前記アーム体の先端部の手前に配置され、該先端部に回動可能に支持される作業アタッチメントの方向に流体放出方向を変更可能な放出ノズルを備えたことにより、前記課題を解決したものである。
【0007】
本発明では、作業機械のアーム体に取付けられる流体放出ユニットが、アーム体の先端部の手前に配置される。このため、ある程度流体を放出する範囲を広くすることが可能となる。そして、流体放出ユニットは、先端部に回動可能に支持される作業アタッチメントの方向に流体放出方向を変更可能な放出ノズルを備える。このため、流体を放出する範囲に作業アタッチメントが接触する対称物を含めることが可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、粉塵の発生する領域を相応にカバー可能な流体放出を実現する流体放出ユニット及び作業機械を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る流体放出ユニットをアーム体に取付けた作業機械の一例を示す模式図
図1の流体放出ユニットをアーム体に取付けるための構成の一例を示す模式図
図1の流体放出ユニットを示す斜視図(アーム体側やや前方側面からの図(A)、反アーム体側やや後方側面からの図(B))
図1の流体放出ユニットを示す模式図(反アーム体側側面図(A)、上面図(B)、アーム体側側面図(C))
図1の流体放出ユニットのブロック図
本発明の第2実施形態に係る流体放出ユニットのブロック図
本発明の第3実施形態に係る流体放出ユニットをアーム体に取付けた作業機械の一例を示す模式図
本発明の第4実施形態に係る作業アタッチメントの一例を示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態の一例を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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