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公開番号
2025086442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200400
出願日
2023-11-28
発明の名称
建物
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04H
1/02 20060101AFI20250602BHJP(建築物)
要約
【課題】洗濯終了後に洗濯物を運搬する作業を軽減することができる建物を提供する。
【解決手段】本発明の建物10は、建物10の内に設置され、建物10の一階1と二階2の間を昇降することが可能な洗濯装置5と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物であって、
前記建物内に設置され、前記建物の第1の階と、前記第1の階よりも上方に位置する第2の階との間を昇降することが可能な洗濯装置を備える、建物。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記建物内に設置され、前記洗濯装置が載置された状態で前記第1の階と前記第2の階との間を昇降する昇降台と、
前記昇降台が昇降可能な昇降台空間と、
前記昇降台空間のうち、前記第1の階側に位置する部分に設置された第1給水管及び第1排水管と、
前記昇降台空間のうち、前記第2の階側に位置する部分に設置された第2給水管及び第2排水管と、
前記昇降台が前記第1の階にある間、前記第1給水管及び前記第1排水管を前記洗濯装置に接続させ、且つ、前記昇降台が前記第2の階へ移動する際に、前記第1給水管及び前記第1排水管を前記洗濯装置から分離させる第1接続機構と、
前記昇降台が前記第2の階にある間、前記第2給水管及び前記第2排水管を前記洗濯装置に接続させ、且つ、前記昇降台が前記第1の階へ移動する際に、前記第2給水管及び前記第2排水管を前記洗濯装置から分離させる第2接続機構と、を備える、請求項1に記載の建物。
【請求項3】
前記建物内に設置され、前記洗濯装置が載置された状態で前記第1の階と前記第2の階との間を昇降する昇降台と、
前記昇降台が昇降可能な昇降台空間と、
前記昇降台空間内に配置され、前記洗濯装置に接続された給水管及び排水管と、を備え、
前記給水管及び前記排水管のそれぞれの、少なくとも一部分は、フレキシブルホースからなり、前記昇降台の昇降に伴って変形する、請求項1に記載の建物。
【請求項4】
前記昇降台空間内に設置され、前記昇降台を昇降させる動作を実施する昇降機構と、
前記昇降機構を制御して前記昇降台を昇降させる制御部と、を備え、
前記制御部は、予め設定された制御条件に基づいて前記昇降機構を制御する、請求項2に記載の建物。
【請求項5】
前記第1接続機構は、前記洗濯装置側に設けられた接続部と前記第1給水管及び前記第1排水管との接続に関する第1状態を、接続維持状態と接続解除状態との間で切り替えるために動作する第1切り替え部を備え、
前記第2接続機構は、前記接続部と前記第2給水管及び前記第2排水管との接続に関する第2状態を、接続維持状態と接続解除状態との間で切り替えるために動作する第2切り替え部を備え、
前記制御部は、前記昇降機構の制御に伴って、前記第1切り替え部及び前記第2切り替え部を制御して、前記第1状態及び前記第2状態を切り替える、請求項4に記載の建物。
【請求項6】
前記制御部は、
現時点が所定の第1時間帯にある間、前記昇降台が前記第1の階にない場合には、前記昇降機構を制御して前記昇降台を前記第1の階へ移動させ、前記昇降台が前記第1の階にある場合には、前記昇降台を前記第1の階に留まらせ、
現時点が所定の第2時間帯にある間、前記昇降台が前記第2の階にない場合には、前記昇降機構を制御することで、前記昇降台を前記第2の階へ移動させ、前記昇降台が前記第2の階にある場合には、前記昇降台を前記第2の階に留まらせる、請求項5に記載の建物。
【請求項7】
前記洗濯装置は、前記洗濯装置の運転状況に応じた信号を出力する信号出力部を備え、
前記制御部は、
前記信号出力部からの出力信号に基づいて、前記洗濯装置の前記運転状況を判定し、
前記昇降台が前記第1の階にあり、且つ前記洗濯装置の運転が終了したと判定した場合に、前記昇降機構を制御して前記昇降台を前記第2の階へ移動させる、請求項5に記載の建物。
【請求項8】
前記昇降台には、前記洗濯装置以外の水利用機器が、前記洗濯装置とともに載置され、
前記昇降台空間には、前記洗濯装置及び前記水利用機器の双方に対して着脱可能な状態で前記双方に接続される給水管及び排水管が配置されている、請求項2又は3に記載の建物。
【請求項9】
前記第1の階又は前記第2の階に設けられ、前記洗濯装置から取り出された洗濯物を干して乾燥させるスペースを備え、
前記昇降台空間は、前記スペースが設けられた階において、前記スペースと隣接している、請求項2又は3に記載の建物。
【請求項10】
前記建物内に設置され、前記第1の階と、前記第2の階との間を昇降することが可能な浴室ユニットをさらに備える、請求項1に記載の建物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に係り、特に、屋内に洗濯装置が設置された複数階建ての建物に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
複数階建ての建物内にて洗濯装置を設置する場合に、特許文献1に示すように、洗濯機(洗濯装置)を一階に設置することがある。また、特許文献1に記載の建物では、洗濯装置にて洗濯された衣類(洗濯物)を干すための空間としてのバルコニーが、二階に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-123822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の建物では、洗濯機による洗濯の終了後、洗濯機から洗濯物を取り出し、取り出した洗濯物を一階の洗濯機から二階のバルコニーまで運搬してバルコニーにて干すことになる。このような洗濯後の一連の作業、特に、洗濯物を階間で運ぶ作業は、作業者にとって負担が大きい作業である。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、以上に示す課題を解決することを目的とする。具体的には、本発明は、洗濯終了後に洗濯物を運搬する作業を軽減することができる建物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を達成するために、本発明の建物は、建物の内に設置され、建物の第1の階と、第1の階よりも上方に位置する第2の階との間を昇降することが可能な洗濯装置を備えることを特徴とする。
上記のように構成された本発明の建物では、洗濯装置が建物内において階間を移動(昇降)することができるため、洗濯終了後に階間にて洗濯物を人手で運ぶ手間を省くことができる。
【0007】
また、本発明の建物は、建物内に設置され、第1の階と第2の階との間を昇降する昇降台と、昇降台が昇降可能な昇降台空間と、昇降台空間のうち、第1の階側に位置する部分に設置された第1給水管及び第1排水管と、昇降台空間のうち、第2の階側に位置する部分に設置された第2給水管及び第2排水管とを備えてもよい。この場合、本発明の建物は、昇降台が第1の階にある間、第1給水管及び第1排水管を洗濯装置に接続させ、且つ、昇降台が第2の階へ移動する際に、第1給水管及び第1排水管を洗濯装置から分離させる第1接続機構と、昇降台が第2の階にある間、第2給水管及び第2排水管を洗濯装置に接続させ、且つ、昇降台が第1の階へ移動する際に、第2給水管及び第2排水管を洗濯装置から分離させる第2接続機構と、を備えると好適である。
上記の構成によれば、洗濯装置が第1の階及び第2の階のうち、いずれの階に位置する場合にも、洗濯装置への給水、及び、洗濯装置からの排水を適切に実施することができる。
【0008】
また、本発明の建物は、建物内に設置され、洗濯装置が載置された状態で第1の階と第2の階との間を昇降する昇降台と、昇降台が昇降可能な昇降台空間を、備え、昇降台空間内に配置され、洗濯装置に接続された給水管及び排水管を備えてもよい。この場合、給水管及び排水管のそれぞれの、少なくとも一部分は、フレキシブルホースからなり、昇降台の昇降に伴って変形すると好適である。
上記の構成によれば、昇降台及び洗濯装置が昇降した場合にも、洗濯装置に給水管及び排水管が接続された状態を維持することができる。これにより、洗濯装置が第1の階及び第2の階のうち、いずれの階に位置する場合にも、洗濯装置への給水、及び、洗濯装置からの排水を適切に実施することができる。
【0009】
また、本発明の建物は、昇降台空間内に設置され、昇降台を昇降させる動作を実施する昇降機構と、昇降機構を制御して昇降台を昇降させる制御部と、を備えてもよい。この場合、制御部は、予め設定された制御条件に基づいて昇降機構を制御するとよい。
上記のように構成された本発明の建物では、昇降台を昇降させるタイミング、及び、各時点での昇降台の位置を、建物内における人の行動傾向等を踏まえて適切に設定することができる。
【0010】
また、本発明の建物において、第1接続機構は、洗濯装置側に設けられた接続部と第1給水管及び第1排水管との接続に関する第1状態を、接続維持状態と接続解除状態との間で切り替えるために動作する第1切り替え部を備えてもよい。また、第2接続機構は、接続部と第2給水管及び第2排水管との接続に関する第2状態を、接続維持状態と接続解除状態との間で切り替えるために動作する第2切り替え部を備え、制御部は、昇降機構の制御に伴って、第1切り替え部及び第2切り替え部を制御して、第1状態及び第2状態を切り替えるとよい。
上記のように構成された本発明の建物では、昇降台が第1の階と第2の階との間を移動(昇降)した場合、移動後の位置にて洗濯装置への給水、及び洗濯装置からの排水を適切に実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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