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公開番号
2025086670
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200833
出願日
2023-11-28
発明の名称
ラミネートシステム及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B29C
63/02 20060101AFI20250602BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】ラミネート処理における不良が連続して発生することを防ぐ。
【解決手段】ラミネートシステム1は、用紙上に画像を形成する画像形成部13と、画像形成部13の下流に設けられ、用紙にフィルムFをラミネート処理するラミネート部23と、ジョブの実行前において、画像を形成していない用紙、または画像形成部13によりジョブの画像とは異なるテスト画像を形成した用紙を、ラミネート部23によりラミネート処理するテストラミネート処理を実行する制御部11と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の下流に設けられ、用紙にフィルムをラミネート処理するラミネート部と、
ジョブの実行前において、画像を形成していない用紙、または前記画像形成部により前記ジョブの画像とは異なるテスト画像を形成した用紙を、前記ラミネート部によりラミネート処理するテストラミネート処理を実行する制御部と、
を備えるラミネートシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記テストラミネート処理において、前記画像形成部により形成される画像における印字率を変化させる請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項3】
前記制御部は、前記テストラミネート処理において、前記ジョブの画像における最大印字率、及び最小印字率の少なくとも一方で前記画像形成部により前記用紙上に画像を形成する請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項4】
前記テスト画像は、色調調整を行うためのパターン画像を含む請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項5】
前記制御部は、前記ジョブが前記ラミネート処理を含む場合に、前記テストラミネート処理を実行する請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項6】
前記画像形成部に用紙を給紙する給紙部を備え、
前記制御部は、前回実行したジョブに使用された用紙とは異なる種類、または特性である用紙が前記給紙部に収納されている場合に、前記テストラミネート処理を実行する請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項7】
前記給紙部に収納されている用紙の特性を検知するメディア検知部を備え、
前記制御部は、前記メディア検知部により検知された用紙の特性が、前記テストラミネート処理において不良が発生しなかった用紙の特性と異なる場合、または前記メディア検知部により検知された用紙の特性に基づいて判定した用紙の種類が、前記テストラミネート処理において不良が発生しなかった用紙の種類と異なる場合、前記テストラミネート処理を実行する請求項6に記載のラミネートシステム。
【請求項8】
前記制御部は、前回のジョブ実行後に、前記給紙部に収納されている用紙が交換された場合に、前記テストラミネート処理を実行する請求項6に記載のラミネートシステム。
【請求項9】
前記制御部は、前記ラミネート部による前回のラミネート処理後から所定時間経過している場合に、前記テストラミネート処理を実行する請求項1に記載のラミネートシステム。
【請求項10】
前記ラミネート部は、前記ラミネート部にフィルムが装着されたことを検知するフィルム検知部を備え、
前記制御部は、前回のジョブ実行後において、前記フィルム検知部によりフィルムの装着が検知された場合に、前記テストラミネート処理を実行する請求項1に記載のラミネートシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラミネートシステム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷物に対して透明樹脂フィルムを被覆するラミネート装置が利用されている。例えば、特許文献1には、画像形成装置に接続されており、上流側から順次搬送されるシートに対し、接着層を有するフィルムを重ねてラミネートするラミネート装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平05-338039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のラミネート装置におけるラミネート処理では、フィルムにしわが発生したり、シートとフィルムの間に気泡が混入したりすることによる不良が発生する場合がある。さらには、当該ラミネート処理における不良の原因が画像形成後の用紙の状態(用紙の特性等)、ラミネート処理に使用されるフィルムの状態、ラミネート装置が設置されている環境等である場合、当該不良が連続して発生する可能性がある。
【0005】
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、ラミネート処理における不良が連続して発生することを防ぐことができるラミネートシステム及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のラミネートシステムは、
用紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の下流に設けられ、用紙にフィルムをラミネート処理するラミネート部と、
ジョブの実行前において、画像を形成していない用紙、または前記画像形成部により前記ジョブの画像とは異なるテスト画像を形成した用紙を、前記ラミネート部によりラミネート処理するテストラミネート処理を実行する制御部と、
を備える。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のラミネートシステムにおいて、
前記制御部は、前記テストラミネート処理において、前記画像形成部により形成される画像における印字率を変化させる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のラミネートシステムにおいて、
前記制御部は、前記テストラミネート処理において、前記ジョブの画像における最大印字率、及び最小印字率の少なくとも一方で前記画像形成部により前記用紙上に画像を形成する。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のラミネートシステムにおいて、
前記テスト画像は、色調調整を行うためのパターン画像を含む。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のラミネートシステムにおいて、
前記制御部は、前記ジョブが前記ラミネート処理を含む場合に、前記テストラミネート処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)
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