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公開番号2025086947
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201239
出願日2023-11-29
発明の名称回転電機
出願人株式会社豊田自動織機
代理人弁理士法人ぱてな
主分類H02K 3/44 20060101AFI20250603BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】コイルの冷却効率の向上に寄与できる回転電機を提供する。
【解決手段】回転電機3におけるステータ21は、円筒状のヨーク39及び複数のティース43を有し、ヨーク39の周方向で隣り合うティース43の間にスロット47が区画されたステータコア27と、ティース43に巻回されたコイル31と、ステータコア27とコイル31とを樹脂でモールド成形した樹脂モールド部35と、を有する。スロット47には、ヨーク39の径方向に開口するスロット開口48を塞ぐ柱状の絶縁部材33が配置されている。スロット47内において、絶縁部材33とコイル31との間に樹脂モールド部35が設けられることによって、絶縁部材33とコイル31とが離間配置される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸と、
前記回転軸に固定されるとともに前記回転軸と一体に回転するロータと、
前記ロータの外側に配置され、円筒状のヨーク、及び、前記ヨークの内周面から前記ロータに向けて突出する複数のティースを有し、前記ヨークの周方向で隣り合う前記ティースの間にスロットが区画されたステータコアと、前記ティースに巻回されたコイルと、前記ステータコアと前記コイルとを樹脂でモールド成形した樹脂モールド部と、を有するステータと、
前記回転軸、前記ロータ及び前記ステータを収容するハウジングと、を備える回転電機であって、
前記スロットには、前記スロットが前記ロータに向けて前記ヨークの径方向に開口するスロット開口を塞ぐ柱状の絶縁部材が配置され、
前記スロット内において、前記絶縁部材と前記コイルとの間に前記樹脂モールド部が設けられることによって、前記絶縁部材と前記コイルとが離間配置されることを特徴とする回転電機。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記スロット内において、前記径方向における前記絶縁部材と前記コイルとの間の前記樹脂モールド部の最小厚さは、前記径方向における前記絶縁部材の最大厚さよりも薄い請求項1記載の回転電機。
【請求項3】
前記絶縁部材は、前記ヨークの軸方向に延在し、内部に前記樹脂モールド部が設けられている軸方向延在路と、前記軸方向延在路から分岐して前記コイルに向けて開口し、内部に前記樹脂モールド部が設けられている分岐路と、を有している請求項1又は2記載の回転電機。
【請求項4】
前記絶縁部材は、前記スロット内において、前記コイルに向けて突出し、前記ヨークの軸方向に並ぶ複数の突出部と、各前記突出部を前記軸方向に各々が貫通し、内部に前記樹脂モールド部が設けられている複数の貫通路と、を有し、
各前記貫通路の間から前記コイルに向けて前記樹脂がモールドされている請求項1又は2記載の回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は回転電機に関する。
続きを表示(約 800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の回転電機が開示されている。この回転電機は、回転軸と、ロータと、ステータと、これら回転軸、ロータ及びステータを収容するハウジングと、を備えている。
【0003】
ロータは、回転軸に固定されるとともに、回転軸と一体に回転する。ステータは、ロータの外側に配置されたステータコアと、コイルと、樹脂モールド部と、を有している。
【0004】
ステータコアは、円筒状のヨークと、ヨークの内周面からロータに向けて突出する複数のティースと、を有している。周方向で隣り合う各ティースの間にはスロットが形成されている。
【0005】
コイルは、ティースに巻回されている。
【0006】
樹脂モールド部は、ステータコアとコイルとを樹脂でモールド成形している。
【0007】
この回転電機では、樹脂モールド部の内側にコイルを封止するとともに、樹脂モールド部によってステータコアに対してコイルを固定している。また、この回転電機では、コイル全体ではなく、コイルを部分的に樹脂モールド部で覆うことによって、コイルの冷却効率を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2018-29419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、回転電機においては、放熱効率を高めるために、コイルの冷却効率をさらに向上させることが望まれている。
【0010】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、コイルの冷却効率の向上に寄与できる回転電機を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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