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公開番号
2025088966
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203846
出願日
2023-12-01
発明の名称
車載給電システム
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250605BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】車載給電システムにおいて、車両の種類や仕様に応じて交流給電口の数や定格電圧が変化しても双方向充電器の共通化を図る。
【解決手段】充電口INと、双方向充電器2と、交流給電口OUTと、外部電源側配線Lpから入力される交流電力を交流給電口OUT、out1、out2に分配する電力分配回路と、漏電検出器ELとを備える分電盤3と、双方向充電器2の動作を制御する制御部4とを備えて車載給電システム1を構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
充電口と、
前記充電口に接続される外部電源側配線、及び、車載バッテリ側配線に接続され、外部電源から前記充電口及び前記外部電源側配線を介して入力される交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を前記車載バッテリ側配線を介して車載バッテリに供給する、または、前記車載バッテリから前記車載バッテリ側配線を介して入力される直流電力を交流電力に変換し、その交流電力を前記外部電源側配線に供給する双方向充電器と、
交流給電口と、
前記外部電源側配線から入力される交流電力を前記交流給電口に分配する電力分配回路と、漏電を検出する漏電検出器とを備える分電盤と、
前記双方向充電器の動作を制御する制御部と、
を備える車載給電システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車載給電システムであって、
複数の前記交流給電口を備え、
前記電力分配回路は、前記外部電源側配線から入力される交流電力を前記複数の交流給電口に分配し、
前記分電盤は、前記複数の交流給電口にそれぞれ対応する電圧検出部または電流検出部を備える
車載給電システム。
【請求項3】
請求項1に記載の車載給電システムであって、
複数の前記交流給電口を備え、
前記分電盤は、前記複数の交流給電口と前記外部電源側配線または前記充電口との間に接続される複数の遮断スイッチを備える
車載給電システム。
【請求項4】
請求項1に記載の車載給電システムであって、
前記充電口は、前記分電盤を介して前記外部電源側配線に接続されている
車載給電システム。
【請求項5】
請求項1に記載の車載給電システムであって、
複数の前記交流給電口と、
前記充電口から入力される電圧を検出する充電電圧検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記充電口から入力される交流電力を、前記複数の交流給電口のうち、前記充電電圧検出部により検出される電圧に対応する前記交流給電口に供給する
車載給電システム。
【請求項6】
請求項1に記載の車載給電システムであって、
第1及び第2交流給電口を備え、
前記分電盤は、前記充電口から入力される外部入力交流電圧を変換後交流電圧に変換する電圧変換回路を備え、
前記電力分配回路は、前記外部入力交流電圧を前記第1交流給電口に出力するとともに、前記電圧変換回路から出力される前記変換後交流電圧を前記第2交流給電口に出力する
車載給電システム。
【請求項7】
請求項1に記載の車載給電システムであって、
第1及び第2交流給電口を備え、
前記双方向充電器は、前記外部電源側配線から入力される直流電力を交流電力に変換して前記車載バッテリに供給するとともに、前記車載バッテリから出力される直流電力を第1及び第2交流電力に変換して前記外部電源側配線に供給し、
前記電力分配回路は、前記外部電源側配線から入力される前記第1交流電力を前記第1交流給電口に供給するとともに、前記外部電源側配線から入力される前記第2交流電力を前記第2交流給電口に供給する
車載給電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載給電システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車載給電システムとして、外部電源から出力される交流電力を直流電力に変換して車載バッテリに供給したり、車載バッテリから出力される直流電力を交流電力に変換して電化製品などが接続される交流給電口(アウトレット)に供給したりする双方向充電器を備えるものがある。関連する技術として、特許文献1、2がある。
【0003】
ところで、車両の種類や仕様に応じて交流給電口の数や定格電圧が変化する場合、双方向充電器の構成が変化してしまう。例えば、交流給電口の数や定格電圧を増加させると、双方向充電器内の電力分配回路や漏電検出器で使用される部品を増やしたり他の部品に交換したりする必要がある。
【0004】
そのため、上記車載給電システムにおいて、交流給電口の数や定格電圧が変化する場合では、双方向充電器の構成が変化するため、双方向充電器の共通化が図れなくなってしまうという懸念がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-74231号公報
特開2023-115582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一側面に係る目的は、車載給電システムにおいて、車両の種類や仕様に応じて交流給電口の数や定格電圧が変化しても双方向充電器の共通化を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一つの形態である車載給電システムは、充電口と、前記充電口に接続される外部電源側配線、及び、車載バッテリ側配線に接続され、外部電源から前記充電口及び前記外部電源側配線を介して入力される交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を前記車載バッテリ側配線を介して車載バッテリに供給する、または、前記車載バッテリから前記車載バッテリ側配線を介して入力される直流電力を交流電力に変換し、その交流電力を前記外部電源側配線に供給する双方向充電器と、交流給電口と、前記外部電源側配線から入力される交流電力を前記交流給電口に分配する電力分配回路と、漏電を検出する漏電検出器とを備える分電盤と、前記双方向充電器の動作を制御する制御部とを備える。
【0008】
このように、電力分配回路や漏電検出器を双方向充電器ではなく分電盤に備えることにより、交流給電口の数や定格電圧が変化することで電力分配回路や漏電検出器の構成が変化しても、双方向充電器の構成を変える必要がないため、双方向充電器の共通化を図ることができる。
【0009】
また、上記車載給電システムは、複数の前記交流給電口を備え、前記電力分配回路は、前記外部電源側配線から入力される交流電力を前記複数の交流給電口に分配し、前記分電盤は、前記複数の交流給電口にそれぞれ対応する電圧検出部または電流検出部を備えるように構成してもよい。
【0010】
これにより、電圧検出部により検出される電圧または電流検出部により検出される電流に基づいて、交流給電口毎に過電圧異常または過電流異常が生じているか否かを判断することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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