TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025083222
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196992
出願日
2023-11-20
発明の名称
駆動ユニット
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
11/215 20160101AFI20250523BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】レゾルバでの検出信号を電力制御装置に送る配線の長さを短くできる、駆動ユニットを提供する。
【解決手段】モータMG(例えば、第1モータMG1、第2モータMG2)及びギヤ(例えば、ドライブギヤ26、ドリブンギヤ28、ファイナルギヤ32、デフ34、リダクションギヤ36、動力分割機構40)を含む駆動装置であるトランスアクスル82と、モータMGが授受する電力を制御するPCU54(=電力制御装置54)と、が同一のケース18内に収容された、駆動ユニット80であって、モータMGの回転センサであるレゾルバ90(例えば、第1レゾルバ92、第2レゾルバ94)から電力制御装置54にレゾルバ90での検出信号を送る配線であるワイヤハーネス96は、ケース18内のみに配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モータ及びギヤを含む駆動装置と、前記モータが授受する電力を制御する電力制御装置と、が同一のケース内に収容された、駆動ユニットであって、
前記モータの回転センサであるレゾルバから前記電力制御装置に前記レゾルバでの検出信号を送る配線は、前記ケース内のみに配置されている
ことを特徴とする駆動ユニット。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記ケースは、第1ケース部、第2ケース部、第3ケース部、及び第4ケース部を有し、
前記第1ケース部は、有底筒状の部材であり、
前記第2ケース部は、箱状の上部及び筒状の下部を有し、前記上部と前記下部との境界は共通の隔壁であり、前記第1ケース部の開口部と前記下部の一方の開口部とが互いに塞がれるように締め具で連結され、且つ前記上部が開口部を有する部材であり、
前記第3ケース部は、前記第2ケース部における前記下部の他方の開口部を塞ぐように締め具で連結された部材であり、
前記第4ケース部は、前記第2ケース部における前記上部の開口部を塞ぐように締め具で連結された部材であり、
前記電力制御装置は、前記第2ケース部における前記上部内に収容され、
前記レゾルバ及び前記配線は、前記第2ケース部内のみに配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動ユニット。
【請求項3】
前記第1ケース部の開口部と前記下部の一方の開口部とが互いに塞がれるように締め具で連結され且つ前記第3ケース部が前記下部の他方の開口部を塞ぐように締め具で連結されたことで、前記下部の内部は、前記モータが収容されたモータ室と、前記ギヤが収容されたギヤ室と、に分離され、
前記レゾルバは、前記モータ室内に配置され、
前記配線は、前記モータ室内から前記ギヤ室内を経て前記上部内に収容された前記電力制御装置に接続されている
ことを特徴とする請求項2に記載の駆動ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
モータ及びギヤを含む駆動装置と、そのモータが授受する電力を制御する電力制御装置と、が同一のケース内に収容された、駆動ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
モータ及びギヤを含む駆動装置と、そのモータが授受する電力を制御する電力制御装置と、が同一のケース内に収容された、駆動ユニットが知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-152851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、動力源として機能するモータが脱調しないように、モータの回転状態が回転センサであるレゾルバで検出され、検出されたモータの回転状態に応じたモータの回転制御が電力制御装置により実行される。レゾルバはケースにおけるケース内側に固定されている。一般的に、レゾルバでの検出信号を電力制御装置に送る配線は、レゾルバがケースに固定された位置付近からケース外に引き出されてケース外に配置された後に、電力制御装置を収容するケース内に引き入れられる。しかし、このように配線がケース外に配置される場合には、配線の長さが長くなってしまい、例えば駆動ユニットの車両への搭載性(=搭載のしやすさ)の悪化や駆動ユニットのコスト上昇を招いてしまうおそれがあった。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、レゾルバでの検出信号を電力制御装置に送る配線の長さを短くできる、駆動ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、モータ及びギヤを含む駆動装置と、前記モータが授受する電力を制御する電力制御装置と、が同一のケース内に収容された、駆動ユニットであって、前記モータの回転センサであるレゾルバから前記電力制御装置に前記レゾルバでの検出信号を送る配線は、前記ケース内のみに配置されていることにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の駆動ユニットによれば、前記モータの回転センサであるレゾルバから前記電力制御装置に前記レゾルバでの検出信号を送る配線は、前記ケース内のみに配置されている。レゾルバでの検出信号を送る配線をケース外に配置する場合に比較して、ケース内のみに配置した場合には、配線の長さを短くすることができる。これにより、例えば駆動ユニットの車両への搭載性の向上や駆動ユニットのコスト上昇の抑制が図られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る駆動ユニットのトランスアクスルの構成を説明する図である。
本発明の実施例に係る駆動ユニットのPCU等の電気的構成の一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の実施例に係る駆動ユニット80のトランスアクスル82の構成を説明する図である。駆動ユニット80は、車両10を走行させる駆動ユニットである。なお、図1では、トランスアクスル82が骨子図で示されているが、この骨子図は、トランスアクスル82における各構成部材相互の相対的な配置位置の概略を表すように図示されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
5日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池
8日前
トヨタ自動車株式会社
電池
12日前
トヨタ自動車株式会社
電池
4日前
トヨタ自動車株式会社
電池
12日前
トヨタ自動車株式会社
電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池
15日前
トヨタ自動車株式会社
車両
11日前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
電池
10日前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
製造装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
剥離装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
ドローン
2日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン
2日前
トヨタ自動車株式会社
予測方法
3日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
関節機構
3日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
12日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
15日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電セル
15日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
1日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
15日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
5日前
続きを見る
他の特許を見る