TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025086987
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201317
出願日
2023-11-29
発明の名称
管理装置、管理方法、及びプログラム
出願人
旭化成メディカル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G16H
70/20 20180101AFI20250603BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】看護士による患者の病状の監視状況を適切に把握することができ、安全な医療体制を確保することのできる管理装置、管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】医療従事者と患者との距離に関する情報、及び/又は、前記医療従事者が前記患者側に向いている時間に関する情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した情報に基づいて、前記患者の監視状態を示す監視スコアを評価する評価部と、を有する、管理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
医療従事者と患者との距離に関する情報、及び/又は、前記医療従事者が前記患者側に向いている時間に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報に基づいて、前記患者の監視状態を示す監視スコアを評価する評価部と、を有する、
管理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記評価部は、前記取得部が取得した情報に基づいて前記医療従事者が前記患者を監視しているか否か判断し、当該判断結果に基づいて前記監視スコアを評価する、
請求項1記載の管理装置。
【請求項3】
前記評価部は、前記医療従事者と前記患者との距離に関する情報が示す距離が所定値未満の場合、又は、前記患者側に向いている時間に関する情報が示す時間が所定値より大きい場合に、前記医療従事者が前記患者を監視していると判断する、
請求項2記載の管理装置。
【請求項4】
前記監視スコアと閾値との比較結果に基づいて、監視状態に関するアラートを出力する出力部をさらに有する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項5】
前記患者ごと又は前記患者が位置する所定の区画ごとに、前記閾値を設定する閾値設定部をさらに有する、
請求項4に記載の管理装置。
【請求項6】
前記閾値設定部は、前記患者の医療情報に基づいて、前記患者ごとに前記閾値を設定する、
請求項5に記載の管理装置。
【請求項7】
前記評価部は、前記距離に関する情報、及び/又は、前記時間に関する情報に基づいて、前記医療従事者が前記患者を監視していると判断できるときに前記監視スコアを増加させ、前記医療従事者が前記患者を監視していると判断できないときに前記監視スコアを減少させることで、前記監視スコアを評価する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項8】
前記監視スコアと閾値との比較結果に基づいて、監視状態に関するアラートを出力する出力部をさらに有し、
前記出力部は、前記監視スコアが第1閾値未満となったときに、前記監視状態に関するアラートとして第1アラートを出力する、
請求項7に記載の管理装置。
【請求項9】
前記出力部は、前記監視スコアが前記第1閾値よりも大きい第2閾値未満となった状態が所定時間以上継続したときに、前記監視状態に関するアラートとして前記第1アラートとは異なる第2アラートを出力する、
請求項8に記載の管理装置。
【請求項10】
前記監視スコアを出力する出力部をさらに有し、
前記出力部は、前記監視スコアを時系列データとして出力する、
請求項1に記載の管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置、管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
入院病棟では、多数の患者が入院して治療やケアを受けている。入院病棟には患者用のベッドや病室、看護ステーションがあり、各フロアやエリアごとに医師や看護士などの医療スタッフが配置されていて、患者の健康状態を管理し、治療を提供するための施設が整っている。
【0003】
看護士をまとめる立場の看護士リーダーには、入院病棟のフロア全体の状況をリアルタイムに把握し続け、全体最適を考えて各看護士の業務の采配をすることが求められるが、その判断の負担は大きい。特に、目が行き届かない広いフロアにおいて、看護配置の偏りがないように采配することは容易ではなく、看護采配の偏りが生じると患者の健康状態を管理に影響する。
【0004】
特許文献1には、不測のナースコールが多発した場合であっても、看護士という人的リソースの不足を解消して看護業務を適切に行えるようにすることを目的として、単位時間の間に不測のナースコールが多発し、例えばその発生回数が所定の閾値を超えたときに、そのことを履歴情報に基づいて検出して看護士の派遣要請メッセージを出力することにより、看護士の派遣を促し、人的リソースの不足を解消して看護業務を適切に行えるようにする看護士派遣管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-119868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ナースコールの多発への対応よりも、本質的には、患者の健康状態を管理するために看護士による病状の監視を可能にすることが求められる。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、看護士による患者の監視状況を適切に把握することができ、安全な医療体制を確保することのできる管理装置、管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
〔1〕
医療従事者と患者との距離に関する情報、及び/又は、前記医療従事者が前記患者側に向いている時間に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した情報に基づいて、前記患者の監視状態を示す監視スコアを評価する評価部と、を有する、
管理装置。
〔2〕
前記評価部は、前記取得部が取得した情報に基づいて前記医療従事者が前記患者を監視しているか否か判断し、当該判断結果に基づいて前記監視スコアを評価する、
〔1〕に記載の管理装置。
〔3〕
前記評価部は、前記医療従事者と前記患者との距離に関する情報が示す距離が所定値未満の場合、又は、前記患者側に向いている時間に関する情報が示す時間が所定値より大きい場合に、前記医療従事者が前記患者を監視していると判断する、
〔2〕に記載の管理装置。
〔4〕
前記監視スコアと閾値との比較結果に基づいて、監視状態に関するアラートを出力する出力部をさらに有する、
〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の管理装置。
〔5〕
前記患者ごと又は前記患者が位置する所定の区画ごとに、前記閾値を設定する閾値設定部をさらに有する、
〔4〕に記載の管理装置。
〔6〕
前記閾値設定部は、前記患者の医療情報に基づいて、前記患者ごとに前記閾値を設定する、
〔5〕に記載の管理装置。
〔7〕
前記評価部は、前記距離に関する情報、及び/又は、前記時間に関する情報に基づいて、前記医療従事者が前記患者を監視していると判断できるときに前記監視スコアを増加させ、前記医療従事者が前記患者を監視していると判断できないときに前記監視スコアを減少させることで、前記監視スコアを評価する、
〔1〕~〔6〕のいずれか一項に記載の管理装置。
〔8〕
前記監視スコアと閾値との比較結果に基づいて、監視状態に関するアラートを出力する出力部をさらに有し、
前記出力部は、前記監視スコアが第1閾値未満となったときに、前記監視状態に関するアラートとして第1アラートを出力する、
〔7〕に記載の管理装置。
〔9〕
前記出力部は、前記監視スコアが前記第1閾値と第2閾値との間となった状態が所定時間以上継続したときに、前記監視状態に関するアラートとして前記第1アラートとは異なる第2アラートを出力する、
〔8〕に記載の管理装置。
〔10〕
前記監視スコアを出力する出力部をさらに有し、
前記出力部は、前記監視スコアを時系列データとして出力する、
〔1〕~〔9〕のいずれか一項に記載の管理装置。
〔11〕
複数の患者を監視対象とする場合に、
前記評価部は、医療従事者と最も距離の近い患者について、前記監視スコアを評価する、
〔1〕~〔10〕のいずれか一項に記載の管理装置。
〔12〕
複数の患者を監視対象とする場合に、
前記評価部は、前記医療従事者の向いている方向にいる複数の前記患者について、前記監視スコアを評価する、
〔1〕~〔11〕のいずれか一項に記載の管理装置。
〔13〕
前記医療従事者の業務予定に応じて、個別の前記患者ごと又は所定の区画ごとに、将来の前記監視スコアを予測する予測部をさらに有する、
〔1〕~〔12〕のいずれか一項に記載の管理装置。
〔14〕
前記予測部は、前記監視スコアが第3閾値未満となった状態となる時間帯を予測する、
〔13〕に記載の管理装置。
〔15〕
管理装置が、
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、医療従事者による患者の監視状況を適切に把握することができ、安全な医療体制を確保することのできる管理装置、管理方法、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態の管理システムの一例を示す概略図である。
本実施形態の管理装置の構成の一例を示す概略図である。
監視状態を説明するための概略図である。
監視スコアを時系列で示した図である。
監視データの構成の一例を示す概略図である。
患者データの構成の一例を示す概略図である。
看護士データの構成の一例を示す概略図である。
監視スコアの予測を説明するための概略図である。
本実施形態の管理装置が実行する管理方法の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の管理装置が実行する管理方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
支援システム
1か月前
個人
管理装置
22日前
個人
対話システム
22日前
個人
情報システムおよび方法
2か月前
エムスリー株式会社
媒体
4か月前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置
13日前
株式会社M-INT
情報処理システム
2か月前
ゾーン株式会社
コンピュータシステム
1か月前
大王製紙株式会社
作業管理システム
2か月前
富士電機株式会社
食事管理システム
3か月前
株式会社サンクスネット
情報提供システム
29日前
株式会社 137
健康観察管理システム
28日前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置及び調剤システム
13日前
西川株式会社
サービス出力システム
26日前
合同会社フォース
オンライン診療システム
2か月前
二九精密機械工業株式会社
健康管理要素評価支援システム
6日前
株式会社エフアンドエフ
在宅健康チェックシステム
1か月前
HITOTSU株式会社
手術管理システム1
2か月前
株式会社ジーシー
予測方法および予測システム
27日前
株式会社メディファーム
代替候補品目付き相互作用禁忌DB
2か月前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
2か月前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
2か月前
大和ハウス工業株式会社
健康リスク推定システム
15日前
大和ハウス工業株式会社
健康リスク推定システム
15日前
株式会社HJ Link‐do
オンライン診療システム
2か月前
富士通株式会社
敗血症の診断および予測
3か月前
大和ハウス工業株式会社
推定装置、及び推定方法
2か月前
国立大学法人千葉大学
センサシステム
3か月前
JFEスチール株式会社
禁煙支援方法
3か月前
株式会社ノアコンツェル
服薬支援システム
2か月前
アークレイ株式会社
測定システム
2か月前
アークレイ株式会社
測定システム
2か月前
住友重機械工業株式会社
シミュレーション装置及びプログラム
2か月前
TOTO株式会社
排泄情報処理装置、プログラム及びシステム
3か月前
花王株式会社
アドバイス提供装置
22日前
TOTO株式会社
排泄情報処理装置、プログラム及びシステム
3か月前
続きを見る
他の特許を見る