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公開番号
2025087281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201828
出願日
2023-11-29
発明の名称
シールド接続部品
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250603BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】作業性の向上を図ることができるシールド接続部品を提供する。
【解決手段】一実施形態は、シールド接続部品は、第1部材と、導通構造と、第2部材とを有する。上記第1部材は、第1バスバーと第2バスバーとが並ぶ方向を第1方向とし、シールド層から導体の端部が突出した方向を第2方向とし、第1方向および第2方向とは交差した方向を第3方向とする場合、第3方向から第1バスバーおよび第2バスバーに面する。上記導通構造は、第1バスバーのシールド層に接する第1導通部と、第2バスバーのシールド層に接する第2導通部と、第1導通部と第2導通部とをグラウンドに電気的に接続するグラウンド接続部とを含む。上記第2部材は、第1バスバーおよび第2バスバーに対して第1部材とは反対側に配置され、第1部材と組み合わされた場合に、第1バスバーを第1導通部に向けて押圧し、第2バスバーを第2導通部に向けて押圧する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1バスバーと第2バスバーとを含む配策ユニットに用いられるシールド接続部品であって、前記第1バスバーおよび前記第2バスバーの各々は、導体と、前記導体の外周を覆う絶縁被膜と、前記絶縁被膜の外周を覆うシールド層とを有し、
前記シールド接続部品は、
前記第1バスバーと前記第2バスバーとが並ぶ方向を第1方向とし、前記シールド層から前記導体の端部が突出した方向を第2方向とし、前記第1方向および前記第2方向とは交差した方向を第3方向とする場合、前記第3方向から前記第1バスバーおよび前記第2バスバーに面する第1部材と、
前記第3方向で前記第1バスバーと前記第1部材との間に配置され、前記第1バスバーの前記シールド層に接する第1導通部と、前記第3方向で前記第2バスバーと前記第1部材との間に配置され、前記第2バスバーの前記シールド層に接する第2導通部と、前記第1導通部と前記第2導通部とを個別にまたは纏めてグラウンドに電気的に接続するグラウンド接続部とを含む導通構造と、
前記第1バスバーおよび前記第2バスバーに対して前記第1部材とは反対側に配置され、前記第1部材と組み合わされた場合に、前記第1バスバーを前記第1導通部に向けて押圧し、前記第2バスバーを前記第2導通部に向けて押圧する第2部材と、
を備えたシールド接続部品。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1導通部は、前記第3方向に弾性変形可能な第1板ばね構造を有し、
前記第2導通部は、前記第3方向に弾性変形可能な第2板ばね構造を有する、
請求項1に記載のシールド接続部品。
【請求項3】
前記第1バスバーの前記シールド層は、前記第1方向および前記第2方向に沿う第1平坦部を有し、
前記第2バスバーの前記シールド層は、前記第1方向および前記第2方向に沿う第2平坦部を有し、
前記第1板ばね構造は、それぞれ前記第3方向に弾性変形可能であり前記第1平坦部に接する複数の板ばね部を含み、
前記第2板ばね構造は、それぞれ前記第3方向に弾性変形可能であり前記第2平坦部に接する複数の板ばね部を含む、
請求項2に記載のシールド接続部品。
【請求項4】
前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方は、前記シールド接続部品の内部を前記第1バスバーが配置される第1収容部と、前記第2バスバーが配置される第2収容部とに仕切る絶縁壁を有する、
請求項1または請求項2に記載のシールド接続部品。
【請求項5】
前記第1導通部と前記第2導通部とは、連結されており、
前記グラウンド接続部は、前記第2導通部を前記グラウンドに電気的に接続することで、前記第1導通部と前記第2導通部とを纏めて前記グラウンドに電気的に接続する、
請求項1または請求項2に記載のシールド接続部品。
【請求項6】
前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方は、前記シールド接続部品を外部部材に固定するための固定部を有し、
前記固定部は、前記外部部材に接する取付面を有し、
前記グラウンド接続部は、前記取付面に設けられた、
請求項1または請求項2に記載のシールド接続部品。
【請求項7】
前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方は、前記第1バスバーの前記シールド層に噛み込む複数の第1突起と、前記第2バスバーの前記シールド層に噛み込む複数の第2突起とを含む、
請求項1または請求項2に記載のシールド接続部品。
【請求項8】
前記第1バスバーの前記シールド層は、前記第1方向および前記第2方向に沿う第1平坦部を有し、
前記第2バスバーの前記シールド層は、前記第1方向および前記第2方向に沿う第2平坦部を有し、
前記複数の第1突起は、前記第1方向に関して異なる位置に配置されて前記第1平坦部に噛み込む2つ以上の第1突起を含み、
前記複数の第2突起は、前記第1方向に関して異なる位置に配置されて前記第2平坦部に噛み込む2つ以上の第2突起を含む、
請求項7に記載のシールド接続部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、シールド接続部品に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のバスバーを含む導電路が提案されている。この導電路は、上記複数のバスバーの外周を包囲する絶縁部と、上記複数のバスバーおよび上記絶縁部を一括して包囲するシールド部材とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-146237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複数のバスバーが配置される場合において、複数のバスバーが個別にシールド層を有する構成を想定した場合、複数のバスバーのシールド層を接地するための作業が煩雑になる可能性がある。
【0005】
一実施形態は、作業性の向上を図ることができるシールド接続部品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態は、シールド接続部品は、第1バスバーと第2バスバーとを含む配策ユニットに用いられる部品である。前記第1バスバーおよび前記第2バスバーの各々は、導体と、前記導体の外周を覆う絶縁被膜と、前記絶縁被膜の外周を覆うシールド層とを有する。前記シールド接続部品は、第1部材と、導通構造と、第2部材とを備える。前記第1部材は、前記第1バスバーと前記第2バスバーとが並ぶ方向を第1方向とし、前記シールド層から前記導体の端部が突出した方向を第2方向とし、前記第1方向および前記第2方向とは交差した方向を第3方向とする場合、前記第3方向から前記第1バスバーおよび前記第2バスバーに面する。前記導通構造は、前記第3方向で前記第1バスバーと前記第1部材との間に配置され、前記第1バスバーの前記シールド層に接する第1導通部と、前記第3方向で前記第2バスバーと前記第1部材との間に配置され、前記第2バスバーの前記シールド層に接する第2導通部と、前記第1導通部と前記第2導通部とを個別にまたは纏めてグラウンドに電気的に接続するグラウンド接続部とを含む。前記第2部材は、前記第1バスバーおよび前記第2バスバーに対して前記第1部材とは反対側に配置され、前記第1部材と組み合わされた場合に、前記第1バスバーを前記第1導通部に向けて押圧し、前記第2バスバーを前記第2導通部に向けて押圧する。
【発明の効果】
【0007】
一実施形態によれば、作業性の向上を図ることができるシールド接続部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の配策ユニットを示す斜視図。
実施形態の配策ユニットの一部を分解して示す斜視図。
実施形態のシールドバスバーの端部を示す斜視図。
図3に示されたシールドバスバーのF4-F4線に沿う断面図。
実施形態の配策ユニットを示す図。
実施形態の第1変形例のシールド接続部品の一部を示す斜視図。
実施形態の第2変形例のシールド接続部品の一部を示す斜視図。
実施形態の第2変形例のベースの裏面を示す斜視図。
実施形態の第3変形例の配策ユニットを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本開示では、用語は以下のように定義される。「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続を含み得る。すなわち「接続」とは、接続対象である2つの要素が直接に接続される場合に限定されず、接続対象である2つの要素が別の要素を間に介在させて接続される場合を含み得る。
【0010】
本開示では、+X方向、-X方向、+Y方向、-Y方向、+Z方向、および-Z方向は、以下のように定義される。+X方向は、後述するシールド層13から導体11の端部11eが突出した方向である(図3参照)。-X方向は、+X方向とは反対の方向である。+X方向と-X方向とを区別しない場合、単に「X方向」と称する。+Y方向および-Y方向は、X方向とは交差した(例えば直交した)方向である。+Y方向は、後述する第1シールドバスバー10Aから第2シールドバスバー10Bに向かう方向である(図2参照)。-Y方向は、+Y方向とは反対の方向である。+Y方向と-Y方向とを区別しない場合、単に「Y方向」と称する。+Z方向は、X方向およびY方向とは交差した(例えば直交した)方向である。+Z方向は、後述するベース30からカバー60に向かう方向である(図2参照)。-Z方向は、+Z方向とは反対の方向である。+Z方向と-Z方向とを区別しない場合、単に「Z方向」と称する。Y方向は、「第1方向」の一例である。X方向は、「第2方向」の一例である。Z方向は、「第3方向」の一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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