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公開番号2025087342
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201931
出願日2023-11-29
発明の名称防水シート施工補助治具、および防水シート施工方法
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類E04F 21/00 20060101AFI20250603BHJP(建築物)
要約【課題】防水シートを施工する際、皺の発生を抑制できる防水シート施工補助治具、および防水シート施工方法を提供する。
【解決手段】防水シート施工補助治具1は、第1押圧部11Aと第2押圧部12Aとを有する押圧部10を備える。第1押圧部11Aは、防水シート3において壁2に張り付けられる壁シート部9の下部9Aを直接または間接的に押さえる。第2押圧部12Aは、壁シート部9の上部9Bを押さえる。第2押圧部12Aは、爪部16を有する。爪部16は、防水シート3に突き刺さるように構成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
壁に防水シートを張り付ける張付作業を補助する防水シート施工補助治具であって、
前記防水シートにおいて前記壁に張り付けられる壁シート部の下部を直接または間接的に押さえる第1押圧部と、前記壁シート部の上部を押さえる第2押圧部とを有する押圧部を備え、
前記第2押圧部は、爪部を有し、
前記爪部は、前記防水シートに突き刺さるように構成される、
防水シート施工補助治具。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
台座部をさらに備え、
前記台座部は、前記押圧部の下端部に回転可能に結合する、
請求項1に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項3】
前記押圧部の前記下端部は、第1ヒンジ部材によって前記台座部に回転可能に結合される、
請求項2に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項4】
前記押圧部は、第1押圧部材と、前記爪部が設けられる第2押圧部材と、を備え、
前記第2押圧部材は、前記第1押圧部材と第2ヒンジ部材によって回転可能に結合される、
請求項1に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項5】
前記押圧部は、板バネによって構成される、
請求項1に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項6】
前記押圧部には、前記押圧部を前記防水シートに向かって押し込む押し込み部が設けられる、
請求項1に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項7】
前記押圧部を支持する支持部材をさらに備え、
前記支持部材は、床に直接または間接的に接触する第1端部と、前記押圧部に接触する第2端部と、を有する、
請求項1に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項8】
壁に防水シートを張り付ける防水シート施工方法であって、
前記防水シートは、床から立ち上がる壁部に沿う壁シート部を有し、
前記壁部に前記壁シート部を接触させる状態において、請求項1~7のいずれか一項に記載の防水シート施工補助治具によって、前記壁シート部を仮留めする第1工程と、
前記壁部に、前記壁シート部を固定する第2工程と、を含む、
防水シート施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、防水シート施工補助治具、および防水シート施工方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
建築物において、床から立ち上がる壁部に防水シートを張る場合、治具は、防水シートにおける皺の発生を抑制するように防水シートを張るために用いられる。例えば、特許文献1には、防水シート施工補助治具(特許文献1では、施工用治具)が開示されている。同文献の防水シート施工補助治具は、基部と、基部に対して回転するように設けられる押圧部とを備える。補助部は、弾性体を有する。補助部は、弾性体を介して防水シートを壁部に押圧することによって、押圧後の皺の発生を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-129719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、防水シートを施工する際、防水シートの弛みを伸ばすことによって防水シートの皺の発生を抑制する観点において、防水シート施工補助治具、および防水シート施工方法に改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する防水シート施工補助治具は、壁に防水シートを張り付ける張付作業を補助する防水シート施工補助治具であって、前記防水シートにおいて前記壁に張り付けられる壁シート部の下部を直接または間接的に押さえる第1押圧部と、前記壁シート部の上部を押さえる第2押圧部とを有する押圧部を備え、前記第2押圧部は、爪部を有し、前記爪部は、前記防水シートに突き刺さるように構成される。この構成によれば、押圧部は、壁シート部の下部および上部を押さえる。これにより、押圧部は、防水シートの弛みを伸ばせる。このため、防水シートの皺の発生を抑制できる。
【0006】
(2)上記(1)の防水シート施工補助治具において、台座部をさらに備え、前記台座部は、前記押圧部の下端部に回転可能に結合する。この構成によれば、押圧部は、台座部に回転可能に結合される。このため、壁シート部を押さえ易いように押圧部を回転させることができる。
【0007】
(3)上記(2)の防水シート施工補助治具において、前記押圧部の前記下端部は、第1ヒンジ部材によって前記台座部に回転可能に結合される。この構成によれば、押圧部の下端部は、第1ヒンジ部材によって台座部に回転可能に結合される。このため、壁シート部を押さえ易いように押圧部を回転させることができる。
【0008】
(4)上記(1)~(3)のいずれか1つの防水シート施工補助治具において、前記押圧部は、第1押圧部材と、前記爪部が設けられる第2押圧部材と、を備え、前記第2押圧部材は、前記第1押圧部材と第2ヒンジ部材によって回転可能に結合される。この構成によれば、第2押圧部材は、第2ヒンジ部材によって第1押圧部材に回転可能に結合される。このため、押圧部は、爪部を壁シート部に突き刺し易いように第2押圧部材を回転させることができる。
【0009】
(5)上記(1)~上記(4)のいずれか1つの防水シート施工補助治具において、前記押圧部は、板バネによって構成される。この構成によれば、板バネによって構成される押圧部は、壁シート部の下部および上部を押さえる。これにより、押圧部は、防水シートの弛みを伸ばせる。このため、防水シートの皺の発生を抑制できる。
【0010】
(6)上記(1)~上記(5)のいずれか1つの防水シート施工補助治具において、前記押圧部には、前記押圧部を前記防水シートに向かって押し込む押し込み部が設けられる。この構成によれば、押し込み部を押圧することによって、押圧部を防水シートに向かって押し込むことができる。これにより、押圧部によって効率よく防水シートの弛みを伸ばせる。このため、防水シートの皺の発生を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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