TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025087404
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202029
出願日
2023-11-29
発明の名称
ギヤ装置、および駆動装置
出願人
ニデック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16H
57/04 20100101AFI20250603BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】貫通部内に流体が溜まることを抑制できる構造を有するギヤ装置、および駆動装置を提供する。
【解決手段】本発明のギヤ装置の一つの態様は、上下方向と直交する第1方向に延びる回転軸線周りに回転する複数のギヤと、複数のギヤを内部に収容するギヤハウジングと、を備える。ギヤハウジングは、ギヤハウジングの内部とギヤハウジングの外部とを繋ぐ第1貫通部を有する。第1貫通部は、ギヤハウジングの内部に開口する内側開口部と、ギヤハウジングの外部に開口する外側開口部と、を有する。外側開口部は、第1栓部材によって閉塞される。外側開口部の全体は、第1方向において複数のギヤと異なる位置に設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向と直交する第1方向に延びる回転軸線周りに回転する複数のギヤと、
前記複数のギヤを内部に収容するギヤハウジングと、
を備え、
前記ギヤハウジングは、前記ギヤハウジングの内部と前記ギヤハウジングの外部とを繋ぐ第1貫通部を有し、
前記第1貫通部は、
前記ギヤハウジングの内部に開口する内側開口部と、
前記ギヤハウジングの外部に開口する外側開口部と、
を有し、
前記外側開口部は、第1栓部材によって閉塞され、
前記外側開口部の全体は、前記第1方向において前記複数のギヤと異なる位置に設けられる、ギヤ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記外側開口部は、上側に開口する、請求項1に記載のギヤ装置。
【請求項3】
前記内側開口部は、前記第1方向に開口する、請求項1に記載のギヤ装置。
【請求項4】
前記第1貫通部の内面のうち下側に位置する面は、前記内側開口部に近づくに従って下側に位置する傾斜面を有する、請求項3に記載のギヤ装置。
【請求項5】
前記内側開口部と少なくとも1つの前記ギヤとは、前記第1方向および上下方向の両方と直交する第2方向において互いに同じ位置に設けられる部分を有する、請求項1に記載のギヤ装置。
【請求項6】
前記ギヤを回転可能に支持するベアリングを備え、
前記内側開口部と前記ベアリングとは、前記第1方向および上下方向の両方と直交する第2方向において互いに同じ位置に設けられる部分を有する、請求項1に記載のギヤ装置。
【請求項7】
前記複数のギヤは、前記回転軸線が前記第1方向および上下方向の両方と直交する第2方向に間隔を空けて配置される2つのギヤを含み、
前記第2方向において、前記内側開口部の位置は、前記2つのギヤの前記回転軸線同士の間の位置である、請求項1に記載のギヤ装置。
【請求項8】
前記外側開口部は、前記複数のギヤのうち少なくとも1つと前記第1方向に重なる、請求項1に記載のギヤ装置。
【請求項9】
前記内側開口部の少なくとも一部は、少なくとも1つの前記ギヤよりも上側に位置する、請求項1に記載のギヤ装置。
【請求項10】
減速装置と、
前記減速装置に接続された差動装置と、
を備え、
前記減速装置は、
前記第1方向に延びるギヤシャフトと、
前記ギヤシャフトに設けられた前記ギヤである第1ギヤと、
前記第1ギヤと噛み合う前記ギヤである第2ギヤと、
前記第2ギヤと同一の前記回転軸線周りに回転する前記ギヤである第3ギヤと、
を有し、
前記内側開口部の全体は、前記第3ギヤよりも上側に位置し、
前記第2ギヤの外径は、前記第3ギヤの外径よりも大きく、
前記第1貫通部の少なくとも一部は、前記第2ギヤと前記第1方向に重なる、請求項9に記載のギヤ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ギヤ装置、および駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ギヤ室内に潤滑油が貯留される駆動装置が知られる(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/046307号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような駆動装置においては、例えばギヤ室内に潤滑油を注入するなどのために、ギヤ室が設けられたギヤケースにギヤ室の内部とギヤ室の外部とを繋ぐ貫通部を設ける場合がある。この場合、ギヤによってかき上げられることなどによってギヤ室内で飛散する流体である潤滑油の一部が当該貫通部内に溜まり、ギヤおよびベアリングなどに供給される潤滑油が不足する恐れがあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みて、貫通部内に流体が溜まることを抑制できる構造を有するギヤ装置、および駆動装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のギヤ装置の一つの態様は、上下方向と直交する第1方向に延びる回転軸線周りに回転する複数のギヤと、前記複数のギヤを内部に収容するギヤハウジングと、を備える。前記ギヤハウジングは、前記ギヤハウジングの内部と前記ギヤハウジングの外部とを繋ぐ第1貫通部を有する。前記第1貫通部は、前記ギヤハウジングの内部に開口する内側開口部と、前記ギヤハウジングの外部に開口する外側開口部と、を有する。前記外側開口部は、第1栓部材によって閉塞される。前記外側開口部の全体は、前記第1方向において前記複数のギヤと異なる位置に設けられる。
【0007】
本発明の駆動装置の一つの態様は、上記のギヤ装置と、前記ギヤ装置に接続されたモータと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一つの態様によれば、ギヤ装置および駆動装置において、貫通部内に流体が溜まることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態の駆動装置を示す斜視図である。
図2は、第1実施形態の駆動装置を模式的に示す断面図である。
図3は、第1実施形態の駆動装置を軸方向一方側から見た図である。
図4は、第1実施形態の駆動装置を上側から見た図である。
図5は、第1実施形態のギヤ装置の一部を示す断面斜視図である。
図6は、第1実施形態のギヤ装置の一部を示す断面図である。
図7は、第1実施形態のギヤハウジングの内部にオイルを注入する手順の一部を示す断面図である。
図8は、第2実施形態の駆動装置を軸方向一方側から見た図である。
図9は、第3実施形態の駆動装置を軸方向一方側から見た図である。
図10は、第4実施形態の駆動装置を軸方向一方側から見た図である。
図11は、第5実施形態の駆動装置を軸方向一方側から見た図である。
図12は、第6実施形態の駆動装置の一部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、上下方向である。Z軸の矢印が向く側(+Z側)は、上側であり、Z軸の矢印が向く側と逆側(-Z側)は、下側である。X軸方向は、Z軸方向と直交する方向であって、以下の実施形態における駆動装置が搭載される車両の前後方向である。以下の実施形態において、X軸の矢印が向く側(+X側)は、車両における前側であり、X軸の矢印が向く側と逆側(-X側)は、車両における後側である。Y軸方向は、X軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向であって、車両の左右方向、すなわち車幅方向である。以下の実施形態において、Y軸の矢印が向く側(+Y側)は、車両における左側であり、Y軸の矢印が向く側と逆側(-Y側)は、車両における右側である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ニデック株式会社
回転電機
5日前
ニデック株式会社
駆動装置
5日前
ニデック株式会社
冷却装置
11日前
ニデック株式会社
ステータ
28日前
ニデック株式会社
送風装置および掃除機
6日前
ニデック株式会社
ギヤ装置、および駆動装置
6日前
ニデック株式会社
皮膜除去装置、皮膜除去方法及びモータ
5日前
ニデック株式会社
冷媒循環装置、冷却装置およびポンプユニット
19日前
ニデック株式会社
駆動装置
17日前
ニデック株式会社
冷却ユニット
13日前
ニデック株式会社
制御装置、ポンプユニット、及び冷媒循環装置
11日前
個人
流路体
4か月前
個人
ホース保持具
2か月前
個人
クラッチ装置
5か月前
個人
トーションバー
2か月前
株式会社不二工機
電磁弁
1か月前
個人
ボルトナットセット
2か月前
個人
回転式配管用支持具
3か月前
個人
固着具と成形品部材
4か月前
株式会社アイシン
駆動装置
4か月前
株式会社オンダ製作所
継手
4か月前
個人
ベルトテンショナ
3か月前
株式会社三協丸筒
枠体
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
3か月前
株式会社ミクニ
弁装置
4か月前
株式会社ミクニ
弁装置
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
5か月前
株式会社不二工機
電動弁
5か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
28日前
個人
固着具と固着具の固定方法
25日前
株式会社フジキン
ボールバルブ
6日前
個人
固着具と固着具の固定方法
27日前
個人
角型菅の連結構造及び工法
3か月前
株式会社不二工機
逆止弁
4か月前
株式会社ナジコ
自在継手
4か月前
続きを見る
他の特許を見る