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公開番号2025087606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2024200167
出願日2024-11-18
発明の名称検体採取装置
出願人光大科技股分有限公司
代理人個人,個人,個人
主分類G01N 1/10 20060101AFI20250603BHJP(測定;試験)
要約【課題】検体のサンプリング及び定量化を行う検体採取装置を提供する。
【解決手段】収容室が設けられており、対向する2つの端部のそれぞれに開口部及び排液口が設けられており、開口部、及び排液口が収容室に連通し、内壁に複数の突起部が設けられ、複数の突起部が収容室内に径方向に突出する容器10と、容器内に設けられ、収容室と排液口との間に位置する濾過ユニットと、検体採取本体及び変形可能な吸収材質で製造されるサンプリング部材を含み、サンプリング部材が検体採取本体に設けられ、収容室内に伸びて、複数の突起部によって径方向に押圧され得る検体採取ユニット30と、を含む検体採取装置1に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検体採取装置であって、
収容室が設けられており、対向する2つの端部のそれぞれに開口部及び排液口が設けられており、前記開口部、及び前記排液口が前記収容室に連通し、内壁に複数の突起部が設けられ、前記複数の突起部が前記収容室内に径方向に突出する容器と、
前記容器内に設けられ、前記収容室と前記排液口との間に位置する濾過ユニットと、
検体採取本体及び変形可能な吸収材質で製造されるサンプリング部材を含み、前記サンプリング部材が前記検体採取本体に設けられ、前記収容室内に伸びて、前記複数の突起部によって径方向に押圧され得る検体採取ユニットと、を含む、検体採取装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記複数の突起部は、少なくとも3つであり、前記収容室は、中心軸を定義し、前記複数の突起部は、前記中心軸を中心にして前記容器の前記内壁に周方向に設けられる、請求項1に記載の検体採取装置。
【請求項3】
前記複数の突起部は、周方向に間隔をあけて設けられる、請求項2に記載の検体採取装置。
【請求項4】
各前記突起部は、径方向に突出する凸円弧状構造である、請求項1に記載の検体採取装置。
【請求項5】
前記容器は、筒体と管体とを含み、前記筒体は、前記管体に外嵌され、前記管体には、前記複数の突起部が一体的に設けられる、請求項1に記載の検体採取装置。
【請求項6】
前記管体は、前記濾過ユニットに押し当る、請求項5に記載の検体採取装置。
【請求項7】
前記管体は、外から内に向かって変形して、前記複数の突起部を一体的に凸設しており、前記管体の外部では、前記複数の突起部に対応する箇所に複数の凹部が形成されている、請求項5に記載の検体採取装置。
【請求項8】
前記検体採取ユニットは、シール部材をさらに含み、前記シール部材は、前記検体採取本体に設けられ、前記シール部材は、前記収容室の前記内壁に周方向に当接して、前記収容室の前記内壁をシールすることで、流体の通過を遮断し、前記シール部材は、前記管体の先端に軸方向に当接する、請求項5に記載の検体採取装置。
【請求項9】
前記容器の周壁において、前記開口部に近い箇所に貫通孔が径方向に貫通して設けられ、前記貫通孔は、前記収容室に連通し、前記シール部材は、前記貫通孔を軸方向に貫通する、請求項8に記載の検体採取装置。
【請求項10】
前記複数の突起部は、少なくとも4つであり、前記収容室は、中心軸を定義し、前記複数の突起部は、前記中心軸を中心にして前記容器の前記内壁に周方向に設けられ、
前記複数の突起部は、周方向に間隔をあけて設けられ、
各前記突起部は、径方向に突出する凸円弧状構造であり、
前記容器は、底壁と、周壁と、を含み、前記周壁は、一端が前記底壁に周方向に接続され、他端が前記底壁から離れて軸方向に延び、前記周壁は、前記収容室を囲み、かつ、一端に前記開口部が形成されており、前記容器は、第1高さを定義し、前記第1高さは、前記開口部から前記底壁までの間隔であり、各前記突起部は、軸方向に延びて第2高さを定義し、前記第2高さは、前記第1高さよりも小さく、
前記第2高さは、第1高さの0.6倍未満であり、
前記管体は、前記濾過ユニットに押し当り、
前記複数の突起部の間に挿通孔が形成されており、前記挿通孔は、前記排液口及び前記収容室に連通し、前記挿通孔は、前記サンプリング部材が挿通可能であり、前記サンプリング部材の外径寸法が、前記開口部の開口径寸法未満で、かつ前記挿通孔の最小孔径寸法よりも大きく、
前記検体採取本体の対向する2つの端部のそれぞれに、握持部及び装着部が設けられ、前記検体採取本体は、前記握持部と前記装着部との間に蓋部が径方向に凸設され、前記シール部材は、前記検体採取本体に設けられ、前記蓋部の下方に位置し、前記蓋部は、前記開口部を覆い、
前記蓋部の外径寸法が、前記開口部の開口径寸法以下であり、前記蓋部は、前記開口部を通って前記収容室内に至り、
前記装着部は、「工」字形を呈し、前記装着部は、互いに間隔をあけて設けられる第1フランジ及び第2フランジを含み、前記サンプリング部材は、前記第1フランジと前記第2フランジとの間に設けられ、
前記容器は、径方向に延びて中心を通る中心線を定義し、各前記突起部は、前記中心線よりも低い、請求項9に記載の検体採取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検体を採取するための検体採取装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
現在、多くの感染症を迅速にスクリーニングする製品は、口腔又は鼻腔の検体を用いてスクリーニングを行っているが、現在の検体採取方法では、検体の含有量を定量化するための正確かつ効果的な方法が提供されていない。
定量的分析が必要な場合、検体採取後に別途定量的実験を行わなければならないが、このような煩雑な手順では利便性が不十分であるため、定量的分析の重要性を低下させやすい。
さらに、クイックスクリーニング結果と、検体中の分析対象物の濃度及びクイックスクリーニング試薬中の緩衝液との間には、一定の比例関係があるため、正確に定量化できないと、必然的にデータ結果に誤差が生じる。
【0003】
従来のクイックスクリーニング製品には、検体滴下式、クレーター型押し出し式、一体成形式及び計器押し出し式などがある。
しかし、検体滴下式では、スポイトを介してカセットに検体を滴下するため、スポイトを絞る力が異なるため定量化することができない。
クレーター型押し出し式では、押出力の制御ができず、定量化の効果が低い。
一体成形式では、唾液採取スポンジと検出カセットは一体的に形成されており、定量化できない。
計器押し出し式では、採取した唾液をカセットごと検査装置に入れ、検査装置で押し出すが、装置の価格が高く、体積が大きく、持ち運びには適さないという欠点がある。
【0004】
そこで、上記の問題を解決するために、新規かつ進歩性のある検体採取装置を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の主な目的は、検体のサンプリング及び定量化を行う検体採取装置に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成させるために、本発明は、収容室が設けられており、対向する2つの端部のそれぞれに開口部及び排液口が設けられており、前記開口部、及び前記排液口が前記収容室に連通し、内壁に複数の突起部が設けられ、前記複数の突起部が前記収容室内に径方向に突出する容器と、
前記容器内に設けられ、前記収容室と前記排液口との間に位置する濾過ユニットと、
検体採取本体及び変形可能な吸収材質で製造されるサンプリング部材を含み、前記サンプリング部材が前記検体採取本体に設けられ、前記収容室内に伸びて、前記複数の突起部によって径方向に押圧され得る検体採取ユニットと、を含む、検体採取装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の好ましい第1実施例の模式図である。
本発明の好ましい第1実施例の分解図である。
本発明の好ましい第1実施例の上面図である。
本発明の好ましい第1実施例の管体の斜視図である。
本発明の好ましい第1実施例の使用状態を示す図である。
本発明の好ましい第1実施例の使用状態を示す図である。
本発明の好ましい第1実施例の使用状態を示す図である。
本発明の好ましい第2実施例の管体の斜視図である。
本発明の好ましい第2実施例の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の実施例は本発明の可能な実施態様を説明するが、本発明が保護しようとする範囲を限定するものではない。
本明細書で言及される名詞の前に付けられた「1つ」または「少なくとも1つ」は、数量を制限するものではなく、必要に応じて「複数」であってもよく、その数量の変化も保護しようとする範囲であり、先に説明する。
【0009】
図1~図7を参照して説明する。本発明の好ましい第1実施例が示されている。
本発明の検体採取装置1は、容器10と、濾過ユニット20と、検体採取ユニット30と、を含む。
【0010】
該容器10は、収容室11が設けられており、対向する2つの端部のそれぞれに開口部12及び排液口13が設けられており、該開口部12及び該排液口13が該収容室11に連通し、内壁に複数の突起部101が設けられ、該複数の突起部101は、該収容室11内に径方向に突出する。
該濾過ユニット20は、該容器10内に設けられ、該収容室11と該排液口13との間に位置し、該濾過ユニット20は、濾過紙である。
該検体採取ユニット30は、検体採取本体31及び変形可能な吸収材質で製造されるサンプリング部材32を含む。
該サンプリング部材32は、該検体採取本体31に設けられ、該収容室11内に伸びて、該複数の突起部101によって径方向に押圧されて、検体を採取する。
該サンプリング部材32は、スポンジ、拭子、液体を吸着可能なその他の材質などであってもよい。
該サンプリング部材32は、検体(例えば、唾液、その他の液体検体)を吸収又は付着することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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