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公開番号
2025087106
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201529
出願日
2023-11-29
発明の名称
レーダ装置
出願人
日本無線株式会社
代理人
個人
主分類
G01V
3/12 20060101AFI20250603BHJP(測定;試験)
要約
【課題】生存者を探知することが可能なレーダ装置であって、当該装置の普及率向上に寄与することが可能なレーダ装置を提供する。
【解決手段】電波をアンテナ22
1
~22
n
より放射し、生体4での反射波を受信し、反射波から得られる信号を位相検波し、生体4の生体情報を検出可能な複数のセンサモジュール21
1
~21
n
と、複数のセンサモジュール21
1
~21
n
を面状に連結する連結手段6,7と、複数のセンサモジュール21
1
~21
n
が受信した反射波から得られる信号に基づいて、生体4の位置を検出する検出部3と、を備え、センサモジュール21
1
~21
n
単体での使用も可能なレーダ装置1である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電波をアンテナより放射し、生体での反射波を受信し、前記反射波から得られる信号を位相検波し、前記生体の生体情報を検出可能な複数のセンサモジュールと、
前記複数のセンサモジュールを面状に連結する連結手段と、
前記複数のセンサモジュールが受信した前記反射波から得られる前記信号に基づいて、前記生体の位置を検出する検出部と、を備える、
ことを特徴とするレーダ装置。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記連結手段がフレームで構成され、前記複数のセンサモジュールを前記フレーム内に収容することで連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
【請求項3】
前記連結手段が前記センサモジュールに設けられた凸部及び凹部で構成され、隣接する前記センサモジュールの前記凸部と前記凹部とが嵌合することで連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生存者を探知することが可能なレーダ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
大地震等の災害が発生した場合に重要となるのが、早期に被災者を発見し救助することである。特に、家屋の倒壊等で被災者が瓦礫の下に生き埋めになっている状況では、一刻も早く被災者を救出する必要がある。
【0003】
従来、瓦礫の下に埋もれた生存者を探査するレーダ装置が知られている(特許文献1)。この装置は、瓦礫の下に人が埋もれた可能性のある探知領域に向けて電波を発射し、その反射波から生存者の身体の微小な変位を検出し、生存者の位置を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-311153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の装置は、瓦礫の下に埋もれた生存者を探査するために災害時にのみ使用する専用装置であるため、生産コストが高く、量産できない。そのため、このような装置は、普及率が低いという問題がある。
【0006】
そこで本発明は、生存者を探知することが可能なレーダ装置であって、当該装置の普及率向上に寄与することが可能なレーダ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電波をアンテナより放射し、生体での反射波を受信し、前記反射波から得られる信号を位相検波し、前記生体の生体情報を検出可能な複数のセンサモジュールと、前記複数のセンサモジュールを面状に連結する連結手段と、前記複数のセンサモジュールが受信した前記反射波から得られる前記信号に基づいて、前記生体の位置を検出する検出部と、を備える、ことを特徴とするレーダ装置である。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレーダ装置において、前記連結手段がフレームで構成され、前記複数のセンサモジュールを前記フレーム内に収容することで連結される、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のレーダ装置において、前記連結手段が前記センサモジュールに設けられた凸部及び凹部で構成され、隣接する前記センサモジュールの前記凸部と前記凹部とが嵌合することで連結される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、単体で使用可能なセンサモジュールを複数連結してレーダ装置を組み立てる構成となっているので、例えば災害時には、センサモジュールを複数連結した状態で、生存者探知用のレーダ装置として用いることができるだけでなく、平常時には、センサモジュール単体で、生体の生体情報を検出するバイタルセンシングレーダ装置として用いることができ、生産コストの削減及び量産が可能となり、延いては、生
存者探知用レーダ装置の普及率向上が可能となる。また、複数のセンサモジュールを連結するので、送信電力が増大し、災害時に瓦礫の下や建物内(壁の内側)に閉じ込められた生存者の生体情報を検出することが可能となる。また、複数のセンサモジュールを面状に連結して配列するので、アンテナの開口面積の拡大により探知範囲及び探知性能が向上するとともに、アンテナの指向性の調整により生存者の位置情報を獲得することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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