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公開番号2025085341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199148
出願日2023-11-24
発明の名称電流センサ
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人,個人
主分類G01R 15/20 20060101AFI20250529BHJP(測定;試験)
要約【課題】コーナ部を有する断面C字状のコア本体を有しつつ、コーナ部で磁気飽和が生じ難くする。
【解決手段】検出対象の電流の流れる第1方向に沿った方向視で、検出対象の電流が流れる導体を囲み、C字状の断面形状を有するコア本体と、C字状の開口側の第1ギャップに配置されるセンシング素子と、を備え、コア本体は、第1方向に沿った方向視でC字状の閉塞側における両側のコーナ部において、第2ギャップを有し、第2ギャップは、第1方向に沿った方向視で導体に近い側のギャップ幅が導体から遠い側のギャップ幅よりも大きい、電流センサが開示される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
検出対象の電流の流れる第1方向に沿った方向視で、検出対象の電流が流れる導体を囲み、C字状の断面形状を有するコア本体と、
前記C字状の開口側の第1ギャップに配置されるセンシング素子と、を備え、
前記コア本体は、前記第1方向に沿った方向視で前記C字状の閉塞側における両側のコーナ部において、第2ギャップを有し、
前記第2ギャップは、前記第1方向に沿った方向視で前記導体に近い側のギャップ幅が前記導体から遠い側のギャップ幅よりも大きい、電流センサ。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記コア本体は、前記第1ギャップの両側に第1コア及び第2コアを有するとともに、前記第1ギャップに対して前記導体を介して対向する位置に、第3コアを有し、
前記第2ギャップは、前記第3コアと前記第1コアの間と、前記第3コアと前記第2コアの間のそれぞれに、形成される、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項3】
前記第1コア及び前記第2コアは、それぞれ、前記第1方向に沿った積層コアにより形成され、
前記第3コアは、前記第1方向に対して垂直な第2方向に沿った積層コアにより形成される、請求項2に記載の電流センサ。
【請求項4】
前記第1方向及び前記第2方向の双方に対して垂直な第3方向に、複数並んで配置される、請求項3に記載の電流センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電流センサに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ギャップを複数設け、ギャップ内に磁性材料を挿入することで、磁気抵抗を調整する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-154636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、電流センサは、大電流対応のバスバー(導体)の放熱性などを考慮して、円環状のコア本体に代えて、長方形コアのような、コーナ部を有する断面C字状のコア本体を有する場合がある。かかる構成では、コーナ部で磁気飽和が生じやすくなる。
【0005】
そこで、1つの側面では、本開示は、コーナ部を有する断面C字状のコア本体を有しつつ、コーナ部で磁気飽和が生じ難くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、検出対象の電流の流れる第1方向に沿った方向視で、検出対象の電流が流れる導体を囲み、C字状の断面形状を有するコア本体と、
前記C字状の開口側の第1ギャップに配置されるセンシング素子と、を備え、
前記コア本体は、前記第1方向に沿った方向視で前記C字状の閉塞側における両側のコーナ部において、第2ギャップを有し、
前記第2ギャップは、前記第1方向に沿った方向視で前記導体に近い側のギャップ幅が前記導体から遠い側のギャップ幅よりも大きい、電流センサが提供される。
【発明の効果】
【0007】
1つの側面では、本開示によれば、コーナ部を有する断面C字状のコア本体を有しつつ、コーナ部で磁気飽和が生じ難くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の電流センサが3相のバスバーに対して配置されている状態を概略的に示す斜視図である。
バスバーにおける電流の流れる方向に視た平面図であって、図1に示す状態の平面図である。
電流センサのY方向視の平面図である。
比較例による磁気飽和特性に係る解析結果を示すコンター図である。
本実施例による磁気飽和特性に係る解析結果を示すコンター図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。また、図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
【0010】
図1は、本実施例の電流センサ1が3相のバスバー80に対して配置されている状態を概略的に示す斜視図である。図2は、バスバー80における電流の流れる方向に視た平面図であって、図1に示す状態の平面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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