TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025088396
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203075
出願日
2023-11-30
発明の名称
走査光学装置および画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
26/10 20060101AFI20250604BHJP(光学)
要約
【課題】迷光を効果的に遮ることができる位置に遮光壁を配置できる走査光学装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】走査光学装置は、光源10Y,10Kと、光源10Y,10Kから出射された光をビームに変換するカップリングレンズ20Y,20Kと、ポリゴンミラー51を有する偏向器50と、ビームを被走査面上に結像させる走査光学系Lo1,Lo2と、偏向器50が設置されたフレームベース壁110を有するフレーム100と、フレームベース壁110とは反対側から偏向器50を覆うカバーベース壁を有するカバーとを備える。カバーは、カバーベース壁からフレームベース壁110に向けて延びる遮光壁220を有する。遮光壁220は、第3方向においてカップリングレンズ20Y,20Kとポリゴンミラー51との間に位置し、第2方向においてカップリングレンズ20Yの光軸X21とカップリングレンズ20Kの光軸X22との間に位置する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
第1光源と、
第2光源と、
前記第1光源から出射された光を第1ビームに変換する第1カップリングレンズと、
前記第2光源から出射された光を第2ビームに変換する第2カップリングレンズと、
前記第1ビームおよび前記第2ビームを偏向する偏向器であって、第1方向に延びる回転軸線を中心に回転可能なポリゴンミラーを有する偏向器と、
前記偏向器で偏向された第1ビームを第1被走査面上に結像させる第1走査光学系と、
前記偏向器で偏向された第2ビームを第2被走査面上に結像させる第2走査光学系と、
前記偏向器が設置されたフレームベース壁を有するフレームと、
前記第1方向において前記フレームベース壁とは反対側から前記偏向器を覆うカバーベース壁を有するカバーと、を備え、
前記第1カップリングレンズと前記第2カップリングレンズは、前記第1方向に直交する第2方向に並び、
前記ポリゴンミラーは、前記第2方向において前記第1走査光学系と前記第2走査光学系との間に位置し、
前記カバーは、前記カバーベース壁から前記フレームベース壁に向けて延びる遮光壁を有し、
前記遮光壁は、
前記第1方向および前記第2方向の両方に直交する第3方向において、前記第1カップリングレンズおよび前記第2カップリングレンズと、前記ポリゴンミラーとの間に位置し、
前記第2方向において、前記第1カップリングレンズの光軸と前記第2カップリングレンズの光軸との間に位置することを特徴とする走査光学装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記遮光壁は、前記第1方向において前記ポリゴンミラーよりも前記フレームベース壁に近い位置まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項3】
第3光源と、
第4光源と、
前記第3光源から出射された光を第3ビームに変換する第3カップリングレンズであって、前記第1カップリングレンズと前記第1方向に並ぶ第3カップリングレンズと、
前記第4光源から出射された光を第4ビームに変換する第4カップリングレンズであって、前記第2カップリングレンズと前記第1方向に並ぶ第4カップリングレンズと、を備え、
前記偏向器は、前記第3ビームおよび前記第4ビームを偏向し、
前記第1走査光学系は、前記偏向器で偏向された第3ビームを第3被走査面上に結像させ、
前記第2走査光学系は、前記偏向器で偏向された第4ビームを第4被走査面上に結像させることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項4】
前記第3カップリングレンズは、前記第1方向において前記第1カップリングレンズよりも前記カバーベース壁から遠く、
前記第4カップリングレンズは、前記第1方向において前記第2カップリングレンズよりも前記カバーベース壁から遠く、
走査光学装置は、第3ビームおよび第4ビームを前記第1方向において前記カバーベース壁に近づくように屈折させるとともに前記ポリゴンミラーのミラー面に集光する集光レンズを備え、
前記遮光壁は、前記第3方向において前記集光レンズと前記ポリゴンミラーとの間に位置することを特徴とする請求項3に記載の走査光学装置。
【請求項5】
前記偏向器は、
前記ポリゴンミラーを回転させるモータと、
前記モータが設置された基板と、を有し、
前記遮光壁は、前記第3方向において前記基板よりも前記第1カップリングレンズおよび前記第2カップリングレンズに近いことを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項6】
前記カバーは、前記カバーベース壁から前記フレームベース壁に向けて延びるとともに、前記遮光壁から前記ポリゴンミラーに向けて延びる補強壁を有し、
前記補強壁は、前記第1方向から見て、前記基板と重なることを特徴とする請求項5に記載の走査光学装置。
【請求項7】
前記偏向器は、
基板と、
前記カバーベース壁に向けて突出するように前記基板に設置されたコンデンサと、を有し、
前記コンデンサは、
前記第3方向において、前記遮光壁と前記ポリゴンミラーとの間に位置し、
前記第2方向において、前記第1カップリングレンズの光軸と前記第2カップリングレンズの光軸との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項8】
前記遮光壁は、前記第3方向から見て、前記コンデンサと重なることを特徴とする請求項7に記載の走査光学装置。
【請求項9】
前記偏向器から前記第3方向に向けて延びるケーブルを備え、
前記遮光壁は、前記第1方向から見て、前記ケーブルの一部と重なることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
【請求項10】
前記遮光壁の、前記第2方向の端面は、前記第3方向において前記ポリゴンミラーに近づくにつれて、前記第1カップリングレンズの光軸および前記第2カップリングレンズの光軸のうち当該端面に近い光軸から離れるように傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、走査光学装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、走査光学装置として、複数の光源と、光源から出射された光を偏向する偏向器と、偏向器で偏向された光を被走査面である感光ドラムの表面に結像させる結像光学系と、底面に偏向器などが設置された筐体とを備えるものが知られている(特許文献1)。この技術では、筐体に遮光壁が設けられている。遮光壁は、筐体の底面から立ち上がっている。遮光壁は、光源から出射された光であって、筐体内で反射して意図しない方向に進む迷光を遮る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6882001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の構成では、遮光壁は、偏向器などが設置された、筐体の底面から立ち上がっているため、遮光壁を自由な位置に設けることができなかった。そのため、迷光を効果的に遮ることができなかった。
そこで、迷光を効果的に遮ることができる位置に遮光壁を配置できることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
走査光学装置は、第1光源と、第2光源と、第1カップリングレンズと、第2カップリングレンズと、偏向器と、第1走査光学系と、第2走査光学系と、フレームと、カバーと、を備える。
第1カップリングレンズは、第1光源から出射された光を第1ビームに変換する。
第2カップリングレンズは、第2光源から出射された光を第2ビームに変換する。
偏向器は、第1ビームおよび第2ビームを偏向する。偏向器は、第1方向に延びる回転軸線を中心に回転可能なポリゴンミラーを有する。
第1走査光学系は、偏向器で偏向された第1ビームを第1被走査面上に結像させる。
第2走査光学系は、偏向器で偏向された第2ビームを第2被走査面上に結像させる。
フレームは、偏向器が設置されたフレームベース壁を有する。
カバーは、第1方向においてフレームベース壁とは反対側から偏向器を覆うカバーベース壁を有する。
第1カップリングレンズと第2カップリングレンズは、第1方向に直交する第2方向に並ぶ。
ポリゴンミラーは、第2方向において第1走査光学系と第2走査光学系との間に位置する。
カバーは、カバーベース壁からフレームベース壁に向けて延びる遮光壁を有する。
遮光壁は、第1方向および第2方向の両方に直交する第3方向において、第1カップリングレンズおよび第2カップリングレンズと、ポリゴンミラーとの間に位置する。
遮光壁は、第2方向において、第1カップリングレンズの光軸と第2カップリングレンズの光軸との間に位置する。
【0006】
遮光壁を有することで、第1カップリングレンズの光軸と第2カップリングレンズの光軸との間を通る迷光を遮光壁によって遮ることができる。カバーが遮光壁を有することで、遮光壁の配置の自由度が高まる。これにより、迷光を効果的に遮ることができる位置に遮光壁を配置できる。
【0007】
遮光壁は、第1方向においてポリゴンミラーよりもフレームベース壁に近い位置まで延びていてもよい。
【0008】
遮光壁が、第1方向においてポリゴンミラーよりもフレームベース壁に近い位置まで延びていることで、迷光が遮光壁とフレームベース壁との間を通ってポリゴンミラーに到達するのを抑制できる。
【0009】
走査光学装置は、第3光源と、第4光源と、第3カップリングレンズと、第4カップリングレンズと、を備えていてもよい。
第3カップリングレンズは、第3光源から出射された光を第3ビームに変換する。第3カップリングレンズは、第1カップリングレンズと第1方向に並ぶ。
第4カップリングレンズは、第4光源から出射された光を第4ビームに変換する。第4カップリングレンズは、第2カップリングレンズと第1方向に並ぶ。
偏向器は、第3ビームおよび第4ビームを偏向する。
第1走査光学系は、偏向器で偏向された第3ビームを第3被走査面上に結像させる。
第2走査光学系は、偏向器で偏向された第4ビームを第4被走査面上に結像させる。
【0010】
第1方向と第2方向に並ぶ4つカップリングレンズからのビームを、偏向器で偏向し、対応する走査光学系で被走査面上に結像させることで、一の遮光壁によって4つの光源からの光由来の複数の迷光を効果的に遮ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
カンタツ株式会社
光学系
8日前
カンタツ株式会社
撮像レンズ
11日前
有限会社金沢製作所
拡大鏡
9日前
株式会社シグマ
望遠ズームレンズ
8日前
個人
セパレート型スマートグラス
2日前
学校法人立命館
光演算装置
3日前
株式会社QDレーザ
画像投影装置
3日前
シンテック株式会社
光スイッチング素子
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
22日前
株式会社アドバンテスト
光コネクタ
17日前
東レ株式会社
偏光板成型用ポリエステルフィルム
3日前
信越化学工業株式会社
導光部材
22日前
新光技研株式会社
光マイクロスイッチ
9日前
日本精機株式会社
反射鏡ホルダー及び反射鏡ユニット
8日前
セイコーエプソン株式会社
虚像表示装置
3日前
セイコーエプソン株式会社
虚像表示装置
4日前
キヤノン株式会社
レンズ駆動装置
19日前
キヤノン株式会社
光走査装置
11日前
キヤノン株式会社
光走査装置
24日前
キヤノン株式会社
顕微鏡
3日前
AGC株式会社
防眩層付透明基材
16日前
国立大学法人千葉大学
表示素子
19日前
大日本印刷株式会社
光学素子
4日前
大日本印刷株式会社
光学素子
4日前
日本特殊陶業株式会社
波長変換部材、および発光装置
3日前
株式会社デンソーテン
表示装置
12日前
株式会社ダイセル
防眩フィルム
19日前
日本特殊陶業株式会社
波長変換部材、および発光装置
4日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
24日前
日東電工株式会社
反射フィルム
23日前
日本精機株式会社
表示装置及びヘッドアップディスプレイ装置
4日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
12日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒および光学機器
23日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
15日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
19日前
続きを見る
他の特許を見る