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公開番号2025086027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199795
出願日2023-11-27
発明の名称反射鏡ホルダー及び反射鏡ユニット
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20250530BHJP(光学)
要約【課題】製造性に優れた反射鏡ホルダー及び反射鏡ユニットを提供する。
【解決手段】本実施形態における凹面鏡ホルダー30は、支持部材に対して所定軸周りに回転可能に支持される凹面鏡を支持する。凹面鏡ホルダー30は、凹面鏡を支持する本体40と、所定軸に沿って本体40に固定され支持部材に支持される一対のシャフト50と、を備える。一対のシャフト50は、本体40に対してインサート成形される。各一対のシャフト50は、本体40に埋没する埋没部53を有し、埋没部53は、表面に本体40に対して抜け止めとなる凹凸形状を有する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
支持部材に対して所定軸周りに回転可能に支持され、反射鏡を支持する反射鏡ホルダーであって、
前記反射鏡を支持する本体と、
前記所定軸に沿って前記本体に固定され前記支持部材に支持される一対のシャフトと、を備え、
前記一対のシャフトは、前記本体に対してインサート成形される、反射鏡ホルダー。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
各前記一対のシャフトは、前記本体に埋没する埋没部を有し、
前記埋没部は、表面に前記本体に対して抜け止めとなる凹凸形状を有する、請求項1記載の反射鏡ホルダー。
【請求項3】
各前記一対のシャフトは、前記本体から突出する支持部材側端部と、前記支持部材側端部と反対の本体側端部と、を有し、
前記本体側端部は、少なくとも一部が前記本体から露出する露出部を有する、請求項1記載の反射鏡ホルダー。
【請求項4】
前記本体は、前記各一対のシャフトの前記露出部において前記各一対のシャフトの表面を軸方向に延び、径方向で支持する補強リブを有する、請求項3記載の反射鏡ホルダー。
【請求項5】
前記本体は、前記補強リブに直交し前記本体側端部の端面で前記各一対のシャフトを軸方向で支持する補強面を更に有する、請求項4記載の反射鏡ホルダー。
【請求項6】
前記本体は樹脂であり、各前記一対のシャフトは金属である、請求項1記載の反射鏡ホルダー。
【請求項7】
前記請求項1から6のいずれか一項の反射鏡ホルダーと、
前記本体に支持される反射鏡と、を備える反射鏡ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、反射鏡ホルダー及び反射鏡ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、ヘッドアップディスプレイ等の表示装置は、表示器から出射された光を反射するための反射鏡を有している。反射鏡は、反射鏡ホルダーに支持され、表示像の表示位置等に応じて回転軸周りに回転可能に支持されることで、光の出射角を可変にする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/044322号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
反射鏡ホルダーは、支持部材に回転可能に支持される一対のシャフトを有する。このシャフトは、ホルダー本体とは材料の異なる別体であり、製造工程においてホルダー本体に設けられる挿入孔に対して圧入されることにより固定され得る。この場合において、ホルダー本体の材料とシャフトの材料の剛性の差異から、圧入時に発生する大きな負荷によりクラックが発生したり、取付精度が得られなかったりする虞がある。このため、ホルダー本体に対するシャフトの固定には、改善の余地があった。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、製造性に優れた反射鏡ホルダー及び反射鏡ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の反射鏡ホルダーは、上述した課題を解決するために、支持部材に対して所定軸周りに回転可能に支持される反射鏡を支持する反射鏡ホルダーであって、反射鏡を支持する本体と、所定軸に沿って本体に固定され支持部材に支持される一対のシャフトと、を備え、一対のシャフトは、本体に対してインサート成形される。
【発明の効果】
【0007】
本開示の反射鏡ホルダー及び反射鏡ユニットにおいては、製造性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態におけるHUDのシステム構成例を示す図。
凹面鏡ユニットの凹面鏡ホルダーの斜視図
図2の凹面鏡ホルダーの部分拡大図。
接着面を射出成形するための金型及び金型により形成された本体を示す断面図。
図3のV-V線に沿う断面図。
図3のVI-VI線に沿う断面図。
シャフトの斜視図。
本体及びシャフトをインサート成形するための金型及び金型に配置されたシャフトであって、シャフトの軸に直交する方向に沿う断面図。
本体及びシャフトをインサート成形するための金型及び金型に配置されたシャフトであって、シャフトの軸に平行な方向に沿う断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の反射鏡ホルダー及び反射鏡ユニットの実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の反射鏡ホルダー及び反射鏡ユニットは、例えば自動車や二輪車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械に搭載されるヘッドアップディスプレイ(HUD、Head Up Display)に適用することができる。本実施形態においては、反射鏡ホルダー及び反射鏡ユニットがHUDに搭載される例を用いて説明する。
【0010】
図1は、本実施形態における凹面鏡ホルダー30が搭載されるHUD1のシステム構成例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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