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公開番号
2025084160
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023197815
出願日
2023-11-22
発明の名称
撮像レンズ
出願人
カンタツ株式会社
代理人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250527BHJP(光学)
要約
【課題】低Fナンバー、および広角でありながら、最短撮影距離から無限遠までの全域において諸収差が良好に補正された高い解像力を備える小型の撮像レンズを提供する。
【解決手段】
物体側から像側に向かって順に、負の屈折力を有する第1レンズL1と、第2レンズL2と、正の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、負の屈折力を有する第6レンズL6とから構成され、第2レンズL2は焦点可変レンズであり、第6レンズL6は近軸において像側が凹面である撮像レンズ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側に向かって順に配置された、
負の屈折力を有する第1レンズと、
第2レンズと、
正の屈折力を有する第3レンズと、
負の屈折力を有する第4レンズと、
正の屈折力を有する第5レンズと、
負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、
前記第2レンズは焦点可変レンズであり、
前記第6レンズは近軸において像側が凹面であることを特徴とする撮像レンズ。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記第5レンズは近軸において両凸形状であることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項3】
以下の条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
(1)0.20<T5/D56<3.40
ただし、
T5:前記第5レンズの光軸上の厚み、
D56:前記第5レンズの像側の面から前記第6レンズの物体側の面までの光軸上の距離、とする。
【請求項4】
前記第2レンズに隣接して開口絞りが配置され、
以下の条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
(2)0.70<st_IM/L2_IM<1.10
ただし、
st_IM:開口絞りから撮像面までの光軸上の距離、
L2_IM:前記第2レンズの像側の面から撮像面までの光軸上の距離、とする。
【請求項5】
以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
(3)0.23<T4/T6<0.90
ただし、
T4:前記第4レンズの光軸上の厚み、
T6:前記第6レンズの光軸上の厚み、とする。
【請求項6】
以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
(4)3.40<r2/D12<14.00
ただし、
r2:前記第1レンズの像側の面の近軸曲率半径、
D12:前記第1レンズの像側の面から前記第2レンズの物体側の面までの光軸上の距離、とする。
【請求項7】
以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
(5)1.40<r9/D56<8.25
ただし、
r9:前記第5レンズの物体側の面の近軸曲率半径、
D56:前記第5レンズの像側の面から前記第6レンズの物体側の面までの光軸上の距離、とする。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、CCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子上に被写体像を結像させる撮像レンズに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ゲーム機、家電製品、自動車等の多くの製品や機器は、高機能化が進み、カメラ機能が搭載されていることが一般的になっている。これらのカメラは、被写体を撮影する際のピント合わせを自動的に行うオートフォーカス機能を備えており、最短撮影距離から無限遠までの全域でピントを自動的に合わせて撮影することができる。
【0003】
また、高機能化に伴い、製品や機器1台あたりに搭載されるカメラの数は増加している。そのため、カメラモジュールにはさらなる小型化が求められ、同時に、カメラモジュールに組み込まれる撮像レンズにも小型化が求められている。また、撮像レンズには、広い撮影画角とともに高い解像度を備えることが求められる。
【0004】
オートフォーカス機能を備えるカメラとして、レンズを機械的に移動させて焦点位置を調整するためのモータ等の駆動機構を備える構成が知られている。しかしながら、この構成では、モータ等の駆動機構を備えるためカメラモジュールが大型化してしまう。また、レンズを移動させるためのスペースを確保する必要があることから、撮像レンズの小型化も難しい。さらには、レンズの移動に多くの電力が消費されるため消費電力が大きい。
【0005】
一方、レンズを機械的に移動させることなく、焦点位置を調整する撮像レンズとして、例えば、以下の特許文献1のような撮像レンズが知られている。
【0006】
特許文献1には、物体側から順に、第1レンズと、第2レンズと、第3レンズと、第4レンズと、第5レンズと、物体側の面が凸面である第6レンズとから構成され、第1レンズから第6レンズのうちのひとつに焦点可変レンズを配置して構成された撮像レンズが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
中国実用新案第219266645号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1によれば、焦点可変レンズの焦点距離を変化させることにより焦点位置を調整しているため、レンズを移動させるためのスペースやモータ等の駆動機構が必要ない。そのため、撮像レンズ、およびカメラモジュールを小型化することができる。しかしながら、特許文献1に記載の撮像レンズは、F値が2.49程度、半画角が41.6°程度であり、近年要求される性能仕様を満たすことは困難である。
【0009】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、低Fナンバー化、および広角化を図りながら、最短撮影距離から無限遠までの全域において諸収差が良好に補正された高い解像力を備える小型の撮像レンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明による撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に配置された、負の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有する第5レンズと、負の屈折力を有する第6レンズとから構成する。第2レンズは焦点可変レンズであり、第6レンズは近軸において像側が凹面である。
(【0011】以降は省略されています)
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