TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025088487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203213
出願日2023-11-30
発明の名称車両管理システム及び電気自動車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類B60R 11/02 20060101AFI20250604BHJP(車両一般)
要約【課題】電気モータを駆動源として有する電気自動車において擬似エンジン音を発生させる技術に関して、擬似エンジン音のリアリティをさらに高める。
【解決手段】電気自動車は、擬似エンジン音を生成し、電気自動車に搭載されたスピーカから擬似エンジン音を出力するように構成された1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、電気自動車の積載重量を取得する。そして、1又は複数のプロセッサは、積載重量に応じて擬似エンジン音を変化させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電気モータを駆動源として有する電気自動車であって、
擬似エンジン音を生成し、前記電気自動車に搭載されたスピーカから前記擬似エンジン音を出力するように構成された1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記電気自動車の積載重量を取得し、
前記積載重量に応じて前記擬似エンジン音を変化させる
ように構成されている
電気自動車。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記積載重量が大きくなるにつれて前記擬似エンジン音の音圧を大きくするように構成されている
電気自動車。
【請求項3】
請求項1に記載の電気自動車であって、
他の車両のけん引を実施可能に構成されており、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記電気自動車による前記けん引の実施状況を判断し、
前記電気自動車が前記けん引を実施しているとき、前記擬似エンジン音の音圧を大きくする
ように構成されている
電気自動車。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気自動車であって、
アクセルペダルと、
マニュアルトランスミッション車両の変速操作に用いる操作部材を模した擬似シフターと、
前記電気モータが出力するモータトルクを制御するトルク制御を実行する制御装置と、
をさらに備え、
前記トルク制御は、前記アクセルペダル及び前記擬似シフターの操作状態に応答して前記モータトルクを変化させる手動モードを含む
電気自動車。
【請求項5】
請求項4に記載の電気自動車であって、
前記制御装置は、前記手動モードにおいて、
前記積載重量が大きくなるにつれて低速域で前記モータトルクが大きくなるように前記電気モータの出力特性を変化させる
ように構成されている
電気自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気モータを駆動源として有する電気自動車に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車において、内燃機関(エンジン)を駆動源として有する仮想のエンジン車で走行した場合に発生する擬似エンジン音を鳴らす技術が考えられている。例えば、特許文献1には、運転操作に基づいて仮想エンジンを制御した場合における仮想エンジンに掛かる負荷を推定し、推定された負荷となるように仮想エンジンを制御した場合に車室内に発生する擬似エンジン音(仮想音)を推定し、推定された擬似エンジン音を発生するように音響機器を制御するコントローラを備えた車両の制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-036005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気自動車において擬似エンジン音を鳴らすことで、ドライバに対してエンジン車を運転しているような臨場感を与えることができる。さらに擬似エンジン音のリアリティを高めることで、擬似エンジン音を聞こうとするドライバの満足度向上に寄与する。
【0005】
実際のエンジン車で発生する擬似エンジン音の特性は、エンジンが駆動しようとする車両全体の重さに応じて異なってくる。車両全体の重さは、搭乗者の数や積載される荷物の内容等によって運転が行われる際の状況ごとに変化する。従来、このような車両全体の重さの変化が反映された擬似エンジン音の生成については考えられていなかった。本開示の1つの目的は、車両全体の重さの変化に着目して、擬似エンジン音のリアリティを高めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の観点は、電気モータを駆動源として有する電気自動車に関連する。電気自動車は、擬似エンジン音を生成し、電気自動車に搭載されたスピーカから擬似エンジン音を出力するように構成された1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、電気自動車の積載重量を取得し、積載重量に応じて擬似エンジン音を変化させるように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電気自動車の積載重量に応じてスピーカから出力される擬似エンジン音が変化する。これにより、よりリアリティの高い擬似エンジン音を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る電気自動車と車両管理システムを示す概念図である。
擬似エンジン音を出力する機能に関連する車両管理システムの機能構成の例を示すブロック図である。
擬似エンジン音を出力する機能に関して車両管理システムが実行する処理の処理フローを示すフローチャートである。
擬似エンジン音を出力する機能に関連する車両管理システムの機能構成の別の例を示すブロック図である。
電気自動車の動力制御系の構成例を示すブロック図である。
積載重量の増加に応じた出力特性の変化の例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
【0010】
1 電気自動車と車両管理システム
図1は、本実施の形態に係る電気自動車10と車両管理システム100を示す概念図である。電気自動車10は、電気モータ44を駆動源として有している。電気モータ44としては、ブラシレスDCモータや三相交流同期モータが例示される。電気自動車10は、電気モータ44を走行用の動力装置として使用する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
カーテント
12日前
個人
飛行自動車
3か月前
個人
警告装置
2か月前
個人
車窓用防虫網戸
1か月前
個人
小型EVシステム
2か月前
日本精機株式会社
ケース
2か月前
個人
車輪清掃装置
16日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
照明装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
4日前
個人
アンチロール制御装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
6日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
ブレーキシステム
2か月前
株式会社松華
懸架装置
3か月前
個人
ワイパーゴム性能保持具
25日前
株式会社クラベ
ヒータユニット
1か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
1か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
2か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
2か月前
個人
自走式立体型洗車場
3か月前
個人
ステージカー
3か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
6日前
マツダ株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
6日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
株式会社ユーシン
照明装置
2か月前
マツダ株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
続きを見る