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公開番号2025089358
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025043730,2024028857
出願日2025-03-18,2016-03-11
発明の名称映像表示装置
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H04N 21/4363 20110101AFI20250605BHJP(電気通信技術)
要約【課題】より付加価値の高い機能を実行可能なデジタル放送受信機を提供する。
【解決手段】デジタル放送受信装置100は、デジタル放送番組の符号化映像データと制御情報とを含む放送データを受信する放送受信部と、符号化映像データを復号して番組映像情報を再生する映像復号部と、番組映像情報を表示する表示部と、放送受信装置のユーザが視聴を所望する放送番組が視聴制限番組である場合に所定の携帯情報端末に対して視聴許可要求データを送信し、携帯情報端末から応答データを受信する通信部と、所定の携帯情報端末を識別可能な端末識別情報及び認証情報を記憶する認証情報記憶部と、制御部を備える。制御部は、応答データが表示許可応答であり、表示許可応答に含まれる端末識別情報及び認証情報の両方が、記憶されている端末識別情報及び認証情報とそれぞれ一致する時、放送番組の視聴を制限しないように映像復号部又は表示部を制御する。
【選択図】図8A
特許請求の範囲【請求項1】
映像表示装置であって、
コンテンツの符号化映像データと、前記コンテンツの視聴制限に関する第1の情報および第2の情報とを受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記符号化映像データを復号してコンテンツの映像情報を再生する映像復号部と、
前記映像復号部で再生した前記コンテンツの映像情報を表示する表示部と、
視聴制限の対象となるコンテンツについて、所定の携帯情報端末に対して視聴許可要求データを送信し、前記所定の携帯情報端末から前記視聴許可要求データに対する応答データを受信する通信部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記通信部で受信した応答データが表示許可応答である場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望するコンテンツの再生と表示を行うように前記映像復号部または前記表示部を制御し、
前記通信部で受信した応答データが表示拒否応答である場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望するコンテンツの再生と表示を行わず、
更に、前記第1の情報に基づいて所望の前記コンテンツが前記視聴制限の対象となるコンテンツであるか否かを判断し、前記視聴制限の対象となるコンテンツであると判断した場合、
前記第2の情報に応じて、前記所定の携帯情報端末に前記視聴許可要求データを送信するように前記通信部を制御するモードと、
前記所定の携帯情報端末に前記視聴許可要求データを送信しないように前記通信部を制御するモードとがある、
映像表示装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の映像表示装置において、前記通信部は、
前記所定の携帯情報端末が前記映像表示装置と通信可能な状態であり、かつ、前記所定
の携帯情報端末のIPアドレスと前記映像表示装置のIPアドレスとが同一のサブネット
内にある場合に、前記所定の携帯情報端末に対して前記視聴許可要求データを送信し、
前記制御部は、
前記通信部が前記所定の携帯情報端末に対して前記視聴許可要求データを送信しなかっ
た場合に、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望するコンテンツの再生と表示を行わない、
映像表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の映像表示装置において、
前記所定の携帯情報端末を識別可能な端末識別情報および認証情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、
前記通信部で受信した応答データが表示許可応答であって、前記受信部で前記所定の携帯情報端末から受信した端末識別情報および認証情報の両方が前記記憶部に記憶されている端末識別情報および認証情報とそれぞれ一致する場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望するコンテンツの再生と表示を行うように前記映像復号部または前記表示部を制御し、
前記通信部で受信した応答データが表示許可応答であっても、前記受信部で前記所定の携帯情報端末から受信した端末識別情報および認証情報の何れかが前記記憶部に記憶されている端末識別情報および認証情報と一致しない場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望するコンテンツの再生と表示を行わない、
映像表示装置。
【請求項4】
映像表示装置であって、
コンテンツの符号化映像データと、前記コンテンツの視聴制限に関する第1の情報および第2の情報とを受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記符号化映像データを復号してコンテンツの映像情報を再生する映像復号部と、
前記映像復号部で再生した前記コンテンツの映像情報を表示する表示部と、
課金の対象となる有料コンテンツについて、所定の携帯情報端末に対して課金許可要求データを送信し、前記所定の携帯情報端末から前記課金許可要求データに対する応答データを受信する通信部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記通信部で受信した応答データが課金許可応答である場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望する有料コンテンツの再生と表示を行うように前記映像復号部または前記表示部を制御し、
前記通信部で受信した応答データが課金拒否応答である場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望する有料コンテンツの再生と表示を行わず、
更に、前記第1の情報に基づいて所望の前記コンテンツが前記課金の対象となる有料コンテンツであるか否かを判断し、前記課金の対象となる有料コンテンツであると判断した場合、
前記第2の情報に応じて、前記所定の携帯情報端末に前記課金許可要求データを送信するように前記通信部を制御するモードと、
前記所定の携帯情報端末に前記課金許可要求データを送信しないように前記通信部を制御するモードとがある、
映像表示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の映像表示装置において、前記通信部は、
前記所定の携帯情報端末が前記映像表示装置と通信可能な状態であり、かつ、前記所定
の携帯情報端末のIPアドレスと前記映像表示装置のIPアドレスとが同一のサブネット
内にある場合に、前記所定の携帯情報端末に対して前記課金許可要求データを送信し、
前記制御部は、
前記通信部が前記所定の携帯情報端末に対して前記課金許可要求データを送信しなかっ
た場合に、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望する有料コンテンツの再生と表示を行わない、
映像表示装置。
【請求項6】
請求項4に記載の映像表示装置において、
前記所定の携帯情報端末を識別可能な端末識別情報および認証情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記制御部は、
前記通信部で受信した応答データが課金許可応答であって、前記受信部で前記所定の携帯情報端末から受信した端末識別情報および認証情報の両方が前記記憶部に記憶されている端末識別情報および認証情報とそれぞれ一致する場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望するコンテンツの再生と表示を行うように前記映像復号部または前記表示部を制御し、
前記通信部で受信した応答データが課金許可応答であっても、前記受信部で前記所定の携帯情報端末から受信した端末識別情報および認証情報の何れかが前記記憶部に記憶されている端末識別情報および認証情報と一致しない場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望するコンテンツの再生と表示を行わない、
映像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像表示装置に関する。
続きを表示(約 4,500 文字)【背景技術】
【0002】
デジタル放送サービスの拡張機能の1つに、放送波でデジタルデータを送信し、天気予報やニュース、おすすめ番組等の各種情報を表示するデータ放送がある。データ放送を受信可能なテレビ受信機は既に多数市販されており、また、データ放送受信に関する技術も下記特許文献1をはじめ多数が公表されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-186486号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年のコンテンツ配信に関する環境変化に対して、テレビ受信機も様々な機能拡張を求められている。特にインターネット等のブロードバンドネットワーク環境を利用したコンテンツや連携アプリケーションの配信に対する要求、および、映像コンテンツの高解像度化/高精細化に対する要求、等が多い。しかしながら、現行のテレビ受信機が備えるデータ放送受信機能等のみの流用、あるいは、前記データ放送受信機能等の機能拡張のみでは、前記要求に応え得る高付加価値のテレビ受信機を提供することは難しい。
【0005】
本発明の目的は、より付加価値の高い機能を実行可能な映像表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲に記載の技術を用いる。
【0007】
一例を挙げるならば、映像表示装置であって、コンテンツの符号化映像データと、前記コンテンツの視聴制限に関する第1の情報および第2の情報とを受信する受信部と、前記受信部で受信した前記符号化映像データを復号してコンテンツの映像情報を再生する映像復号部と、前記映像復号部で再生した前記コンテンツの映像情報を表示する表示部と、視聴制限の対象となるコンテンツについて、所定の携帯情報端末に対して視聴許可要求データを送信し、前記所定の携帯情報端末から前記視聴許可要求データに対する応答データを受信する通信部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記通信部で受信した応答データが表示許可応答である場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望するコンテンツの再生と表示を行うように前記映像復号部または前記表示部を制御し、前記通信部で受信した応答データが表示拒否応答である場合には、前記映像表示装置のユーザが視聴を所望するコンテンツの再生と表示を行わず、更に、前記第1の情報に基づいて所望の前記コンテンツが前記視聴制限の対象となるコンテンツであるか否かを判断し、前記視聴制限の対象となるコンテンツであると判断した場合、前記第2の情報に応じて、前記所定の携帯情報端末に前記視聴許可要求データを送信するように前記通信部を制御するモードと、前記所定の携帯情報端末に前記視聴許可要求データを送信しないように前記通信部を制御するモードとがある、映像表示装置を用いる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の技術を用いることにより、より付加価値の高い機能を実行可能な映像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る放送受信装置を含む放送通信システムの構成図である。
MMTにおける符号化信号の構成要素の説明図である。
MMTにおけるMPUの構成図である。
MMTにおけるMMTPパケットの構成図である。
MMTを用いる放送システムのプロトコルスタックの概念図である。
放送システムで用いる制御情報の階層構成図である。
放送システムのTLV-SIで使用されるテーブルの一覧である。
放送システムのTLV-SIで使用される記述子の一覧である。
放送システムのMMT-SIで使用されるメッセージの一覧である。
放送システムのMMT-SIで使用されるテーブルの一覧である。
放送システムのMMT-SIで使用される記述子の一覧(1)である。
放送システムのMMT-SIで使用される記述子の一覧(2)である。
放送システムのMMT-SIで使用される記述子の一覧(3)である。
放送システムのコンポーネントと各テーブルの関係を示す図である。
放送システムのMPTのデータ構造を示す図である。
放送システムのロケーション情報のデータ構造を示す図である。
放送システムのMPUタイムスタンプ記述子のデータ構造を示す図である。
放送システムのMH-EITのデータ構造を示す図である。
放送システムのイベントパッケージ記述子のデータ構造を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置のブロック図である。
実施例1に係る放送受信装置の提示機能の論理的プレーン構造の構成図である。
実施例1に係る放送受信装置のソフトウェア構成図である。
実施例1に係る放送局サーバのブロック図である。
実施例1に係るサービス事業者サーバのブロック図である。
実施例1に係る携帯情報端末のブロック図である。
実施例1に係る携帯情報端末のソフトウェア構成図である。
実施例1に係る放送受信装置のクロック同期/提示同期のシステム構成図である。
放送システムのNTP形式のデータ構造を示す図である。
放送システムのMH-TOTのデータ構造を示す図である。
放送システムのJST_timeパラメータのフォーマットを示す図である。
放送システムのTMCC拡張情報領域の時刻情報のデータ構造を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置のMJDからの現在日付の算出方法を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置のチャンネルスキャン時の動作シーケンス図である。
放送システムのTLV-NITのデータ構造を示す図である。
放送システムの衛星分配システム記述子のデータ構造を示す図である。
放送システムのサービスリスト記述子のデータ構造を示す図である。
放送システムのAMTのデータ構造を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置の選局時の動作シーケンス図である。
放送システムのPLTによる各パッケージのMPTの参照を説明する概念図である。
放送システムのPLTのデータ構造を示す図である。
実施例1に係る放送受信装置を制御可能なリモコンの外観図である。
放送システムのリモートコントロールキー記述子のデータ構造を示す図である。
マルチ編成チャンネルの選局処理を説明する図である。
マルチビュー対応番組のアングル選択処理を説明する図である。
放送システムのLCTのデータ構造を示す図である。
放送システムのMPU提示領域指定記述子のデータ構造を示す図である。
LCTに基づくレイアウト番号へのレイアウトの割当を示す図である。
LCTに基づくレイアウト番号へのレイアウトの割当を示す図である。
LCTに基づくレイアウト番号へのレイアウトの割当を示す図である。
LCTに基づくレイアウト番号へのレイアウトの割当を示す図である。
LCTに基づく画面レイアウト制御の例外処理を説明する図である。
LCTに基づく画面レイアウト制御の例外処理を説明する図である。
放送システムの映像コンポーネント記述子のデータ構造を示す図である。
映像コンポーネント記述子の映像信号アスペクト比の意味を説明する図である。
実施例1に係る放送受信装置のアスペクト比変換処理を説明する図である。
実施例1に係る放送受信装置のアスペクト比変換処理を説明する図である。
実施例1に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
実施例1に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
実施例1に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
実施例1に係る放送受信装置の緊急警報放送表示時の画面表示図である。
放送システムのコンテンツコピー制御記述子のデータ構造を示す図である。
コンテンツコピー制御記述子のコピー制御情報の意味を示す図である。
放送システムのコンテンツ利用制御記述子のデータ構造を示す図である。
実施例2に係る放送受信装置のブロック図である。
放送サービス切り替え時の現在時刻表示の不整合を説明する図である。
実施例2に係る現在時刻情報参照元の選択制御の動作を説明する図である。
実施例2に係る現在時刻情報の更新処理の動作シーケンス図である。
実施例2に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
実施例2に係る放送受信装置のEPG画面の画面表示図である。
時間方向階層符号化HEVCビットストリームの伝送に関する概要を説明する図である。
放送システムの依存関係記述子のデータ構造を示す図である。
実施例3に係る放送受信装置の個人情報登録画面の画面表示図である。
実施例3に係る認証処理に用いる携帯情報端末の登録処理の動作シーケンス図である。
実施例3に係る携帯情報端末の認証使用許可要求の通知画面の画面表示図である。
実施例3に係る携帯情報端末の認証情報入力画面の画面表示図である。
実施例3に係る有料コンテンツを受信する際の課金処理の動作シーケンス図である。
実施例3に係る携帯情報端末の課金許可画面の画面表示図である。
実施例3に係る有料コンテンツを受信する際の課金処理の動作シーケンス図である。
放送システムのMH-パレンタルレート記述子のデータ構造を示す図である。
MH-パレンタルレート記述子の年齢制限値の意味を示す図である。
MH-パレンタルレート記述子の同伴フラグの意味を示す図である。
MH-パレンタルレート記述子の年齢制限値の意味を示す図である。
実施例4に係る放送受信装置の視聴制限設定メニュー表示画面の画面表示図である。
実施例4に係る放送受信装置の保護者情報登録画面の画面表示図である。
実施例4に係る視聴制限コンテンツを受信する際の視聴制限制御処理の動作シーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態の例を、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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