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公開番号2025089985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2024064559
出願日2024-04-12
発明の名称情報処理システム、サーバ、情報処理システムの制御方法、サーバの制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250609BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像を移動させる移動操作を行った際、その移動操作による移動量を迅速に把握することができるとともに、画像が円滑に移動したと感じることができる情報処理システム、サーバ、情報処理システムの制御方法、サーバの制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】クラウドブラウザシステム1000は、画像形成装置10と画像生成システム100とを備える。画像形成装置10は、画像を移動させる移動操作が可能な操作手段(操作部312)と、移動操作による移動量に関する操作情報をサーバに送信する装置側送信手段(ネットワークI/F310)と、移動操作前の画像を第1画像として、第1画像に対する移動操作を行った際、移動量分だけ第1画像が移動した状態の移動画像と、第1画像の移動に伴って空白となる空白画像とを含む第2画像を表示手段に表示させる制御を行う制御手段(コントローラユニット300)とを備える。
【選択図】図8A
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置と、該情報処理装置と通信可能に接続されたサーバと、を備える情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記サーバからの画像データを画像として表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されている画像を移動させる移動操作が可能な操作手段と、
前記移動操作が終了した場合、該移動操作による移動量に関する操作情報を前記サーバに送信する装置側送信手段と、
前記移動操作前の画像を第1画像として、該第1画像に対する前記移動操作を行った際、前記移動量分だけ前記第1画像が移動した状態の移動画像と、前記第1画像の移動に伴って前記移動量分の空白となる空白画像とを含む第2画像を前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段と、を備え、
前記サーバは、
前記装置側送信手段からの前記操作情報を受信するサーバ側受信手段と、
前記サーバ側受信手段で受信された前記操作情報に基づいて、前記移動画像に対応する画像と、前記移動画像に連続し、前記空白画像を埋めるような画像とを含む第3画像の画像データを生成する生成手段と、
前記第3画像の画像データを前記情報処理装置に送信するサーバ側送信手段と、を備え、
前記制御手段は、前記表示手段での前記第2画像表示後、該第2画像を前記第3画像に置き換える制御を行うことを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1画像には、該第1画像に対する前記移動操作とは別に、前記第1画像内で前記操作手段での前記移動操作が可能な少なくとも1つの小画像が含まれており、
前記制御手段は、前記移動操作前の小画像を第1小画像として、該第1小画像に対する前記移動操作を行った際、前記移動量分だけ前記第1小画像が移動した状態の移動小画像と、前記第1小画像の移動に伴って前記移動量分の空白となる空白小画像とを含む第2小画像を前記第1画像内に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記生成手段は、前記移動小画像に対応する画像と、前記移動小画像に連続し、前記空白小画像を埋めるような画像とを含む第3小画像の画像データを生成し、
前記制御手段は、前記表示手段での前記第2小画像表示後、該第2小画像を前記第3小画像に置き換える制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第1画像には、複数の前記小画像が含まれており、
前記各小画像に対する前記移動操作は、互い独立して行われ得ることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記情報処理装置は、前記第1画像に対する前記移動操作か否か、前記小画像に対する前記移動操作か否かを判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、前記判断手段での判断結果に基づいた制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記移動画像には、背景が含まれており、
前記制御手段は、前記空白画像を前記背景の主な色と異なる色の画像とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記制御手段は、前記移動操作に連動して、前記移動画像の表示範囲および前記空白画像の表示範囲をそれぞれ変化させていくことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記制御手段は、前記移動操作に連動して、前記移動画像の表示範囲を狭くしつつ、該移動画像の表示範囲が狭くなった分、前記空白画像の表示範囲を広げていくことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記表示手段は、タッチ機能を有するタッチパネルを有し、
前記操作手段は、前記タッチ機能で実現されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記移動操作は、前記タッチパネル上で指を摺動させるドラッグによって行われることを特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、サーバ、情報処理システムの制御方法、サーバの制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
リモートデスクトップでは、ディスプレイに表示される画面は、ユーザの操作に応じて変化するが、通信時間の遅延が生じるレイテンシが比較的大きくなる場合がある。この場合、画面サイズよりも広範囲な画像を記憶して(キャッシュして)、当該記憶先から一部を抜き出して、スクロール操作中の画面を表示することにより、レイテンシを抑制することができる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-110335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のリモートデスクトップシステムでは、画面サイズよりも広範囲な画像を記憶する構成となっているため、スクロール操作してもディスプレイに残り続けるヘッダコンテナを有する画面に対応することが困難となる。例えば、スクロール操作を行った際、その操作による移動量を迅速に把握することが困難となったり、画像が円滑に移動したと感じることが困難となったりするという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、画像を移動させる移動操作を行った際、その移動操作による移動量を迅速に把握することができるとともに、画像が円滑に移動したと感じることができる情報処理システムを提供することを目的とする。同様に、画像を移動させる移動操作を行った際、その移動操作による移動量を迅速に把握することができるとともに、画像が円滑に移動したと感じることができるサーバ、情報処理システムの制御方法、サーバの制御方法、プログラム提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理システムは、情報処理装置と、該情報処理装置と通信可能に接続されたサーバと、を備える情報処理システムであって、前記情報処理装置は、前記サーバからの画像データを画像として表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている画像を移動させる移動操作が可能な操作手段と、前記移動操作が終了した場合、該移動操作による移動量に関する操作情報を前記サーバに送信する装置側送信手段と、前記移動操作前の画像を第1画像として、該第1画像に対する前記移動操作を行った際、前記移動量分だけ前記第1画像が移動した状態の移動画像と、前記第1画像の移動に伴って前記移動量分の空白となる空白画像とを含む第2画像を前記表示手段に表示させる制御を行う制御手段と、を備え、前記サーバは、前記装置側送信手段からの前記操作情報を受信するサーバ側受信手段と、前記サーバ側受信手段で受信された前記操作情報に基づいて、前記移動画像に対応する画像と、前記移動画像に連続し、前記空白画像を埋めるような画像とを含む第3画像の画像データを生成する生成手段と、前記第3画像の画像データを前記情報処理装置に送信するサーバ側送信手段と、を備え、前記制御手段は、前記表示手段での前記第2画像表示後、該第2画像を前記第3画像に置き換える制御を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画像を移動させる移動操作を行った際、その移動操作による移動量を迅速に把握することができるとともに、画像が円滑に移動したと感じることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るクラウドブラウザシステムの全体構成を示すブロック図である。
仮想マシンのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
仮想マシンのソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
画像形成装置の操作部に表示されるホーム画面の一例を示す図である。
画像形成装置の操作部に表示されるブラウザ画面の一例を示す図である。
画像形成装置、画像生成システム、外部サイトの間で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
画像形成装置、画像生成システム、外部サイトの間で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
画像形成装置で実行される処理(ドラッグ操作判断処理)を示すフローチャートである。
画像形成装置、画像生成システム、外部サイトの間で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
画像形成装置の操作部に表示される画像の一例を示す図である。
画像形成装置の操作部に表示される画像の一例を示す図である。
画像形成装置の操作部に表示される画像の一例を示す図である。
ドラッグによって移動する画像の始点および終点を説明するための図である。
画像形成装置(ブラウザ制御部)で実行される処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係るクラウドブラウザシステムの画像形成装置、画像生成システム、外部サイトの間で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
画像形成装置の操作部に表示される画像の一例を示す図である。
画像形成装置の操作部に表示される画像の一例を示す図である。
フレーム画像に関するフレーム情報の一例を示す図である。
画像生成システム(ブラウザ処理部)で実行される処理を示すフローチャートである。
画像形成装置(ブラウザ制御部)で実行される処理を示すフローチャートである。
第3実施形態に係るクラウドブラウザシステムの画像形成装置の操作部に表示される画像の一例を示す図である。
画像形成装置、画像生成システム、外部サイトの間で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
画像生成システムで実行される処理を示すフローチャートである。
図18に示すフローチャートと異なるタイミングで、画像生成システムで実行される処理を示すフローチャートである。
第4実施形態に係るクラウドブラウザシステムの画像生成システムで実行される処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図1~図10を参照して、第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係るクラウドブラウザシステムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すクラウドブラウザシステム1000は、各種の情報を処理可能な情報処理システムである。クラウドブラウザシステム1000は、情報処理装置としての複数の画像形成装置10と、画像生成システム100と、を有し、これらが互いに通信可能に接続されている。このクラウドブラウザシステム1000は、インターネット111を介して、外部サイト105と、認証サイト110と通信可能に接続されている。また、各画像形成装置10は、プロキシ(Proxy)サーバ104を介して、インターネット111と接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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