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公開番号
2025090372
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205569
出願日
2023-12-05
発明の名称
ワイヤハーネス用保護材
出願人
矢崎総業株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250610BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】部材の種類の増加を抑制しつつ、要求される保護性能を実現できるワイヤハーネス用保護材を提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス用保護材1は、複数のシート材10が互いに重なって構成される保護体2と、保護体の両端部2aを互いに固定する固定部3と、を有し、複数のシート材は、同一の材質および同一の形状を有し、保護体において、複数のシート材は、一つのシート材が他の一つのシート材の全体を覆うように重なり、保護体は、ワイヤハーネスWHに巻き付けられた状態でワイヤハーネスと対向する内側面を有し、かつ保護体の両端部の内側面を向かい合わせてワイヤハーネスに巻き付けられ、固定部は、複数のシート材が積層する積層方向Lyに沿って複数のシート材を互いに固定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のシート材が互いに重なって構成される保護体と、前記保護体の両端部を互いに固定する固定部と、を有し、
複数の前記シート材は、同一の材質および同一の形状を有し、
前記保護体において、複数の前記シート材は、一つの前記シート材が他の一つの前記シート材の全体を覆うように重なり、
前記保護体は、ワイヤハーネスに巻き付けられた状態で前記ワイヤハーネスと対向する内側面を有し、かつ前記保護体の両端部の前記内側面を向かい合わせて前記ワイヤハーネスに巻き付けられ、
前記固定部は、複数の前記シート材が積層する積層方向に沿って複数の前記シート材を互いに固定する
ことを特徴とするワイヤハーネス用保護材。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記シート材は、基材層と、接着層と、を有し、前記接着層によって他の前記シート材に接着される
請求項1に記載のワイヤハーネス用保護材。
【請求項3】
前記固定部は、複数の前記シート材を溶着して形成される
請求項1に記載のワイヤハーネス用保護材。
【請求項4】
複数の前記固定部が前記ワイヤハーネスの軸方向に沿って間隔を置いて配置される
請求項1から3の何れか1項に記載のワイヤハーネス用保護材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネス用保護材に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスを保護する構造がある。特許文献1には、所定箇所におけるワイヤハーネスの外周を覆う保護材と、始端部がワイヤハーネスに巻かれて固定され保護材の外周に巻かれて該保護材を固定した後の終端部が保護材を挟んで始端部と反対側のワイヤハーネスに巻かれて固定される固定用粘着テープと、を具備するワイヤハーネス保護構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/008364号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤハーネス用保護材において、要求される保護性能に応じて専用の保護材を製造すると、部材の種類の増加を招くこととなる。部材の種類の増加を抑制しつつ、要求される保護性能に応じた保護材を製造できることが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、部材の種類の増加を抑制しつつ、要求される保護性能を実現できるワイヤハーネス用保護材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のワイヤハーネス用保護材は、複数のシート材が互いに重なって構成される保護体と、前記保護体の両端部を互いに固定する固定部と、を有し、複数の前記シート材は、同一の材質および同一の形状を有し、前記保護体において、複数の前記シート材は、一つの前記シート材が他の一つの前記シート材の全体を覆うように重なり、前記保護体は、ワイヤハーネスに巻き付けられた状態で前記ワイヤハーネスと対向する内側面を有し、かつ前記保護体の両端部の前記内側面を向かい合わせて前記ワイヤハーネスに巻き付けられ、前記固定部は、複数の前記シート材が積層する積層方向に沿って複数の前記シート材を互いに固定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネス用保護材は、複数のシート材が互いに重なって構成される保護体と、保護体の両端部を互いに固定する固定部と、を有し、固定部は、複数のシート材が積層する積層方向に沿って複数のシート材を互いに固定する。本発明に係るワイヤハーネス用保護材では、保護体を構成するシート材の枚数等によって保護性能を調節可能である。よって、本発明に係るワイヤハーネス用保護材によれば、要求される保護性能を実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の正面図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の斜視図である。
図3は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の断面図である。
図4は、実施形態に係るシート材の斜視図である。
図5は、実施形態に係る保護体の斜視図である。
図6は、ワイヤハーネスに巻き付けられた保護体を示す図である。
図7は、実施形態に係るシート材の斜視図である。
図8は、実施形態に係るシート材の断面図である。
図9は、実施形態に係るシート材の平面図である。
図10は、実施形態に係るシート材の平面図である。
図11は、実施形態に係るシート材の斜視図である。
図12は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の斜視図である。
図13は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の斜視図である。
図14は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の斜視図である。
図15は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の斜視図である。
図16は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の側面図である。
図17は、実施形態に係るシート材の斜視図である。
図18は、実施形態に係る保護体の斜視図である。
図19は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の断面図である。
図20は、実施形態に係る保護体の斜視図である。
図21は、実施形態に係る保護体の斜視図である。
図22は、実施形態に係る保護体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るワイヤハーネス用保護材につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図22を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、ワイヤハーネス用保護材に関する。図1は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の正面図、図2は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の斜視図、図3は、実施形態に係るワイヤハーネス用保護材の断面図、図4は、実施形態に係るシート材の斜視図、図5は、実施形態に係る保護体の斜視図、図6は、ワイヤハーネスに巻き付けられた保護体を示す図、図7は、実施形態に係るシート材の斜視図、図8は、実施形態に係るシート材の断面図、図9および図10は、実施形態に係るシート材の平面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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