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公開番号2025090490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2024078294
出願日2024-05-13
発明の名称バッテリ装置及びその燃焼抑制方法
出願人中華電信股分有限公司
代理人個人
主分類H01M 50/204 20210101AFI20250610BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】燃焼後に外部空間の機器や人員が損傷を受ける可能性を効果的に低減することができる、バッテリ装置及びその燃焼抑制方法を提供する。
【解決手段】バッテリ装置100は、筐体110と、セルモジュール120と、触媒コンバータ130と、を備える。筐体110は、内部空間111を有する。セルモジュール120は、内部空間111に配置される。触媒コンバータ130は、内部空間111に配置され、セルモジュール120を内部空間111に対する外部空間10から仕切る。バッテリ装置100の燃焼抑制方法も提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部空間を有する筐体と、
前記内部空間に配置されたセルモジュールと、
前記内部空間に配置され、前記セルモジュールを前記内部空間に対する外部空間から仕切る触媒コンバータと、
を含む、バッテリ装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記触媒コンバータは、立方体細孔構造又はハニカム細孔構造を含む、
請求項1に記載のバッテリ装置。
【請求項3】
前記触媒コンバータは、二元触媒又は三元触媒を含む、
請求項1に記載のバッテリ装置。
【請求項4】
前記触媒コンバータの材料は、貴金属でコーティングされたセラミックを含む。
請求項1に記載のバッテリ装置。
【請求項5】
前記セルモジュールは、リチウム三元セルモジュール又はリン酸鉄リチウムセルモジュールを含む、
請求項1に記載のバッテリ装置。
【請求項6】
前記筐体は、入口端と出口端を有し、
前記触媒コンバータは、第1の触媒コンバータと第2の触媒コンバータを含み、
前記第1の触媒コンバータは、前記セルモジュールと前記入口端との間に配置され、前記第2の触媒コンバータは、前記セルモジュールと前記出口端との間に配置される、
請求項1に記載のバッテリ装置。
【請求項7】
前記第1の触媒コンバータは、その両側にある前記筐体と直接接触し、前記第2の触媒コンバータは、その両側にある前記筐体と直接接触し、前記セルモジュールを取り囲む密閉空間を形成する、
請求項6に記載のバッテリ装置。
【請求項8】
前記筐体は、開口部を有さず、前記触媒コンバータは閉環構造であることにより、前記セルモジュールを取り囲む密閉空間を形成する、
請求項1に記載のバッテリ装置。
【請求項9】
前記触媒コンバータは、前記筐体と接触しない、
請求項8に記載のバッテリ装置。
【請求項10】
バッテリ装置の動作により炎及び可燃性ガスが生成されることを含むバッテリ装置の燃焼抑制方法であって、
前記バッテリ装置は、
内部空間を有する筐体と、
前記内部空間に配置されたセルモジュールと、
前記内部空間に配置され、前記セルモジュールを前記内部空間に対する外部空間から仕切る触媒コンバータと、
を含み、
前記炎及び前記可燃性ガスは、前記触媒コンバータを通過する、
バッテリ装置の燃焼抑制方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリ装置及びその燃焼抑制方法に関する。
続きを表示(約 970 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、バッテリが故障すると、バッテリが燃えて炎や高濃度の可燃性ガス(一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)など)が発生することがある。バッテリを効果的に制御できないと、バッテリの周囲の機器に悪影響を及ぼしやすくなり、バッテリの周囲にいる人々の安全性にも懸念を引き起こす可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、燃焼後に外部空間の機器や人員が損傷を受ける可能性を効果的に低減することができる、バッテリ装置及びその燃焼抑制方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明のバッテリ装置は、筐体と、セルモジュールと、触媒コンバータと、を含む。筐体は、内部空間を有する。セルモジュールは、内部空間に配置される。触媒コンバータは、内部空間に配置され、セルモジュールを内部空間に対する外部空間から仕切る。
【0005】
本発明の一実施形態において、上記触媒コンバータは、立方体細孔構造又はハニカム細孔構造を含む。
【0006】
本発明の一実施形態において、上記触媒コンバータは、二元触媒又は三元触媒を含む。
【0007】
本発明の一実施形態において、上記触媒コンバータの材料は、貴金属でコーティングされたセラミックを含む。
【0008】
本発明の一実施形態において、上記セルモジュールは、リチウム三元セルモジュール又はリン酸鉄リチウムセルモジュールを含む。
【0009】
本発明の一実施形態において、上記筐体は、入口端と出口端を有する。触媒コンバータは、第1の触媒コンバータと第2の触媒コンバータを備える。第1の触媒コンバータは、セルモジュールと入口端との間に配置され、第2の触媒コンバータは、セルモジュールと出口端との間に配置される。
【0010】
本発明の一実施形態において、上記第1の触媒コンバータは、その両側にある筐体と直接接触し、第2の触媒コンバータは、その両側にある筐体と直接接触し、前記セルモジュールを取り囲む密閉空間を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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