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公開番号
2025090178
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205258
出願日
2023-12-05
発明の名称
蓄電装置
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
主分類
H01M
50/211 20210101AFI20250610BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】小型化が可能な蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、第一蓄電素子21A及び第二蓄電素子21Bを備える。第一蓄電素子は、第一電極体30Aと、第一電極体の第一側面31Aに配置された第一固定部材90Aと、第一電極体及び第一固定部材を収容する第一外装フィルム210Aと、を備える。第二蓄電素子は、第二電極体30Bと、第二電極体の第二側面31Bに配置された第二固定部材90Bと、第二電極体及び第二固定部材を収容する第二外装フィルム210Bとを備える。第一側面と第二側面とは第一方向で対向する。第一固定部材と第二固定部材とは第一方向で対向しない。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第一蓄電素子及び第二蓄電素子を備え、
前記第一蓄電素子は、
第一電極体と、
前記第一電極体の第一側面に配置された第一固定部材と、
前記第一電極体及び前記第一固定部材を収容する第一外装フィルムと、を備え、
前記第二蓄電素子は、
第二電極体と、
前記第二電極体の第二側面に配置された第二固定部材と、
前記第二電極体及び前記第二固定部材を収容する第二外装フィルムと、を備え、
前記第一側面と前記第二側面とは第一方向で対向し、
前記第一固定部材と前記第二固定部材とは前記第一方向で対向しない、
蓄電装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記第一電極体は、第一正極板と、第一負極板と、前記第一正極板及び前記第一負極板の間に配置された第一セパレータと、を備え、
前記第二電極体は、第二正極板と、第二負極板と、前記第二正極板及び前記第二負極板の間に配置された第二セパレータと、を備え、
前記第一セパレータは、前記第一側面の一部を形成する第一外周部を備え、
前記第二セパレータは、前記第二側面の一部を形成する第二外周部を備え、
前記第一固定部材は、前記第一外周部を、前記第一側面の前記第一外周部以外の部分に固定し、
前記第二固定部材は、前記第二外周部を、前記第二側面の前記第二外周部以外の部分に固定する、
請求項1記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第一方向と交差する第二方向において、
前記第一固定部材は、前記第一電極体の中央よりも前記第二方向の一方に配置されており、
前記第二固定部材は、前記第二電極体の中央よりも前記第二方向の他方に配置されている、
請求項2記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第二方向において、
前記第一外周部は、前記第一電極体の前記中央よりも前記第二方向の前記一方に配置され、
前記第二外周部は、前記第二電極体の前記中央よりも前記第二方向の前記他方に配置される、
請求項3記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記第一蓄電素子は、第一正極端子及び第一負極端子を備え、
前記第一正極端子及び前記第一負極端子は、前記第一方向と交差する第二方向に並び、
前記第二蓄電素子は、第二正極端子及び第二負極端子を備え、
前記第二正極端子及び前記第二負極端子は、前記第二方向に並び、
前記第一正極端子及び前記第二負極端子は、前記第一方向に並び、
前記第一負極端子及び前記第二正極端子は、前記第一方向に並ぶ、
請求項1~4のいずれか一項に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、角型電池を厚さ方向に積層して構成された組電池が開示されている。角型電池は、ラミネートフィルムなどのフレキシブルなフィルムからなる外装体と、外装体に挿入された電極体であって、積層した正極、負極及びセパレータからなる電極体とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-300288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の組電池が備える角型電池において、電極体には形状保持のため絶縁テープが巻きつけられており、かつ、外装体はフレキシブルなフィルムによって形成されている。従って絶縁テープの厚さが外装体の表面に現れやすい。その結果、複数の角型電池を積層した場合、例えば、絶縁テープの厚さが角型電池の数以上累積され得る。このことは、角型電池の積層方向における組電池のサイズの増加の要因となる。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、小型化が可能な蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、第一蓄電素子及び第二蓄電素子を備え、前記第一蓄電素子は、第一電極体と、前記第一電極体の第一側面に配置された第一固定部材と、前記第一電極体及び前記第一固定部材を収容する第一外装フィルムと、を備え、前記第二蓄電素子は、第二電極体と、前記第二電極体の第二側面に配置された第二固定部材と、前記第二電極体及び前記第二固定部材を収容する第二外装フィルムと、を備え、前記第一側面と前記第二側面とは第一方向で対向し、前記第一固定部材と前記第二固定部材とは前記第一方向で対向しない。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型化が可能な蓄電装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る蓄電装置の分解斜視図である。
図3は、実施の形態に係る蓄電素子列の分解斜視図である。
図4は、実施の形態に係る第一蓄電素子の構成概要を示す断面図である。
図5は、実施の形態に係る第一蓄電素子の構成概要を示す側面図である。
図6は、実施の形態に係る第二蓄電素子の構成概要を示す断面図である。
図7は、実施の形態に係る第二蓄電素子の構成概要を示す側面図である。
図8は、実施の形態に係る第一蓄電素子及び第二蓄電素子の構成概要を示す断面図である。
図9は、実施の形態の変形例に係る第一蓄電素子及び第二蓄電素子の構成概要を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、第一蓄電素子及び第二蓄電素子を備え、前記第一蓄電素子は、第一電極体と、前記第一電極体の第一側面に配置された第一固定部材と、前記第一電極体及び前記第一固定部材を収容する第一外装フィルムと、を備え、前記第二蓄電素子は、第二電極体と、前記第二電極体の第二側面に配置された第二固定部材と、前記第二電極体及び前記第二固定部材を収容する第二外装フィルムと、を備え、前記第一側面と前記第二側面とは第一方向で対向し、前記第一固定部材と前記第二固定部材とは前記第一方向で対向しない。
【0010】
本発明の一態様に係る蓄電装置によれば、第一蓄電素子及び第二蓄電素子が第一方向で並べられ、かつ、第一固定部材と第二固定部材とが第一方向で対向しない。つまり、2つの固定部材が、第一蓄電素子及び第二蓄電素子の並び方向である第一方向で重ねられない。これにより、第一蓄電素子及び第二蓄電素子を備える蓄電装置の第一方向のサイズの増加が抑制される。従って、本態様の蓄電装置は、小型化が可能な蓄電装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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