TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025090828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2025043526,2021182571
出願日
2025-03-18,2021-11-09
発明の名称
管理装置、管理システム、管理方法及びコンピュータプログラム
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
H04L
45/851 20220101AFI20250610BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ECUの更新に掛かる時間をより短縮する管理装置、管理システム、管理方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】車両に搭載される管理システム1において、管理装置は、車両に搭載される1又は複数のECUのうち更新対象となる対象ECUと通信する第1通信部と、車載の車外通信装置と通信し、車両外の第1外部装置からネットワークを介して車外通信装置に送信される対象ECUの更新データを受信可能な第2通信部と、車両外の第2外部装置と通信し、更新データを受信可能な第3通信部と、第2通信部又は第3通信部が受信した更新データを第1通信部から対象ECUへ送信させる制御部と、を備え、制御部は、第2通信部及び第3通信部の一方が受信した更新データを第1通信部から送信させる第1経路を、第2通信部及び第3通信部の他方が受信した更新データを第1通信部から送信させる第2経路に切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される管理装置であって、
前記車両に搭載される1又は複数のECUのうち更新対象となる対象ECUと通信する第1通信部と、
車載の車外通信装置と通信し、前記車両外の第1外部装置からネットワークを介して前記車外通信装置に送信される前記対象ECUの更新データを受信可能な第2通信部と、
前記車両外の第2外部装置と通信し、前記更新データを受信可能な第3通信部と、
前記第2通信部又は前記第3通信部に受信された前記更新データを前記第1通信部から前記対象ECUへ送信させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第2通信部及び前記第3通信部の一方に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる第1経路を、前記第2通信部及び前記第3通信部の他方に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる第2経路に切り替える、
管理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記更新データを分割した複数の分割データのうち先頭のデータが前記第1経路において受信された後、前記複数の分割データのうち末尾のデータが前記第1経路において受信されるまでの間に、所定時間、前記第1経路に前記分割データが受信されない場合に、通信途絶を判定し、
前記通信途絶が判定された場合に、前記第1経路を前記第2経路に切り替える、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記複数の分割データを前記対象ECUに応じて設定される送信間隔ごとに前記第1通信部から順次送信させ、
前記所定時間は、前記送信間隔の2倍以上の時間である、
請求項2に記載の管理装置。
【請求項4】
前記第1通信部は、複数の前記対象ECUと通信し、
前記所定時間は、複数の前記対象ECUに対して同一の値として設定される時間である、
請求項2に記載の管理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記通信途絶が判定された場合に、前記対象ECUの更新を前記更新データの途中から再開するための前記更新データのリトライポイントを取得し、
前記第1経路から前記第2経路に切り替えた際に、前記第1通信部から前記対象ECUへ前記分割データのうち前記リトライポイント以降のデータを送信させる、
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の管理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記通信途絶が判定された場合に、前記対象ECU又は前記更新データに応じて、前記対象ECUの更新を前記更新データの途中から再開するか、前記対象ECUの更新を前記更新データの最初からやり直すかを判定する、
請求項5に記載の管理装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記通信途絶が判定される前に前記第1経路によって前記第1通信部から送信させた前記分割データの送信順に関する情報に基づいて、前記リトライポイントを取得する、
請求項5又は請求項6に記載の管理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第2経路の通信先である前記第1外部装置又は前記第2外部装置に対して、前記分割データのうち前記リトライポイント以降のデータを要求する信号を、前記第2通信部又は前記第3通信部から送信させる、
請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の管理装置。
【請求項9】
前記第2外部装置は、前記第1外部装置からネットワークを介して前記更新データを受信可能なダイアグ装置である、
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の管理装置。
【請求項10】
前記第1経路は、前記第2通信部に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる経路であり、
前記第2経路は、前記第3通信部に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる経路であり、
前記制御部は、前記第1経路から前記第2経路に切り替える際に、前記ダイアグ装置に対して、前記第1経路を通って送信された前記更新データと同じバージョン情報を有する更新データを前記第1外部装置から取得することを要求する、
請求項9に記載の管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、管理装置、管理システム、管理方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、車両に搭載されているECU(Electronic Control Unit)のプログラム又はデータを更新するための技術が知られている。例えば、特許文献1には、外部ツールから送信される更新用プログラムをゲートウェイECUが複数のECUに中継する技術が開示されている。
【0003】
特許文献2には、更新対象とするソフトウェアに応じて、通信経路を選択する技術が開示されている。特許文献3には、ECUにおけるプログラムの書き換え処理が中断された場合に、プログラムの書き換えを再開する際のリトライポイントを特定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-112120号公報
特開2019-20866号公報
特開2020-27635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ゲートウェイECUから他のECUへ更新データが送信されている途中で、更新データの提供元(例えば、外部ツール)とゲートウェイECUとの間において通信途絶等の通信異常が発生した場合、従来は通信異常が解消されるまでの間、前記他のECUにおける更新を待機しており、更新完了まで時間が掛かっていた。
【0006】
本開示は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ECUの更新に掛かる時間をより短縮することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の管理装置は、車両に搭載される管理装置であって、前記車両に搭載される1又は複数のECUのうち更新対象となる対象ECUと通信する第1通信部と、車載の車外通信装置と通信し、前記車両外の第1外部装置からネットワークを介して前記車外通信装置に送信される前記対象ECUの更新データを受信可能な第2通信部と、前記車両外の第2外部装置と通信し、前記更新データを受信可能な第3通信部と、前記第2通信部又は前記第3通信部に受信された前記更新データを前記第1通信部から前記対象ECUへ送信させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記第2通信部及び前記第3通信部の一方に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる第1経路を、前記第2通信部及び前記第3通信部の他方に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる第2経路に切り替える、管理装置である。
【0008】
本開示の管理方法は、車両に搭載される1又は複数のECUの更新を管理装置が管理する管理方法であって、前記管理装置は、前記1又は複数のECUのうち更新対象となる対象ECUと通信する第1通信部と、車載の車外通信装置と通信し、前記車両外の第1外部装置からネットワークを介して前記車外通信装置に送信される前記対象ECUの更新データを受信可能な第2通信部と、前記車両外の第2外部装置と通信し、前記更新データを受信可能な第3通信部と、を備え、前記管理方法は、前記第2通信部及び前記第3通信部の一方に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる第1経路を、前記第2通信部及び前記第3通信部の他方に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる第2経路に切り替えるステップを備える、管理方法である。
【0009】
本開示のコンピュータプログラムは、車両に搭載される1又は複数のECUの更新を管理装置が管理するためのコンピュータプログラムであって、前記管理装置は、前記1又は複数のECUのうち更新対象となる対象ECUと通信する第1通信部と、車載の車外通信装置と通信し、前記車両外の第1外部装置からネットワークを介して前記車外通信装置に送信される前記対象ECUの更新データを受信可能な第2通信部と、前記車両外の第2外部装置と通信し、前記更新データを受信可能な第3通信部と、を備え、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに、前記第2通信部及び前記第3通信部の一方に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる第1経路を、前記第2通信部及び前記第3通信部の他方に受信された前記更新データを前記第1通信部から送信させる第2経路に切り替えるステップを実行させる、コンピュータプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、ECUの更新に掛かる時間をより短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
携帯端末保持具
1か月前
個人
音響装置
1か月前
個人
防犯AIプラグイン
2か月前
個人
テレビ会議拡張システム
2か月前
日本精機株式会社
投影システム
1か月前
日本無線株式会社
音声通信方式
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
23日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
21日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
個人
無線中継赤外線コピーリモコン
2か月前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
27日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
TOA株式会社
音響システム
2か月前
オムロン株式会社
スレーブ装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
21日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
16日前
日本放送協会
映像伝送システム
1か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
12日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
2か月前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
28日前
キヤノン株式会社
通信システム
7日前
キヤノン株式会社
撮影システム
27日前
シャープ株式会社
表示装置
20日前
エルメック株式会社
信号伝送回路
9日前
株式会社クーネル
音響装置
15日前
シャープ株式会社
電子機器
28日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
8日前
株式会社国際電気
無線通信システム
23日前
株式会社ニコン
カメラボディ
2か月前
株式会社ユピテル
撮像装置等
2か月前
続きを見る
他の特許を見る