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公開番号
2025091060
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206031
出願日
2023-12-06
発明の名称
原稿搬送装置および画像読取装置
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250611BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】中断指示時に、原稿種別に応じて、原稿を排紙して原稿の搬送を停止するか原稿を排紙せずに原稿の搬送を停止するかを切り替えることで、使い勝手の良い画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置Aは、原稿(搬送媒体S)を搬送する搬送手段10と、搬送手段10を制御する制御手段8と、搬送手段10による原稿の搬送を中断する中断指示を入力可能な中断入力手段と、搬送している原稿の原稿種別を取得する原稿種別取得手段とを備え、制御手段8は、中断入力手段に中断指示が入力されたとき、原稿種別に応じて、原稿を排紙するか原稿を排紙せずに原稿の搬送を停止するかを切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を制御する制御手段と、
前記搬送手段による原稿の搬送を中断する中断指示を入力する中断入力手段と、
搬送している原稿の原稿種別を取得する原稿種別取得手段と
を備え、
前記制御手段は、
前記中断入力手段に中断指示が入力されたとき、前記原稿種別に応じて、原稿を排紙するか原稿を排紙せずに原稿の搬送を停止するかを切り替えることを特徴とする原稿搬送装置。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記原稿種別取得手段により前記原稿種別として長尺を取得した場合、
前記制御手段は、前記中断指示が入力されたときに原稿の搬送を停止することを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
【請求項3】
請求項2に記載の原稿搬送装置であって、
前記搬送手段により搬送される原稿の画像を読取る読取手段と、
原稿を搬送した距離を記憶する搬送距離記憶手段と
を備え、
前記原稿種別取得手段により前記原稿種別として長尺を取得した場合、前記制御手段は、前記中断指示が入力されたときに、前記搬送距離記憶手段により記憶した搬送距離と前記読取手段によって読取り可能な原稿の長さである読取り上限長とを比較し、前記搬送距離とが前記読取り上限長との差が所定値以下であるときには原稿を排紙し、前記差が所定値を上回るときは原稿の搬送を停止することを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
装置外に前記搬送手段で搬送された原稿を排紙する排紙ローラを備え、
前記原稿種別取得手段により前記原稿種別として薄紙を取得した場合、前記制御手段は、前記中断指示が入力されたときに、原稿の後端が前記排紙ローラに到達するまで搬送を継続して前記排紙ローラにより原稿の後端が前記排紙ローラに挟まれる状態で前記排紙ローラによる排紙動作を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像読取装置。
【請求項5】
請求項1に記載の原稿搬送装置であって、
前記搬送手段により搬送される原稿の画像を読取る読取手段を備え、
前記制御手段は、前記中断指示が入力されたときに原稿を排紙すると判断した場合、前記読取手段による画像の読取りを中止するよう前記読取手段を制御することを特徴とする画像読取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿を搬送する原稿搬送装置、および搬送した原稿の画像を読取る画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像読取装置の中には、ADF(Auto Document Feeder)を備えるものが存在する。ADFを備える画像読取装置では、原稿を画像読取装置に積載し画像読取処理を行う。積載した原稿に誤りがあった場合や、原稿の搬送中に斜行が発生した場合に、ユーザーが停止ボタンを押して原稿の搬送を中止し、画像読取処理を中断する。
【0003】
原稿の搬送停止後、画像読取装置が載置台を供給位置から非供給位置に下げ、搬送路に新たに原稿が供給されるのを防ぎつつ、搬送路内の原稿を搬送路から排紙することが可能な画像読取装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-88446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した画像読取装置のように、搬送路に原稿が存在する場合、その原稿を搬送路から排紙する手法では、長尺の原稿を画像読取中に中止した場合、排紙が終わるまで待たなければならず、停止まで時間がかかり、ユーザーにとって使い勝手が良いものではなかった。長尺とは、画像読取装置の読取り設定に存在する「A4」や「A3」、「B5」や「B4」などの規格が決められた定型の原稿サイズよりも長い原稿のことをさす。
【0006】
例えば、本発明は、長尺の原稿で画像読取を中止した場合に、原稿を排紙せずに、すぐに停止することが可能であり、ユーザーが効率良く画像データを取得し易くした画像読取装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記を鑑み、本発明に係る原稿搬送装置は、
原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を制御する制御手段と、
前記搬送手段による原稿の搬送を中断する中断指示を入力可能な中断入力手段と、
搬送している原稿の原稿種別を取得する原稿種別取得手段と
を備え、
前記制御手段は、
前記中断入力手段に中断指示が入力されたとき、前記原稿種別に応じて、原稿を排紙するか原稿を排紙せずに原稿の搬送を停止するかを切り替えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、原稿種別に応じて、原稿を排紙して原稿の搬送を停止するか原稿を排紙せずに原稿の搬送を停止するかを切り替えることで、使い勝手の良い画像読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略図。
図1の画像読取装置の制御ユニットのブロック図。
本発明の一実施形態に係るハードウェア構成例を示すブロック図。
本発明の一実施形態に係る画像読取り停止制御を示したフローチャート。
本発明の一実施形態に係る画像読取り排紙制御を示したフローチャート。
本発明の一実施形態に係る画像読取アプリケーションを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施例>
<装置の構成>
図1は本発明の一実施形態に係る原稿搬送装置の一例である画像読取装置Aの概略図である。画像読取装置Aは、載置台1に積載された一又は複数の搬送媒体Sを1つずつ装置内に経路RTにて搬送してその画像を読み取り、排出トレイ2に排出する装置である。読み取る搬送媒体Sは、例えば、OA紙、チェック、小切手、カード類等のシートであり、厚手のシートであっても、薄手のシートであってもよい。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等を挙げることができる。搬送媒体Sには、また、パスポートなどの冊子も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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