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公開番号
2025091263
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206440
出願日
2023-12-06
発明の名称
撮像光学系
出願人
日精テクノロジー株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250611BHJP(光学)
要約
【課題】望遠カメラを薄い筐体に配置可能とすべく屈曲光学系を用いた撮像光学系であって、プリズムサイズを増大させることなく、良好な解像性能が得られる撮像光学系を提供すること。
【解決手段】物体側から順に、入射光の向きを折り曲げる反射光学素子と、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、第4レンズ、負の屈折力を有する第5レンズ、及び第6レンズからなり、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像光学系。
10.5<TTL/Y<12.7 (1)
14.3<TTL/D23<17.1 (2)
0.43<f1234/f<0.74 (3)
-2.63<f56/f<-0.45 (4)
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像素子の撮像面に被写体像を結像させる撮像光学系であって、物体側から順に、入射光の向きを折り曲げる反射光学素子と、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、第4レンズ、負の屈折力を有する第5レンズ、及び第6レンズからなり、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像光学系。
10.5<TTL/Y<12.7 (1)
14.3<TTL/D23<17.1 (2)
0.43<f1234/f<0.74 (3)
-2.63<f56/f<-0.45 (4)
ここで、
TTLは反射光学素子の入射面から撮像面までの距離、
Yは撮像光学系の撮像面での最大像高、
D23は反射光学素子と第1レンズとの光軸上の空気間隔、
fは撮像レンズ全系の焦点距離、
f1234は第1、第2、第3及び第4レンズの合成焦点距離
f56は第5及び第6レンズの合成焦点距離、
である。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像光学系。
0.36<f1/f<0.63 (5)
-1.62<f2/f<-0.72 (6)
0.47<f3/f<1.49 (7)
ここで、
f1は第1レンズの焦点距離、
f2は第2レンズの焦点距離、
f3は第3レンズの焦点距離、
である。
【請求項3】
以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像光学系。
-20.1<r10/f<1.12 (8)
-1.21<r11/f<7.82 (9)
ここで、
r10は第4レンズの物体側の面の曲率半径、
r11は第4レンズの像側の面の曲率半径、
である。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型の望遠カメラに好適な撮像光学系に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンなどの携帯端末に高倍率の望遠カメラが搭載されるようになってきた。このような望遠カメラに用いられる撮像光学系は焦点距離が長く、光学系全長が大きくなるため、垂直配列の撮像光学系を携帯端末の筐体に配置するためには、筐体の厚みを厚くする必要があった。そこで、望遠カメラを薄い筐体に配置するために入射光線の方向を90度屈曲させるプリズムを用いた屈曲光学系が携帯端末に採用されるようになっている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-33180号公報
特表2020-510868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような屈曲光学系であっても、プリズムサイズが大きくなると、筐体の薄型化が困難となる。また、近年、携帯端末に搭載されるカメラは画素数が増大しており、より高解像度な撮像光学系が求められている。
【0005】
本発明は、上記従来における問題点を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、望遠カメラを薄い筐体に配置可能とすべく屈曲光学系を用いた撮像光学系であって、プリズムサイズを増大させることなく、良好な解像性能が得られる撮像光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、本発明の撮像光学系は、物体側から順に、入射光の向きを折り曲げる反射光学素子と、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、第4レンズ、負の屈折力を有する第5レンズ、及び第6レンズからなり、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像光学系。
10.5<TTL/Y<12.7 (1)
14.3<TTL/D23<17.1 (2)
0.43<f1234/f<0.74 (3)
-2.63<f56/f<-0.45 (4)
ここで、
TTLは反射光学素子の入射面から撮像面までの距離、
Yは撮像光学系の撮像面での最大像高、
D23は反射光学素子と第1レンズとの光軸上の空気間隔、
fは撮像レンズ全系の焦点距離、
f1234は第1、第2、第3及び第4レンズの合成焦点距離
f56は第5及び第6レンズの合成焦点距離、
である。
【0007】
また、本発明の撮像光学系において、以下の条件式を満足することが好ましい。
0.36<f1/f<0.63 (5)
-1.62<f2/f<-0.72 (6)
0.47<f3/f<1.49 (7)
ここで、
f1は第1レンズの焦点距離、
f2は第2レンズの焦点距離、
f3は第3レンズの焦点距離、
である。
【0008】
また、本発明の撮像光学系において、以下の条件式を満足することが好ましい。
-20.1<r10/f<1.12 (8)
-1.21<r11/f<7.82 (9)
ここで、
r10は第4レンズの物体側の面の曲率半径、
r11は第4レンズの像側の面の曲率半径、
である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、望遠カメラを薄い筐体に配置可能とすべく屈曲光学系を用いた撮像光学系であって、プリズムサイズを増大させることなく、良好な解像性能が得られる撮像光学系を実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例1にかかる撮像光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例1にかかる撮像光学系の無限遠合焦時における(A)球面収差(SA)、(B)非点収差(AS)、(C)歪曲収差(DT)を示す図である。
本発明の実施例2にかかる撮像光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例2にかかる撮像光学系の無限遠合焦時における(A)球面収差(SA)、(B)非点収差(AS)、(C)歪曲収差(DT)を示す図である。
本発明の実施例3にかかる撮像光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例3にかかる撮像光学系の無限遠合焦時における(A)球面収差(SA)、(B)非点収差(AS)、(C)歪曲収差(DT)を示す図である。
本発明の実施例4にかかる撮像光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例4にかかる撮像光学系の無限遠合焦時における(A)球面収差(SA)、(B)非点収差(AS)、(C)歪曲収差(DT)を示す図である。
本発明の実施例5にかかる撮像光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例5にかかる撮像光学系の無限遠合焦時における(A)球面収差(SA)、(B)非点収差(AS)、(C)歪曲収差(DT)を示す図である。
本発明の実施例6にかかる撮像光学系の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。
実施例6にかかる撮像光学系の無限遠合焦時における(A)球面収差(SA)、(B)非点収差(AS)、(C)歪曲収差(DT)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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