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公開番号2025091969
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207551
出願日2023-12-08
発明の名称光成端箱
出願人日本通信電材株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類G02B 6/46 20060101AFI20250612BHJP(光学)
要約【課題】光ファイバケーブルを取り外ししやすい、光成端箱を提供する。
【解決手段】光成端箱は、板状の外側パネルを有する筐体と、弾性板部と、を備える。前記外側パネルは、第一および第二外側板部とに分割されている。前記第一外側板部は、第一外側開口部を有する。前記第二外側板部は、前記第一外側板部に対して着脱可能に設けられ、第二外側開口部を有する。前記弾性板部は、第一および第二弾性板部とに分割されている。前記第一弾性板部は、前記第一外側板部に取り付けられ、前記第一外側開口部と同じ形状である第一弾性開口部を有する。前記第二弾性板部は、前記第二外側板部に取り付けられ、前記第二外側開口部と同じ形状である第二弾性開口部を有する。前記第一外側開口部と前記第二外側開口部とが連結するとともに、前記第一弾性開口部と前記第二弾性開口部とが連結することにより、一つのケーブル導入孔が形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
板状の外側パネルを有する筐体と、
弾性板部と、を備え、
前記外側パネルは、第一外側板部と、第二外側板部とに分割されており、
前記第一外側板部は、第一外側開口部を有し、
前記第二外側板部は、前記第一外側板部に対して着脱可能に設けられ、第二外側開口部を有し、
前記弾性板部は、第一弾性板部と、第二弾性板部とに分割されており、
前記第一弾性板部は、前記第一外側板部に取り付けられ、前記第一外側開口部と同じ形状である第一弾性開口部を有し、
前記第二弾性板部は、前記第二外側板部に取り付けられ、前記第二外側開口部と同じ形状である第二弾性開口部を有し、
前記第一外側開口部と前記第二外側開口部とが連結するとともに、前記第一弾性開口部と前記第二弾性開口部とが連結することにより、一つのケーブル導入孔が形成される、光成端箱。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第一外側開口部は、第一外側円弧部を有し、
前記第二外側開口部は、前記第一外側円弧部と同じ曲率半径を有する第二外側円弧部を有し、
前記第一外側円弧部の中心角および前記第二外側円弧部の中心角は、いずれも180度以下であって、
前記第一外側円弧部と前記第二外側円弧部は、互いに反対方向に凸状である、請求項1に記載の光成端箱。
【請求項3】
前記第一外側円弧部と前記第二外側円弧部は、それぞれ半円弧である、請求項2に記載の光成端箱。
【請求項4】
前記外側パネルは、前記第一外側板部と、前記第二外側板部とに半分割されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光成端箱。
【請求項5】
板状の内側パネルを、さらに備え、
前記内側パネルは、第一内側板部と、第二内側板部とに分割されており、
前記第一内側板部は、前記第一外側開口部と同じ形状である第一内側開口部を有し、
前記第二内側板部は、前記第二外側開口部と同じ形状である第二内側開口部を有し、
前記第一内側開口部と前記第二内側開口部とが連結することにより、前記ケーブル導入孔が形成され、
前記第一弾性板部は、前記第一外側板部と前記第一内側板部に挟み込まれ、
前記第二弾性板部は、前記第二外側板部と前記第二内側板部に挟み込まれる、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光成端箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光成端箱に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、光成端箱を開示している。光ファイバケーブルは、グロメットを介して、光成端箱の内部へ導入される。特許文献1の光成端箱では、グロメットが本体から脱落しないように、グロメットをはめ込むグロメット溝が、本体を構成する正面板に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-365445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の光成端箱では、一度グロメットをグロメット溝にはめ込むと、グロメットとそのグロメットを貫通する光ファイバケーブルとを、光成端箱の本体から取り外しにくい。また、光ファイバケーブルは、グロメット溝が形成された正面板からしか、光成端箱の内部へアクセスできず、配線しにくい。さらに、光成端箱の内部の部品はそのままに、本体のみを交換する場合には、一度ケーブルを切断する必要もある。光ファイバケーブルを、グロメットではなくコネクタやケーブル導入部を介して光成端箱に導入する場合も、同様の課題がある。
【0005】
本開示では、光ファイバケーブルを取り外ししやすい、光成端箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の光成端箱は、
板状の外側パネルを有する筐体と、
弾性板部と、を備え、
前記外側パネルは、第一外側板部と、第二外側板部とに分割されており、
前記第一外側板部は、第一外側開口部を有し、
前記第二外側板部は、前記第一外側板部に対して着脱可能に設けられ、第二外側開口部を有し、
前記弾性板部は、第一弾性板部と、第二弾性板部とに分割されており、
前記第一弾性板部は、前記第一外側板部に取り付けられ、前記第一外側開口部と同じ形状である第一弾性開口部を有し、
前記第二弾性板部は、前記第二外側板部に取り付けられ、前記第二外側開口部と同じ形状である第二弾性開口部を有し、
前記第一外側開口部と前記第二外側開口部とが連結するとともに、前記第一弾性開口部と前記第二弾性開口部とが連結することにより、一つのケーブル導入孔が形成される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、光ファイバケーブルを取り外ししやすい、光成端箱が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態に係る光成端箱の斜視図を例示する。
図2は、本開示の一実施形態に係る光成端箱の斜視図を例示する。
図3は、光成端箱の底面板部の拡大斜視図を例示する。
図4は、光成端箱の筐体の内部からケーブル導入孔を見た、拡大斜視図を例示する。
図5は、光成端箱の第二外側板部および第二弾性板部が、第一外側板部から取り外された状態を例示する。
図6は、光成端箱の内側パネルの拡大斜視図を例示する。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本開示の一形態の説明)
まず本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の一態様に係る光成端箱は、
(1)板状の外側パネルを有する筐体と、
弾性板部と、を備え、
前記外側パネルは、第一外側板部と、第二外側板部とに分割されており、
前記第一外側板部は、第一外側開口部を有し、
前記第二外側板部は、前記第一外側板部に対して着脱可能に設けられ、第二外側開口部を有し、
前記弾性板部は、第一弾性板部と、第二弾性板部とに分割されており、
前記第一弾性板部は、前記第一外側板部に取り付けられ、前記第一外側開口部と同じ形状である第一弾性開口部を有し、
前記第二弾性板部は、前記第二外側板部に取り付けられ、前記第二外側開口部と同じ形状である第二弾性開口部を有し、
前記第一外側開口部と前記第二外側開口部とが連結するとともに、前記第一弾性開口部と前記第二弾性開口部とが連結することにより、一つのケーブル導入孔が形成される。
【0010】
本開示によれば、分割された二つの板部の開口部が連結することで、一つのケーブル導入孔が形成される。このため、光ファイバケーブルを筐体から着脱しやすい。また弾性板部があるため、高い防水・防塵性を有する光成端箱を実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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