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公開番号
2025090073
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205057
出願日
2023-12-05
発明の名称
設計支援装置、設計支援方法及びプログラム
出願人
AGC株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
1/10 20150101AFI20250610BHJP(光学)
要約
【課題】反射防止膜の光学設計を効率的に行える設計支援装置を提供する。
【解決手段】設計支援装置が、反射防止膜の膜厚情報を説明変数とし、反射防止膜による拡散反射光の色情報を目的変数とするモデルを生成するモデル生成部と、モデルに基づいて色情報が目標条件を満たす膜厚条件を探索する膜厚探索部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
反射防止膜の膜厚情報を説明変数とし、前記反射防止膜による拡散反射光の色情報を目的変数とするモデルを生成するように構成されているモデル生成部と、
前記モデルに基づいて前記色情報が目標条件を満たす膜厚条件を探索するように構成されている膜厚探索部と、
を備える設計支援装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の設計支援装置であって、
前記膜厚探索部により探索された膜厚条件を満たす前記反射防止膜を用いて測定された前記色情報に基づいて、前記モデルを更新するように構成されているモデル更新部をさらに備える、
設計支援装置。
【請求項3】
請求項2に記載の設計支援装置であって、
前記モデル更新部により前記モデルを更新することと、
前記膜厚探索部により前記膜厚条件を探索することと、
を繰り返し実行する、
設計支援装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の設計支援装置であって、
前記色情報は、前記拡散反射光の色と目標色との類似度である、
設計支援装置。
【請求項5】
請求項4に記載の設計支援装置であって、
前記目標色は、無彩色である、
設計支援装置。
【請求項6】
請求項4に記載の設計支援装置であって、
前記類似度は、色空間における距離である、
設計支援装置。
【請求項7】
請求項4に記載の設計支援装置であって、
前記類似度は、スペクトルの差分の絶対値である、
設計支援装置。
【請求項8】
請求項1から3のいずれかに記載の設計支援装置であって、
前記膜厚探索部は、所定の組み合わせ最適化手法により前記膜厚条件を探索するように構成されている、
設計支援装置。
【請求項9】
請求項8に記載の設計支援装置であって、
前記組み合わせ最適化手法は、ベイズ最適化である、
設計支援装置。
【請求項10】
請求項1から3のいずれかに記載の設計支援装置であって、
前記反射防止膜は、屈折率が異なる複数の膜層を有する、
設計支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、設計支援装置、設計支援方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、美観性の観点から、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid CrystalDisplay)のような画像表示装置の前面にカバーガラスなどの透明基体を設置する手法が用いられている。そして、かかる透明基体への外光の映り込み防止のために、反射防止膜を備えた透明基体が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、二つの主面を有する透明基体及び該透明基体の一方の主面上に、透明基体側から拡散層と反射防止膜をこの順で有する反射防止膜付透明基体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2023/195498号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、反射防止膜の光学設計を効率化する余地がある。例えば、反射防止膜の拡散反射光は物理シミュレーションが困難であるため、拡散反射光の光学特性が目標を満たす膜厚条件を実験的に探索しており、多大な時間を要している。
【0006】
本開示の一態様は、上記のような技術的課題に鑑みて、反射防止膜の光学設計を効率的に行える設計支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様による設計支援装置は、反射防止膜の膜厚情報を説明変数とし、反射防止膜による拡散反射光の色情報を目的変数とするモデルを生成するモデル生成部と、モデルに基づいて色情報が目標条件を満たす膜厚条件を探索する膜厚探索部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、反射防止膜の光学設計を効率的に行える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
反射防止膜付透明基体の一例を模式的に示す断面図である。
設計支援システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
コンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
設計支援装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
設計支援方法の一例を示すフローチャートである。
実施例における拡散反射分光特性を示す図である。
スペクトル残差の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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