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公開番号2025091268
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206445
出願日2023-12-06
発明の名称情報処理方法、情報処理システム及びプログラム
出願人株式会社関電工
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20250611BHJP(計算;計数)
要約【課題】言語生成モデルにより危険予知に関する危険予知メッセージを出力することが可能な情報処理方法等を提供すること。
【解決手段】一つの側面に係る情報処理方法は、工事現場の画像を取得し、前記工事現場における危険予知に関する危険予知情報を用いる言語生成モデルに、取得した工事現場の画像に関する情報を含む入力プロンプトを入力して、前記工事現場における危険予知に関する危険予知メッセージを出力する処理を実行させることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
工事現場の画像を取得し、
前記工事現場における危険予知に関する危険予知情報を用いる言語生成モデルに、取得した工事現場の画像に関する情報を含む入力プロンプトを入力して、前記工事現場における危険予知に関する危険予知メッセージを出力する
情報処理方法。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記言語生成モデルに、前記入力プロンプトを入力して、前記工事現場における予測された危険及び対策を前記危険予知メッセージとして出力する
請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項３】
前記言語生成モデルに、前記入力プロンプトを入力して、前記危険予知メッセージに関連付けられた類似事例を出力する
請求項１又は２に記載の情報処理方法。
【請求項４】
前記類似事例にアクセスするためのリンク情報を出力する
請求項３に記載の情報処理方法。
【請求項５】
前記工事現場での作業者の属性を取得し、
取得した属性に対応するテキストを特定し、
前記言語生成モデルに、特定したテキスト及び前記画像に関する情報を含む前記入力プロンプトを入力して、前記属性に応じた危険予知メッセージを出力する
請求項１又は２に記載の情報処理方法。
【請求項６】
前記工事現場での当日の工事内容を取得し、
前記言語生成モデルに、取得した当日の工事内容及び前記画像に関する情報を含む前記入力プロンプトを入力し、前記危険予知メッセージを出力する
請求項１又は２に記載の情報処理方法。
【請求項７】
前記工事現場における危険、対策及び類似事例を含む複数の事例データを記憶したデータベースから、取得した画像に関連する事例データを特定し、
前記言語生成モデルに、特定した事例データに含まれる文章及び前記画像に関する情報を含む前記入力プロンプトを入力して、前記危険予知メッセージを出力する
請求項１又は２に記載の情報処理方法。
【請求項８】
前記データベースは、前記工事現場における法規、規格、規定またはガイドラインに関する複数の基準データを記憶しており、
前記データベースを参照して、取得した画像に関連する基準データを特定し、
前記言語生成モデルに、特定した基準データに含まれる文章及び前記画像に関する情報を含む前記入力プロンプトを入力して、基準に関するアドバイスを出力する
請求項７に記載の情報処理方法。
【請求項９】
前記工事現場での作業者の音声データまたはテキストデータを含む前記作業者のコメントを取得し、
前記工事現場の画像に関する情報、及び、取得した前記作業者のコメントを含む入力プロンプトを前記言語生成モデルに入力して、前記工事現場における危険予知に関する危険予知メッセージを出力する
請求項１又は２に記載の情報処理方法。
【請求項１０】
ヘルメットまたは胸ポケットに装着されるカメラ及びスピーカを有するユニットと、該ユニットと通信するコンピュータとを備え、
前記コンピュータは制御部を備え、
前記制御部は、
工事現場の画像を、前記カメラを通じて取得し、
前記工事現場における危険予知に関する危険予知情報を用いる言語生成モデルに、取得した工事現場の画像に関する情報を含む入力プロンプトを入力して、前記工事現場における危険予知に関する危険予知メッセージを前記ユニットへ出力し、
前記ユニットのスピーカは、
前記危険予知メッセージを出力する
情報処理システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理方法、情報処理システム及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、工事現場における危険予知に関連する技術の開発が盛んに進められている。例えば特許文献１には、現場作業における危険予知活動を通じて安全文化の醸成を支援する危険予知活動支援システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－０３３４０４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に係る発明は、言語生成モデルにより危険予知に関する危険予知メッセージを出力することができないという問題がある。
【０００５】
一つの側面では、言語生成モデルにより危険予知に関する危険予知メッセージを出力することが可能な情報処理方法等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
一つの側面に係る情報処理方法は、工事現場の画像を取得し、前記工事現場における危険予知に関する危険予知情報を用いる言語生成モデルに、取得した工事現場の画像に関する情報を含む入力プロンプトを入力して、前記工事現場における危険予知に関する危険予知メッセージを出力する処理を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
一つの側面では、言語生成モデルにより危険予知に関する危険予知メッセージを出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
工事現場における安全管理システムの概要を示す説明図である。
サーバの構成例を示すブロック図である。
作業者ＤＢ及び危険予知結果ＤＢのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
事例データＤＢのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
基準データＤＢのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
ユニットの構成例を示すブロック図である。
危険予知メッセージを出力する処理を説明する説明図である。
入力プロンプト及び危険予知メッセージの一例を示す説明図である。
危険予知メッセージをユニットに送信する際の処理手順を示すフローチャートである。
工事現場の画像を取得する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
入力プロンプトを生成する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
危険予知メッセージに関連付けられた類似事例を出力する際の処理手順を示すフローチャートである。
変形例１における作業者ＤＢのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
第１の作業者に対する危険予知メッセージを他の作業者に共有する際の処理手順を示すフローチャートである。
実施形態３における作業者ＤＢのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
作業者の属性に応じた危険予知メッセージを出力する説明図である。
実施形態２における入力プロンプトを生成する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
実施形態３におけるサーバの構成例を示すブロック図である。
工事内容ＤＢのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。
実施形態３における入力プロンプトを生成する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
基準に関するアドバイスをユニットに送信する際の処理手順を示すフローチャートである。
危険予知メッセージ及び作業者ＩＤを管理者端末に出力する際の処理手順を示すフローチャートである。
実施形態６における危険予知メッセージをユニットに送信する際の処理手順を示すフローチャートである。
実施形態６における入力プロンプトを生成する処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
【００１０】
（実施形態１）
実施形態１は、言語生成モデルにより工事現場における危険予知に関する危険予知メッセージを出力する形態に関する。図１は、工事現場における安全管理システムの概要を示す説明図である。本実施形態のシステムは、情報処理装置１及びユニット２を含み、各装置はインターネット等のネットワークＮを介して情報の送受信を行う。
（【００１１】以降は省略されています）

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