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公開番号2025091296
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206484
出願日2023-12-06
発明の名称電池モジュール
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H01M 50/557 20210101AFI20250611BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】モジュールケースへの複数個の電池セルの収容効率を向上させることができる電池モジュールを得る。
【解決手段】電池モジュール11は、正極と負極を構成する板状の電極体40をラミネートフィルム22で外装し、幅方向Wの一方と他方から電極リード26を突出させた複数個の電池セル20を備え、当該複数個の電池セル20を厚み方向Dに積層し、モジュールケース16に収容している。複数個の電池セル20の少なくとも一部は、電極リード26同士を接続する接続部70を介して一続きに接続され、当該接続部70の位置で蛇腹折りして積層されることにより、電気的に接続されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
正極と負極を構成する板状の電極体をラミネートフィルムで外装し、幅方向の一方と他方から電極リードを突出させた複数個の電池セルを備え、当該複数個の電池セルを厚み方向に積層し、モジュールケースに収容した電池モジュールであって、
前記複数個の電池セルの少なくとも一部は、
前記電極リード同士を接続する接続部を介して一続きに接続され、当該接続部の位置で蛇腹折りして積層されることにより、電気的に接続されている、
電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、セル本体外周縁から互いに反対方向に伸延するシート状の正極端子および負極端子を有する複数の両タブ型セルを並列に配置し、前記端子伸延方向に各々配設されて前記各端子のうちの同一極端子同士を一対の略板状のバスバーによって接続したセルユニットを、極性の異なるバスバー同士が対向するように複数積層配設したセルモジュールが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3912201号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたセルモジュールでは、積層方向に対向する両タブ型セル同士の接続が、一対のバスバーと、一対のバスバー同士を連結する導電性柱状部材を介して行われる。このため、積層方向に対向する両タブ型セルの間に一対のバスバーと導電性柱状部材とを収容するスペースが必要となり、モジュールケース内における両タブ型セルの収容効率が低下する。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、モジュールケースへの複数個の電池セルの収容効率を向上させることができる電池モジュールを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の電池モジュールは、正極と負極を構成する板状の電極体をラミネートフィルムで外装し、幅方向の一方と他方から電極リードを突出させた複数個の電池セルを備え、当該複数個の電池セルを厚み方向に積層し、モジュールケースに収容した電池モジュールであって、前記複数個の電池セルの少なくとも一部は、前記電極リード同士を接続する接続部を介して一続きに接続され、当該接続部の位置で蛇腹折りして積層されることにより、電気的に接続されている。
【0007】
第1の態様の電池モジュールは、正極と負極を構成する板状の電極体をラミネートフィルムで外装し、幅方向の一方と他方から電極リードを突出させた複数個の電池セルを備えている。また、電池モジュールでは、複数個の電池セルを厚み方向に積層し、モジュールケースに収容している。ここで、複数個の電池セルの少なくとも一部は、電極リード同士を接続する接続部を介して一続きに接続され、当該接続部の位置で蛇腹折りして積層されることにより、電気的に接続されている。このように、電極リード同士を直接接続することにより、電池セル間を電気的に接続するバスバーの数を減らし、小型化させることができる。これにより、モジュールケースへの複数個の電池セルの収容効率を向上させることができる。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、本発明に係る電池モジュールでは、モジュールケースへの複数個の電池セルの収容効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る電池セル20を厚み方向から見た概略図である。
実施形態に係る電池セルの内部構造を説明するための模式図である。
実施形態に係る電池モジュールの一部であって、二つの直列接続セル群同士の接続箇所を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図1~図3を参照し、本発明の一実施形態について説明する。なお、図1~図3の各図において、矢印Wで示される方向を電池セル20の幅方向とし、矢印Hで示される方向を電池セル20の高さ方向(上下方向)とし、矢印Dで示される方向を電池セル20の厚み方向とする。電池セル20の幅方向Wは、後述する電極シート50及びセパレータ60の幅方向と一致している。
(【0011】以降は省略されています)

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