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公開番号2025091740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207171
出願日2023-12-07
発明の名称電子機器、制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250612BHJP(電気通信技術)
要約【課題】高速伝送信号の劣化を低減できると共に、信号方式が異なる端子を共用化できる技術を実現する。
【解決手段】電子機器は、外部機器と接続される共用端子と、前記共用端子に接続される複数の信号処理部と、前記複数の信号処理部のうち1つ以上の信号処理部と前記共用端子とを接続状態または非接続状態に切り替える1つ以上の第1スイッチと、複数の信号処理部の動作状態と、前記第1スイッチを開閉状態とを制御する制御手段と、を有し、前記複数の信号処理部は、前記第1スイッチを介さずに前記共用端子と接続され、第1の信号を処理する第1信号処理部と、前記第1スイッチを介して前記共用端子と接続され、前記第1の信号よりも伝送速度が低い信号を処理する1つ以上の信号処理部とを含み、前記制御手段は、前記第1信号処理部が前記第1の信号を処理する状態において前記第1スイッチを非接続状態にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外部機器と接続される共用端子と、
前記共用端子に接続される複数の信号処理部と、
前記複数の信号処理部のうち1つ以上の信号処理部と前記共用端子とを接続状態または非接続状態に切り替える1つ以上の第1のスイッチと、
複数の信号処理部の動作状態と、前記第1のスイッチを開閉状態とを制御する制御手段と、を有し、
前記複数の信号処理部は、前記第1のスイッチを介さずに前記共用端子と接続され、第1の信号を処理する第1の信号処理部と、前記第1のスイッチを介して前記共用端子と接続され、前記第1の信号よりも伝送速度が低い信号を処理する1つ以上の信号処理部とを含み、
前記制御手段は、前記第1の信号処理部が前記第1の信号を処理する状態において前記第1のスイッチを非接続状態にすることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記共用端子に割り当てる機能を設定する設定手段を有し、
前記制御手段は、前記共用端子に割り当てられた機能に応じて前記複数の信号処理部を信号を処理する第1の状態または信号を処理しない第2の状態に制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記複数の信号処理部は、前記第1の信号よりも周波数が低い信号を処理する第2の信号処理部を含み、
前記第1の信号の周波数は、前記第2の信号処理部が処理する第2の信号の周波数よりも高く、
前記第1のスイッチは、前記第2の信号処理部と前記共用端子とを接続状態または非接続状態に切り替えることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御手段は、前記共用端子に前記第1の信号が入力されたことに応じて前記第1の信号処理部を前記第1の状態にすると共に前記第2の信号処理部を前記第2の状態にし、前記共用端子に前記第2の信号が入力されたことに応じて前記第1の信号処理部を前記第2の状態にすると共に前記第1の信号処理部を前記第1の状態にすることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記制御手段は、前記第1の信号処理部が前記第1の状態において前記第1のスイッチを非接続状態にすることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項6】
前記共用端子に入力された信号を終端する終端部を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記複数の信号処理部は、前記第1のスイッチを介して前記共用端子と接続され、前記共用端子に信号を出力する第3の信号処理部を含むことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項8】
前記制御手段は、前記第3の信号処理部が前記第1の状態であり、前記第1の信号処理部と前記第2の信号処理部が前記第2の状態において前記第1のスイッチを接続状態にすることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
【請求項9】
前記共用端子に入力された信号を終端する終端部と、
前記終端部とGNDとを接続状態または非接続状態に切り替える第2のスイッチと、を有し、
前記共用端子から信号が入力される場合には前記第2のスイッチを接続状態にし、
前記共用端子から信号が出力される場合には前記第2のスイッチを非接続状態にすることを特徴とした請求項7に記載の電子機器。
【請求項10】
前記制御手段は、前記共用端子に割り当てられた機能に応じて前記第2のスイッチを接続状態または非接続状態に切り替えることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、信号方式が異なる端子を共用化する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルビデオカメラなどの電子機器は、アナログ信号やデジタル信号をシリアルやパラレルで入出力する端子など、様々な信号方式(信号規格)に適合した複数の端子(インターフェース)が搭載されている。これらの端子は、それぞれ専用の形状を有しているため、電子機器に搭載する端子の種類や数は電子機器の外形を構成する筐体のサイズに影響する。
【0003】
また、電子機器は小型化が望まれるため、筐体サイズを小さくするために、複数の端子を共用化する技術がある(特許文献1,2)。特許文献1は、共用端子に複数の信号処理部を並列に接続し、スイッチ回路により信号処理部の切り替えを行う構成が記載されている。特許文献2は、共用端子から信号処理部への経路を複数のスイッチ素子により切り替える構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4182672号公報
特開2012―239011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、共用端子の入力信号がスイッチ回路を通過するため、信号が劣化してしまう懸念がある。特許文献2は、低速伝送信号端子と高速伝送信号端子を共用化することは考慮されていない。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、高速伝送信号の劣化を低減できると共に、信号方式が異なる端子を共用化できる技術を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の電子機器は、外部機器と接続される共用端子と、前記共用端子に接続される複数の信号処理部と、前記複数の信号処理部のうち1つ以上の信号処理部と前記共用端子とを接続状態または非接続状態に切り替える1つ以上の第1のスイッチと、複数の信号処理部の動作状態と、前記第1のスイッチを開閉状態とを制御する制御手段と、を有し、前記複数の信号処理部は、前記第1のスイッチを介さずに前記共用端子と接続され、第1の信号を処理する第1の信号処理部と、前記第1のスイッチを介して前記共用端子と接続され、前記第1の信号よりも伝送速度が低い信号を処理する1つ以上の信号処理部とを含み、前記制御手段は、前記第1の信号処理部が前記第1の信号を処理する状態において前記第1のスイッチを非接続状態にする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高速伝送信号の劣化を低減できると共に、信号方式が異なる端子を共用化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1の電子機器の構成を例示する図。
実施形態2の電子機器の構成を例示する図。
実施形態3の電子機器の構成を例示する図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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