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公開番号2025092114
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207783
出願日2023-12-08
発明の名称ハイブリッド車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60W 20/13 20160101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリの過放電を抑制したハイブリッド車両の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】走行動力源であるエンジン、前記エンジンに供給される燃料を貯留した燃料タンク、バッテリ、前記バッテリへの充電要求がある場合に前記エンジンの動力を利用して前記バッテリに充電される電力を発電可能であり前記バッテリからの電力の供給を受けて走行動力源として駆動可能なモータ、を有し、給油前の前記燃料タンク内の燃料量に対する新たに前記燃料タンクに給油された燃料量の割合である燃料希釈率が閾値以上か否かを判定する第1判定部と、前記バッテリへの充電要求があるか否かを判定する第2判定部と、前記バッテリのSOCが判定値以下であるか否かを判定する第3判定部と、前記第1、第2、及び第3判定部により肯定判定がなされた場合に、運転者に停車を促す警告を報知する報知制御部と、を備えたハイブリッド車両の制御装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
走行動力源であるエンジン、前記エンジンに供給される燃料を貯留した燃料タンク、バッテリ、前記バッテリへの充電要求がある場合に前記エンジンの動力を利用して前記バッテリに充電される電力を発電可能であり前記バッテリからの電力の供給を受けて走行動力源として駆動可能なモータ、を有したハイブリッド車両の制御装置であって、
給油前の前記燃料タンク内の燃料量に対する新たに前記燃料タンクに給油された燃料量の割合である燃料希釈率が閾値以上か否かを判定する第1判定部と、
前記バッテリへの充電要求があるか否かを判定する第2判定部と、
前記バッテリのSOC(State of Charge)が判定値以下であるか否かを判定する第3判定部と、
前記第1、第2、及び第3判定部により肯定判定がなされた場合に、運転者に停車を促す警告を報知する報知処理を実行する報知制御部と、を備えたハイブリッド車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
走行動力源としてエンジンとモータとを備えたハイブリッド車両が知られている。モータはエンジンの出力を利用して発電することができ、モータで発電された電力はバッテリに充電される(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-329884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなハイブリッド車両に対して、適合しない燃料が誤って給油される場合がある。例えばガソリンエンジンを搭載したハイブリッド車両に対して軽油を給油した場合や、ディーゼルエンジンを搭載したハイブリッド車両に対してガソリンを給油した場合である。このような場合にはエンジンの出力が低下し、バッテリが充電されずに過放電するおそれがある。
【0005】
そこで本発明は、バッテリの過放電を抑制したハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、走行動力源であるエンジン、前記エンジンに供給される燃料を貯留した燃料タンク、バッテリ、前記バッテリへの充電要求がある場合に前記エンジンの動力を利用して前記バッテリに充電される電力を発電可能であり前記バッテリからの電力の供給を受けて走行動力源として駆動可能なモータ、を有したハイブリッド車両の制御装置であって、給油前の前記燃料タンク内の燃料量に対する新たに前記燃料タンクに給油された燃料量の割合である燃料希釈率が閾値以上か否かを判定する第1判定部と、前記バッテリへの充電要求があるか否かを判定する第2判定部と、前記バッテリのSOC(State of Charge)が判定値以下であるか否かを判定する第3判定部と、前記第1、第2、及び第3判定部により肯定判定がなされた場合に、運転者に停車を促す警告を報知する報知処理を実行する報知制御部と、を備えたハイブリッド車両の制御装置によって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
バッテリの過放電を抑制したハイブリッド車両の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ハイブリッド車両の概略構成図である。
バッテリ保護制御を例示したフローチャートである。
バッテリ保護制御を例示したタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[ハイブリッド車両の概略構成]
図1は、ハイブリッド車両1の概略構成図である。ハイブリッド車両1には、エンジン10から駆動輪70までの動力伝達経路に、クラッチ30、モータ40、トランスミッション50が順に設けられている。エンジン10及びモータ40は、ハイブリッド車両1の走行用駆動源として搭載されている。エンジン10は、例えばガソリンエンジンであるがディーゼルエンジンであってもよい。エンジン10は、燃料タンク12内に貯留された燃料が供給される。トランスミッション50と左右の駆動輪70とは、ディファレンシャルギア60を介して連結されている。トランスミッション50は、トルクコンバータ及び自動変速機を備えている。
【0010】
クラッチ30は、同動力伝達経路上のエンジン10とモータ40との間に設けられている。尚、クラッチ30は設けられておらず、エンジン10の動力が常時モータ40に伝達される構成であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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