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公開番号
2025092115
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207784
出願日
2023-12-08
発明の名称
情報処理装置、及び、方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04W
4/02 20180101AFI20250612BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】第1の装置と第2の端末とが第1の通信方式で通信可能なほど近づいた場合に、第1の通信方式による通信を介して第1の装置と第2の端末との間で実行される所定の処理に掛かる時間を短縮する。
【解決手段】第1の装置と、移動により、第1の通信方式で通信可能な第1の距離よりも第1の装置に近づくことが予測される第2の端末と、のペアを取得することと、少なくとも第1の装置及び第2の端末のいずれか一方へ、第1の装置と第2の端末とが第1の距離よりも近づいた場合に第1の通信方式による通信を介して実行される第1の処理の事前準備の処理である第2の処理の実行の指示を送信することと、を実行する制御部を備える情報処理装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の装置と、移動により第1の通信方式で通信可能な第1の距離よりも前記第1の装置に近づくことが予測される第2の端末と、のペアを取得することと、
少なくとも前記第1の装置及び前記第2の端末のいずれか一方へ、前記第1の装置と前記第2の端末とが前記第1の距離よりも近づいた場合に前記第1の通信方式による通信を介して実行される第1の処理の事前準備の処理である第2の処理の実行の指示を送信することと、
を実行する制御部、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
複数の端末について、移動に関する情報を取得し、
前記複数の端末の前記移動に関する情報に基づいて、前記第1の装置と前記第2の端末との距離が前記第1の距離よりも大きい第2の距離未満になった場合に、前記第1の装置と前記第2の端末との前記ペアを取得する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
少なくとも前記第2の端末について、移動に関する情報を取得し、
少なくとも前記第2の端末の移動履歴に基づいて、前記第1の装置と前記第2の端末とが前記第1の距離よりも近づく確率を算出し、
前記確率が所定の閾値以上である場合に、前記第1の装置と前記第2の端末との前記ペアを特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
少なくとも前記第2の端末から、通信需要に関する情報を取得し、
少なくとも前記第2の端末の移動に関する情報と前記通信需要に関する情報と、に基づいて、前記第1の装置と前記第2の端末との前記ペアを特定する、
請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の処理は、前記第1の装置と前記第2の端末とが、所定の認証鍵を用いて前記第1の通信方式による接続を認証する処理であり、
前記第2の処理は、前記第1の装置と前記第2の端末とが、それぞれ、前記所定の認証鍵を取得してキャッシュする処理である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1の処理は、前記第1の装置又は前記第2の端末のいずれか一方が、もう一方へ所定のデータを送信する処理であり、
前記第2の処理は、前記いずれか一方が前記所定のデータを送信するための事前準備の処理である、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、
移動体通信方式のコア網のNWDAF(Network Data Analytics Function)に、前記
ペアの取得をリクエストする第1のリクエストを送信することをさらに実行し、
前記NWDAFから前記ペアを受信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、
移動体通信方式のコア網のNWDAF(Network Data Analytics Function)に、複数
の端末について移動に関する情報をリクエストする第2のリクエストを送信することをさらに実行し、
前記NWDAFから、前記複数の端末の前記移動に関する情報を受信し、
前記複数の端末の前記移動に関する情報に基づいて、前記ペアを特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
複数のコンピュータのうちのいずれかが、第1の装置と、移動により第1の通信方式で通信可能な第1の距離よりも前記第1の装置に近づくことが予測される第2の端末と、のペアを取得することと、
前記複数のコンピュータのうちの前記いずれか又は他のいずれかが、少なくとも前記第1の装置及び前記第2の端末のいずれか一方へ、前記第1の装置と前記第2の端末とが前記第1の距離よりも近づいた場合に前記第1の通信方式による通信を介して実行される第1の処理の事前準備の処理である第2の処理の実行の指示を送信することと、
を実行する方法。
【請求項10】
前記複数のコンピュータのうちの前記いずれかは、
複数の端末について、移動に関する情報を取得し、
前記複数の端末の前記移動に関する情報に基づいて、前記第1の装置と前記第2の端末との距離が前記第1の距離よりも大きい第2の距離未満になった場合に、前記第1の装置と前記第2の端末との前記ペアを取得する、
請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、移動端末間の通信に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
他の車載通信装置とのアップリンク接続と、他の車載通信装置とのダウンリンク接続と、を行い、ダウンリンク接続する他の車載通信装置を認証する認証手段を備えることで、無線接続を短時間で確立可能な車載通信装置が開示されている。(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-096630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、第1の装置と第2の端末が第1の通信方式で通信可能なほど近づいた場合に、第1の通信方式による通信を介して第1の装置と第2の端末との間で実行される所定の処理に掛かる時間を短縮可能な情報処理装置、および、方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の一つは、
第1の装置と、移動により第1の通信方式で通信可能な第1の距離よりも前記第1の装置に近づくことが予測される第2の端末と、のペアを取得することと、
少なくとも前記第1の装置及び前記第2の端末のいずれか一方へ、前記第1の装置と前記第2の端末とが前記第1の距離よりも近づいた場合に前記第1の通信方式による通信を介して実行される第1の処理の事前準備の処理である第2の処理の実行の指示を送信することと、
を実行する制御部、
を備える情報処理装置である。
【0006】
本開示の他の態様の一つは、
複数のコンピュータのうちのいずれかが、第1の装置と、移動により第1の通信方式で通信可能な第1の距離よりも前記第1の装置に近づくことが予測される第2の端末と、のペアを取得することと、
前記複数のコンピュータのうちの前記いずれか又は他のいずれかが、少なくとも前記第1の装置及び前記第2の端末のいずれか一方へ、前記第1の装置と前記第2の端末とが前記第1の距離よりも近づいた場合に前記第1の通信方式による通信を介して実行される第1の処理の事前準備の処理である第2の処理の実行の指示を送信することと、
を実行する方法である。
【0007】
本開示の他の態様の一つは、
第1の装置と、移動により第1の通信方式で通信可能な第1の距離よりも前記第1の装置に近づくことが予測される第2の端末と、のペアの取得をリクエストする第1のリクエストを受信することと、
前記第1の装置及び複数の端末の移動に関する情報に基づいて、前記ペアを特定することと、
前記特定した前記ペアに関する情報を送信することと、
を実行する制御部、
を備える情報処理装置である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、第1の装置と第2の端末とが第1の通信方式で通信可能なほど近づいた場合に、第1の通信方式による通信を介して第1の装置と第2の端末との間で実行される所定の処理に掛かる時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る調停システムのシステム構成の一例を示す図である。
図2は、管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、管理サーバの機能構成の一例を示す図である。
図4は、車両に搭載されている車載装置の機能構成の一例を示す図である。
図5は、第1実施形態に係る管理サーバの処理のフローチャートの一例である。
図6は、事前準備処理の実行指示を受信した場合の車両の処理のフローチャートの一例である。
図7は、車両の車車間通信の開始処理のフローチャートの一例である。
図8は、第1実施形態に係る調停システムが車車間無線LAN通信の認証処理を調停する場合の処理のシーケンスの一例である。
図9は、第2実施形態に係る調停システムのシステム構成の一例を示す図である。
図10は、第2実施形態に係るNWDAFの機能構成の一例である。
図11は、第2実施形態に係るNWDAFのすれ違い予測のフローチャートの一例である。
図12は、第2実施形態に係る管理サーバの処理のフローチャートの一例である。
図13は、第2実施形態に係る調停システムが所定の処理を調停する処理のシーケンスの一例を示す図である。
図14は、第3実施形態に係る調停システムが所定の処理を調停する処理のシーケンスの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
近年、走行中の車両からデータを収集し、車両から収集したデータを様々な方面から分析することで、交通の円滑化を実現する技術が研究されている。車両からデータを収集するためには、各車両に無線通信装置を搭載することが求められる。しかしながら、LTE(Long Term Evolution)及び5G(5th Generation)以降の移動体通信サービスは、金
銭面及び無線帯域等のコストの問題がある。そこで、移動体通信サービスを介さずに、車車間通信を利用することが考えられる。車車間通信の一つに、無線LAN通信がある。
(【0011】以降は省略されています)
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