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公開番号2025093553
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209273
出願日2023-12-12
発明の名称施設内で検出された音響データを処理する装置、方法、およびプログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G05B 23/02 20060101AFI20250617BHJP(制御;調整)
要約【課題】音響データに基づいて、各機器の異常を特定する装置を提供する。
【解決手段】施設内の複数の機器のそれぞれについて異常検知に用いる音響センサの優先度を示す優先度データを記録する機器データベースに接続される機器データベース接続部と、前記施設内において複数の音響センサのそれぞれにより検出された音響データを取得する音響データ取得部と、前記機器データベースに記録された前記優先度データに基づいて、各機器の異常検知に用いる音響センサを前記複数の音響センサの中から選択する音響センサ選択部と、選択された音響センサにより検出された前記音響データに基づいて、各機器の異常を特定する異常機器特定部とを備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
施設内の複数の機器のそれぞれについて異常検知に用いる音響センサの優先度を示す優先度データを記録する機器データベースに接続される機器データベース接続部と、
前記施設内において複数の音響センサのそれぞれにより検出された音響データを取得する音響データ取得部と、
前記機器データベースに記録された前記優先度データに基づいて、各機器の異常検知に用いる音響センサを前記複数の音響センサの中から選択する音響センサ選択部と、
選択された音響センサにより検出された前記音響データに基づいて、各機器の異常を特定する異常機器特定部と
を備える装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数の音響センサのうちの少なくとも1つの音響センサは、他の少なくとも1つの音響センサに対して集音特性が異なる請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記複数の音響センサのそれぞれは、前記施設内を移動することができる複数のロボットのそれぞれに搭載される請求項2に記載の装置。
【請求項4】
各機器について前記優先度データに示された各音響センサの優先度に基づいて、各音響センサを搭載する各ロボットが各機器の音を集音するスケジュールを決定するスケジュール決定部を備える請求項3に記載の装置。
【請求項5】
各機器について前記複数の音響センサのそれぞれにより検出された前記音響データによる異常特定の正確性に応じて前記優先度データを更新する優先度更新部を更に備える請求項1に記載の装置。
【請求項6】
一の機器の異常が特定されたことに応じて、前記施設内の当該一の機器または他の機器のうちの少なくとも1つに対して当該一の機器の異常に対処するための制御を行う機器制御部を備える請求項1に記載の装置。
【請求項7】
施設内において複数の音響センサのそれぞれにより検出された音響データを取得する音響データ取得段階と、
前記施設内の複数の機器のそれぞれについて異常検知に用いる音響センサの優先度を示す優先度データに基づいて、各機器の異常検知に用いる音響センサを前記複数の音響センサの中から選択する音響センサ選択段階と、
選択された音響センサにより検出された前記音響データに基づいて、各機器の異常を特定する異常機器特定段階と
を備える方法。
【請求項8】
コンピュータを、
施設内の複数の機器のそれぞれについて異常検知に用いる音響センサの優先度を示す優先度データを記録する機器データベースに接続される機器データベース接続部と、
前記施設内において複数の音響センサのそれぞれにより検出された音響データを取得する音響データ取得部と、
前記機器データベースに記録された前記優先度データに基づいて、各機器の異常検知に用いる音響センサを前記複数の音響センサの中から選択する音響センサ選択部と、
選択された音響センサにより検出された前記音響データに基づいて、各機器の異常を特定する異常機器特定部
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、施設内で検出された音響データを処理する装置、方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「図1に示す点検支援システム1は、点検現場2から遠隔にある監視場所3で点検員4が点検現場2の機器を点検可能にする」こと(段落0010)、「無人移動体10からの音の情報には、複数のマイク131~13mで各々取得された音の情報が含まれており、音判定部72は、これらの音の情報に基づいて、音源方向、音源位置、および音の大きさを判定することができる」こと(段落0037)、「図形付加部73は、音判定部72による判定結果に基づいて、無人移動体10から取得した撮像画像に、音源の位置を表す図形および音の大きさを表す図形のうち少なくとも一つを表す図形を付加する」こと(段落0038)が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2020-149349号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、施設内の複数の機器のそれぞれについて異常検知に用いる音響センサの優先度を示す優先度データを記録する機器データベースに接続される機器データベース接続部と、前記施設内において複数の音響センサのそれぞれにより検出された音響データを取得する音響データ取得部と、前記機器データベースに記録された前記優先度データに基づいて、各機器の異常検知に用いる音響センサを前記複数の音響センサの中から選択する音響センサ選択部と、選択された音響センサにより検出された前記音響データに基づいて、各機器の異常を特定する異常機器特定部とを備える装置を提供する。
【0004】
上記の装置においては、前記複数の音響センサのうちの少なくとも1つの音響センサは、他の少なくとも1つの音響センサに対して集音特性が異なってよい。
【0005】
上記の装置においては、前記複数の音響センサのそれぞれは、前記施設内を移動することができる複数のロボットのそれぞれに搭載されてよい。
【0006】
上記の装置は、各機器について前記優先度データに示された各音響センサの優先度に基づいて、各音響センサを搭載する各ロボットが各機器の音を集音するスケジュールを決定するスケジュール決定部を備えてよい。
【0007】
上記何れかの装置は、各機器について前記複数の音響センサのそれぞれにより検出された前記音響データによる異常特定の正確性に応じて前記優先度データを更新する優先度更新部を更に備えてよい。
【0008】
上記何れかの装置は、一の機器の異常が特定されたことに応じて、前記施設内の当該一の機器または他の機器のうちの少なくとも1つに対して当該一の機器の異常に対処するための制御を行う機器制御部を備えてよい。
【0009】
本発明の第2の態様においては、施設内において複数の音響センサのそれぞれにより検出された音響データを取得する音響データ取得段階と、前記施設内の複数の機器のそれぞれについて異常検知に用いる音響センサの優先度を示す優先度データに基づいて、各機器の異常検知に用いる音響センサを前記複数の音響センサの中から選択する音響センサ選択段階と、選択された音響センサにより検出された前記音響データに基づいて、各機器の異常を特定する異常機器特定段階とを備える方法を提供する。
【0010】
本発明の第3の態様においては、コンピュータを、施設内の複数の機器のそれぞれについて異常検知に用いる音響センサの優先度を示す優先度データを記録する機器データベースに接続される機器データベース接続部と、前記施設内において複数の音響センサのそれぞれにより検出された音響データを取得する音響データ取得部と、前記機器データベースに記録された前記優先度データに基づいて、各機器の異常検知に用いる音響センサを前記複数の音響センサの中から選択する音響センサ選択部と、選択された音響センサにより検出された前記音響データに基づいて、各機器の異常を特定する異常機器特定部として機能させるプログラムを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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