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公開番号2025093726
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023209547
出願日2023-12-12
発明の名称通信装置、制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 76/10 20180101AFI20250617BHJP(電気通信技術)
要約【課題】外部装置による通信パラメータの設定を効率的に行わせる。
【解決手段】通信装置は、接続先を介した通信を行う通信機能を備えた通信装置であって、通信手段と、通信手段が通信可能な接続先を検出する検出手段と、接続先の抽出条件を取得する取得手段と、検出手段により検出された通信可能な接続先から、抽出条件に基づいて接続先を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された接続先の情報を、通信手段を介して外部装置に送信する送信手段と、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
接続先を介した通信を行う通信機能を備えた通信装置であって、
通信手段と、
前記通信手段が通信可能な接続先を検出する検出手段と、
接続先の抽出条件を取得する取得手段と、
前記検出手段により検出された前記通信可能な接続先から、前記抽出条件に基づいて接続先を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された接続先の情報を、前記通信手段を介して外部装置に送信する送信手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記抽出された接続先のいずれかを介した通信を行うための通信パラメータを、前記通信手段を介して前記外部装置から受信する受信手段と、
前記外部装置から前記通信パラメータを受信した接続先を、前記通信機能の利用時に前記通信手段が通信する固定接続先として設定する設定手段と、
をさらに有し、
前記通信手段は、前記通信機能の利用時に前記通信パラメータを用いて前記固定接続先と通信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記取得手段は、前記通信手段を介して前記外部装置から前記抽出条件を取得することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記取得手段は、前記通信手段を介して、第1通信方式で前記外部装置から前記抽出条件を取得し、
前記送信手段は、前記通信手段を介して、前記第1通信方式で前記外部装置に前記抽出された接続先の情報を送信し、
前記受信手段は、前記通信手段を介して、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式で前記外部装置から前記通信パラメータを受信する
ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記通信手段は、前記取得手段による前記外部装置からの前記抽出条件の取得に先立って、前記第1通信方式での前記外部装置と前記通信装置との通信接続を確立し、前記送信手段による前記抽出された接続先の情報の送信まで、当該通信接続を維持することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
【請求項6】
前記第2通信方式は、前記第1通信方式よりも情報秘匿性が高い通信方式であることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
【請求項7】
前記通信手段は、前記外部装置と前記第2通信方式で通信するための情報を、前記第1通信方式で前記外部装置に送信することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
【請求項8】
前記抽出条件は、前記通信可能な接続先のうちの抽出する接続先を定める該当条件と、前記通信可能な接続先のうちの抽出から除外する接続先を定める除外条件との少なくともいずれかを定めることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項9】
前記抽出条件が除外条件を定める場合に、当該抽出条件に基づいて抽出された接続先の情報を登録する登録手段をさらに有し、
前記送信手段は、前記抽出された接続先の情報から前記登録手段に登録された接続先の情報を除外して前記外部装置に送信する
ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
【請求項10】
前記抽出条件が除外条件を定める場合に、当該抽出条件に基づいて抽出された接続先の情報を登録する登録手段をさらに有し、
前記送信手段は、前記抽出された接続先の情報のうちの前記登録手段に登録された接続先の情報に識別情報を付して前記外部装置に送信する
ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置、制御方法及びプログラムに関し、特に通信装置の通信設定を支援する技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラやプリンタ等の装置の中には、無線通信機能を具備し、ネットワークに直接接続して動作可能なものがある。このような装置(以下、通信装置)の無線通信機能を利用可能にするためには、通信接続する無線ネットワークに関して、例えば暗号化方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の通信パラメータを当該通信装置に設定する必要がある。
【0003】
一方で、通信装置の態様は様々であり、通信パラメータの設定に不向きな通信装置も存在し得る。例えば、通信装置が備えるユーザ入力インタフェースの機能が限定的である場合や、表示装置の性能が設定に関する情報の表示用途に不十分である場合、ユーザが当該通信装置を用いて通信パラメータを設定するための操作入力が煩雑になる可能性があった。これに対し、通信装置への通信パラメータの設定を、スマートフォン等の外部装置を介して行う技術が存在する。このような技術の一態様では、通信装置において検出された接続先(無線ネットワークもしくはアクセスポイント(AP))のリストが外部装置に供給され、当該外部装置においてユーザにより選択された接続先の通信パラメータが通信装置に設定される。特許文献1には、接続先のリストに外部装置が接続中の接続先が含まれる場合に、ユーザによる接続先の選択を受け付けることなく当該接続先の通信パラメータを通信装置に設定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-153265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、接続先の検出は通信装置の状況や状態に応じて変化し得るものであり、一部の接続先が通信装置によって検出されないことがある。そのような場合、ユーザが設定を希望する接続先の情報がそもそも接続先のリストに含まれず、通信装置に接続先の検出を再度実行させ、リストを再送信させる処理が必要になり得る。特許文献1においても、接続先のリストに外部装置が接続中の接続先が含まれなかった場合には、当該接続先の通信パラメータの設定がなされず、結果、ユーザが所望の接続先をリスト中から探したり、リスト再送信に係る手続きをしたりする必要があった。
【0006】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、外部装置による通信パラメータの設定を効率的に行わせる通信装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述の目的を達成するために、本発明の通信装置は、接続先を介した通信を行う通信機能を備えた通信装置であって、通信手段と、通信手段が通信可能な接続先を検出する検出手段と、接続先の抽出条件を取得する取得手段と、検出手段により検出された通信可能な接続先から、抽出条件に基づいて接続先を抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された接続先の情報を、通信手段を介して外部装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このような構成により本発明によれば、外部装置による通信パラメータの設定を効率的に行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態及び変形例に係るデジタルカメラ100の構成を例示したブロック図及び外観図
本発明の実施形態及び変形例に係るスマートフォン200の構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るスマートフォン200の設定機能に係る画面表示例を示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る検出APリストを例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る、設定機能に関する処理を例示したシーケンス図
本発明の実施形態及び変形例に係る抽出条件を設定するための条件入力画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る抽出後の設定候補のAPの情報を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る抽出後の選択画面320の構成例を示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るデジタルカメラ100で実行される設定処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態1]
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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