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公開番号2025094475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210031
出願日2023-12-13
発明の名称車両用灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人,個人,個人
主分類B60Q 1/50 20060101AFI20250618BHJP(車両一般)
要約【課題】光源の数の増加を抑えながら発光部の数を増やす技術を提供する。
【解決手段】車両用灯具1は、光源6と、反射面8aを有する回転リフレクタ8と、反射面8aで反射された光Lが入射する複数の入射部4a、および各入射部4aに入射した光Lを出射する複数の出射部4bを有する導光部4と、各出射部4bからの光Lを灯具前方に向けて出射する複数の発光部2と、光源6を制御する制御部とを備える。回転リフレクタ8は、回転により光Lの反射方向を各入射部4aに順に切り替える。制御部は、光Lが所定の入射部4aに選択的に入射するよう光源6を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、
前記光源の光を反射する反射面を有する回転リフレクタと、
前記反射面で反射された前記光が入射する複数の入射部、および各入射部に入射した光を出射する複数の出射部を有する導光部と、
各出射部が出射する光が入射して当該光を灯具前方に向けて出射する複数の発光部と、
前記光源の点灯状態を制御する制御部と、を備え、
前記回転リフレクタは、回転により前記光の反射方向を各入射部に順に切り替え、
前記制御部は、前記光が所定の前記入射部に選択的に入射するよう前記光源の点灯状態を制御する、
車両用灯具。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記車両用灯具は、前記光源および前記導光部を含む光源ユニットが複数積層された構造を有し、
前記回転リフレクタは、複数の前記光源ユニットの積層方向に延在して各光源ユニットの前記光源の光を反射する、
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記回転リフレクタは、ポリゴンミラーを有する、
請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記光源から前記回転リフレクタに向かう前記光の光路に配置されるコリメータレンズ部をさらに備え、
前記コリメータレンズ部は、第1レンズと、前記第1レンズの光入射面より小さい光入射面を有し、前記第1レンズより前記回転リフレクタに近い側に配置される第2レンズと、を有し、
前記第1レンズは、前記光源の光を集光して前記第2レンズに入射させ、
前記第2レンズは、前記光を平行光に変換して前記回転リフレクタに出射する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項5】
少なくとも前記光路における前記第2レンズと前記回転リフレクタとの間の領域の一部を区画する吸光性の壁部をさらに備える、
請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記回転リフレクタの回転軸に連結されるファンと、
前記光源に対し熱交換可能に接続されるヒートシンクと、
前記ファンおよび前記ヒートシンクをつなぐダクトと、をさらに備える、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項7】
複数の前記発光部は、車両のグリルに配置される、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、歩行者や他車両といった交通参加者に対し自車両の状態や自車両の運転者の意思を示すためのコミュケーション用灯具を車両のグリル部等に搭載する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-031776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コミュニケーション用灯具でより多様な情報を表示するためには、発光部の数が多いことが望ましい。しかしながら、従来のコミュケーション用灯具では、各発光部に1以上の光源が対応付けられていた。このため、発光部の数を増やすと光源の数が増加し、灯具の構造の複雑化やコスト増を招き得るという課題があった。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、光源の数の増加を抑えながら発光部の数を増やす技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様は車両用灯具である。この車両用灯具は、光源と、光源の光を反射する反射面を有する回転リフレクタと、反射面で反射された光が入射する複数の入射部、および各入射部に入射した光を出射する複数の出射部を有する導光部と、各出射部が出射する光が入射して当該光を灯具前方に向けて出射する複数の発光部と、光源の点灯状態を制御する制御部と、を備える。回転リフレクタは、回転により光の反射方向を各入射部に順に切り替える。制御部は、光が所定の入射部に選択的に入射するよう光源の点灯状態を制御する。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム等の間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、光源の数の増加を抑えながら発光部の数を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(A)は、実施の形態に係る車両用灯具が搭載された車両の前部の断面図である。図1(B)は、車両用灯具が点灯した様子を示す模式図である。
車両用灯具の斜視図である。
車両用灯具の分解斜視図である。
車両用灯具の断面図である。
車両用灯具の断面図である。
図5における破線領域の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図に示す各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。また、本明細書または請求項中に「第1」、「第2」等の用語が用いられる場合には、特に言及がない限りこの用語はいかなる順序や重要度を表すものでもなく、ある構成と他の構成とを区別するためのものである。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(【0011】以降は省略されています)

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