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公開番号
2025094522
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210123
出願日
2023-12-13
発明の名称
コネクタ及びコンタクトモジュール
出願人
日本航空電子工業株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
13/24 20060101AFI20250618BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】より簡易な構造及びより高い接続信頼性を有するコンタクトモジュールを提供すること。
【解決手段】コンタクトモジュール14は、グランド部材30と絶縁部40と導電部50とを備えている。グランド部材30は、グランド端子33と端子基部37とを有している。グランド端子33及び端子基部37の夫々は、少なくとも部分的に弾性を有している。グランド端子33は、第1対象物に接続されるグランド接点34と、第2対象物に接続されるグランド接続部35とを有している。グランド接点34は、上下方向に移動可能である。端子基部37には、絶縁部40が形成されている。絶縁部40には、導電部50が形成されている。端子基部37と絶縁部40と導電部50とは、信号端子60を形成している。導電部50は、第1対象物に接続される信号接点54と、第2対象物に接続される信号接続部とを有している。信号接点54は、上下方向に移動可能である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1対象物と第2対象物とを互いに接続するコネクタであって、
前記コネクタは、コンタクトモジュールを備えており、
前記コンタクトモジュールは、金属からなるグランド部材と、絶縁部と、導電部とを備えており、
前記グランド部材は、グランド端子と、端子基部とを有しており、
前記グランド端子及び前記端子基部の夫々は、少なくとも部分的に弾性を有しており、
前記グランド端子は、前記第1対象物に接続されるグランド接点と、前記第2対象物に接続されるグランド接続部とを有しており、
前記グランド接点は、所定方向に移動可能であり、
前記端子基部の上には、前記絶縁部が形成されており、
前記絶縁部の上には、前記導電部が形成されており、
前記端子基部と前記絶縁部と前記導電部とは、信号端子を形成しており、
前記導電部は、前記第1対象物に接続される信号接点と、前記第2対象物に接続される信号接続部とを有しており、
前記信号接点は、前記所定方向に移動可能である
コネクタ。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1記載のコネクタであって、
前記グランド接点と前記信号接点とは、前記所定方向において互いに同じ位置にある
コネクタ。
【請求項3】
請求項2記載のコネクタであって、
前記グランド端子は、張出部を有しており、
前記張出部は、前記所定方向に張り出しており、部分的に前記グランド接点として機能する
コネクタ。
【請求項4】
請求項1記載のコネクタであって、
前記グランド端子と前記信号端子とは、ピッチ方向に並んでおり、
前記グランド部材は、帯状部と、第1ばね部と、第2ばね部とを有しており、
前記帯状部は、前記ピッチ方向に延びており、
前記第1ばね部及び前記第2ばね部の夫々は、前記帯状部から前記ピッチ方向と直交する直交方向に延びており、
前記第1ばね部は、前記グランド端子を少なくとも部分的に形成しており、
前記グランド接点は、前記第1ばね部に設けられており、
前記第2ばね部は、前記端子基部を少なくとも部分的に形成しており、
前記信号接点は、前記絶縁部を介して、前記第2ばね部に支持されており、
前記グランド接点と前記信号接点とは、前記ピッチ方向及び前記直交方向の双方と直交する方向において互いに同じ位置にある
コネクタ。
【請求項5】
請求項1記載のコネクタであって、
前記コネクタは、保持部材を備えており、
前記保持部材は、保持部を有しており、
前記コンタクトモジュールは、被保持部を有しており、
前記被保持部は、前記保持部に保持されている
コネクタ。
【請求項6】
請求項5記載のコネクタであって、
前記所定方向は、上下方向であり、
前記グランド接点及び前記信号接点の夫々は、上下に移動可能であり、
前記コネクタが前記第1対象物と前記第2対象物とによって上下に挟まれた状態において、前記グランド接点及び前記信号接点は、前記第1対象物に押し付けられて接続され、前記グランド接続部及び前記信号接続部は、前記第2対象物に押し付けられて接続される
コネクタ。
【請求項7】
第1対象物及び第2対象物に接続されるコンタクトモジュールであって、
前記コンタクトモジュールは、金属からなるグランド部材と、絶縁部と、導電部とを備えており、
前記グランド部材は、グランド端子と、端子基部とを有しており、
前記グランド端子及び前記端子基部の夫々は、少なくとも部分的に弾性を有しており、
前記グランド端子は、前記第1対象物に接続されるグランド接点と、前記第2対象物に接続されるグランド接続部とを有しており、
前記グランド接点は、所定方向に移動可能であり、
前記端子基部の上には、前記絶縁部が形成されており、
前記絶縁部の上には、前記導電部が形成されており、
前記端子基部と前記絶縁部と前記導電部とは、信号端子を形成しており、
前記導電部は、前記第1対象物に接続される信号接点と、前記第2対象物に接続される信号接続部とを有しており、
前記信号接点は、前記所定方向に移動可能である
コンタクトモジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1対象物と第2対象物とを互いに接続するコネクタにおけるコンタクトモジュールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、このタイプのコンタクトモジュールが開示されている。
【0003】
特許文献1のコネクタ(図示せず)は、第1対象物である基板(図示せず)と第2対象物であるFPC(flexible printed circuits)アセンブリ(図示せず)とを互いに接続する。
【0004】
図17を参照すると、特許文献1のコネクタは、複数のコンタクト90を含むコンタクトモジュールを備えている。コンタクト90の夫々は、主部92と、第1対象物に接続される3つの伸延部(第1端子)93と、第2対象物に接続される3つの伸延部(第2端子)94とを有している。また、コンタクト90の夫々には、金属板からなる基部96及び絶縁体からなる絶縁層97の2層が形成されている。更に、第1端子93のうちの2つの絶縁層97の上には3つ目の層であるグランド線(グランド層)98が形成されており、第1端子93のうちの1つの絶縁層97の上には3つ目の層であるシグナル線(シグナル層)99が形成されている。グランド層98の夫々は、部分的に絶縁層97を通過して基部96に接続されている。上述の構造により、コンタクト90に、マイクロストリップライン及びコプレーナラインを形成できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-210886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のコンタクトモジュールは、上述した3層構造を有している。また、最下層に位置する基部と最上層に位置するグランド層とは、中間層である絶縁層を通って互いに接続されている。このような複雑な構造は、製造が難しく製造コストが増加し易い。加えて、グランド層と基部との間の接触不良といった問題によって接続信頼性が低下するおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、より簡易な構造及びより高い接続信頼性を有するコンタクトモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、第1のコネクタとして、
第1対象物と第2対象物とを互いに接続するコネクタであって、
前記コネクタは、コンタクトモジュールを備えており、
前記コンタクトモジュールは、金属からなるグランド部材と、絶縁部と、導電部とを備えており、
前記グランド部材は、グランド端子と、端子基部とを有しており、
前記グランド端子及び前記端子基部の夫々は、少なくとも部分的に弾性を有しており、
前記グランド端子は、前記第1対象物に接続されるグランド接点と、前記第2対象物に接続されるグランド接続部とを有しており、
前記グランド接点は、所定方向に移動可能であり、
前記端子基部の上には、前記絶縁部が形成されており、
前記絶縁部の上には、前記導電部が形成されており、
前記端子基部と前記絶縁部と前記導電部とは、信号端子を形成しており、
前記導電部は、前記第1対象物に接続される信号接点と、前記第2対象物に接続される信号接続部とを有しており、
前記信号接点は、前記所定方向に移動可能である
コネクタを提供する。
【0009】
本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記グランド接点と前記信号接点とは、前記所定方向において互いに同じ位置にある
コネクタを提供する。
【0010】
本発明は、第3のコネクタとして、第2のコネクタであって、
前記グランド端子は、張出部を有しており、
前記張出部は、前記所定方向に張り出しており、部分的に前記グランド接点として機能する
コネクタを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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