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公開番号2025095460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211478
出願日2023-12-14
発明の名称空気調和装置
出願人株式会社ダイキンアプライドシステムズ
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F25B 1/00 20060101AFI20250619BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】空気調和装置において、省エネ性を高めることができるようにする。
【解決手段】空気調和装置は、圧縮機(51)、凝縮器(52)、及び蒸発器(54)を有する冷媒回路(50)を備え、前記冷媒回路(50)において冷媒を循環させて冷凍サイクルを行い、前記蒸発器(54)において空気を冷却する。空気調和装置は、前記圧縮機(51)の回転速度を検知する検知部(64)と、前記圧縮機(51)から吐出される冷媒を前記凝縮器(52)をバイパスして前記蒸発器(54)へ送るためのガス供給管(55)と、前記ガス供給管(55)に設けられる調節弁(56)と、前記検知部(64)により検知される前記圧縮機(51)の回転速度に基づいて、前記調節弁(56)の開度を制御する制御器(70)とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
圧縮機(51)、凝縮器(52)、及び蒸発器(54)を有する冷媒回路(50)を備え、前記冷媒回路(50)において冷媒を循環させて冷凍サイクルを行い、前記蒸発器(54)において空気を冷却する空気調和装置であって、
前記圧縮機(51)の回転速度を検知する検知部(64)と、
前記圧縮機(51)から吐出される冷媒を前記凝縮器(52)をバイパスして前記蒸発器(54)へ送るためのガス供給管(55)と、
前記ガス供給管(55)に設けられる調節弁(56)と、
前記検知部(64)により検知される前記圧縮機(51)の回転速度に基づいて、前記調節弁(56)の開度を制御する制御器(70)と
を備える、空気調和装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記制御器(70)は、前記検知部(64)により検知される前記圧縮機(51)の回転速度が所定の目標回転速度になるように前記調節弁(56)の開度を制御する、請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項3】
前記制御器(70)は、
前記圧縮機(51)の回転速度が前記所定の目標回転速度よりも低い場合は前記調節弁(56)の開度を大きくし、
前記圧縮機(51)の回転速度が前記所定の目標回転速度よりも高い場合は前記調節弁(56)の開度を小さくする、請求項2に記載の空気調和装置。
【請求項4】
前記検知部(64)は、前記圧縮機(51)の駆動周波数を検知する周波数センサである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空気調和装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、冷媒回路を備えた空気調和装置が知られている。空気調和装置の冷媒回路では、冷媒が循環することによって冷凍サイクルが行われる。
【0003】
冷媒回路における蒸発器を通過する冷媒の量は冷媒と空気の熱交換量に応じて制御されるが、熱交換量(空調負荷)が少ない場合に冷媒の流速が減少することで冷凍機油が枯渇して圧縮機の焼き付きの問題が発生する可能性がある。また、空気調和装置の容量制御下限以下の熱交換量となった場合、空気調和装置が停止して、安定した空調を行うことができなくなる可能性がある。その対策として、蒸発器にホットガスを流すことで冷媒流速を増加させる方法がある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開H10-197077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来は圧縮機の吸入圧に基づいてホットガスの流量を制御しており、圧縮機の吸入圧が下がらないようにするためにホットガスを次々に流すため、圧縮機の回転数が増加していき最大出力で運転した状態となる。これにより、省エネ性が低くなる。
【0006】
本開示の目的は、空気調和装置において、省エネ性を高めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、空気調和装置を対象とする。空気調和装置は、圧縮機(51)、凝縮器(52)、及び蒸発器(54)を有する冷媒回路(50)を備え、前記冷媒回路(50)において冷媒を循環させて冷凍サイクルを行い、前記蒸発器(54)において空気を冷却する。空気調和装置は、前記圧縮機(51)の回転速度を検知する検知部(64)と、前記圧縮機(51)から吐出される冷媒を前記凝縮器(52)をバイパスして前記蒸発器(54)へ送るためのガス供給管(55)と、前記ガス供給管(55)に設けられる調節弁(56)と、前記検知部(64)により検知される前記圧縮機(51)の回転速度に基づいて、前記調節弁(56)の開度を制御する制御器(70)とを備える。
【0008】
第1の態様によると、圧縮機(51)の回転速度が所定の目標回転速度(例えば、圧縮機(51)に焼き付きが生じるといった問題や、熱交換量の低下に起因して圧縮機(51)が停止するといった問題が発生しないような最低限の回転速度)になるように調節弁(56)の開度を制御することで、圧縮機(51)を最大出力で運転しなくても安定的に稼働させることができるので、省エネ性を高めることができる。
【0009】
本開示の第2の態様は、上記第1の態様において、前記制御器(70)は、前記検知部(64)により検知される前記圧縮機(51)の回転速度が所定の目標回転速度になるように前記調節弁(56)の開度を制御する。
【0010】
第2の態様では、圧縮機(51)の回転速度を所定の目標回転速度に近づけることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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