TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025095710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211949
出願日2023-12-15
発明の名称情報処理装置の制御方法、情報処理装置、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 40/103 20200101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約【課題】テキスト領域をサイズが変更され得る状況下においても、当該テキスト領域に表示させるテキストをより好適な態様で調整可能とする。
【解決手段】テキストデータ加工要否判定部402は、指定されたテキスト領域に係るサイズ属性に基づき、当該テキスト領域に表示可能な文字数を算出する。プロンプト生成部413は、テキスト領域に入力されたテキストと、算出された文字数と、が指定された当該テキストの加工に係る指示を少なくとも含むプロンプトを生成する。言語生成部415は、大規模言語モデル416に対して、生成されたプロンプトを入力することで、当該大規模言語モデル416に当該プロンプトに指定されたテキストに加工が施された加工後テキストを生成させる。上記テキスト領域に入力されたテキストが、大規模言語モデル416により生成された加工後テキストにより更新される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置の制御方法であって、
指定されたテキスト領域に係るサイズ属性に基づき、当該テキスト領域に表示可能な文字数を算出する算出ステップと、
前記テキスト領域に入力されたテキストと、前記算出ステップにて算出された文字数と、が指定された当該テキストの加工に係る指示を少なくとも含むプロンプトを生成する生成ステップと、
入力されたプロンプトに基づき当該プロンプトで指定されたテキストに対して加工を施すように学習がなされたモデルに対して、前記生成ステップにて生成された前記プロンプトを入力することで、当該モデルに当該プロンプトに指定されたテキストに加工が施された加工後テキストを生成させる加工ステップと、
を含み、
前記テキスト領域に入力されたテキストが、前記加工ステップにて生成された前記加工後テキストにより更新される
ことを特徴とする、情報処理装置の制御方法。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記加工ステップは、前記テキスト領域に入力されたテキストの文字数と、前記算出ステップにて算出された当該テキスト領域に表示可能な文字数と、の差または比率と、事前に設定された閾値と、が事前に設定された条件を満たす場合に、前記モデルに対して前記プロンプトを入力することで、当該モデルに前記加工後テキストを生成させることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項3】
テキストの加工に係る指示をユーザから受け付ける第1の受付ステップを含み、
前記加工ステップは、前記第1の受付ステップが前記テキストの加工に係る指示を受け付けた場合に、前記モデルに対して前記プロンプトを入力することで、当該モデルに前記加工後テキストを生成させる
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項4】
前記生成ステップは、前記テキスト領域に設定されたメタデータと、当該テキスト領域に関連付けられたコンテンツに設定されたメタデータと、のうちの少なくともいずれかを使用して、前記プロンプトを生成することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項5】
テキストの加工に関する条件の追加に係る指示を受け付ける第2の受付ステップを含み、
前記生成ステップは、前記加工ステップにおける前記加工後テキストの生成に際して、前記第2の受付ステップが受け付けた前記指示が示す条件を満たす前記加工後テキストが生成するように、前記プロンプトを生成する、
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項6】
前記第2の受付ステップは、前記テキスト領域に入力されたテキスト中の少なくとも一部の範囲の指定と、当該範囲の変更の制限に係る指示と、を受け付け、
前記生成ステップは、前記第2の受付ステップが受け付けた前記指示に基づき、前記加工ステップにおける前記加工後テキストの生成に際して、前記テキスト領域に入力されたテキスト中の当該第2の受付ステップにて指定された前記範囲の変更が制限されるように、前記プロンプトを生成する
ことを特徴とする、請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項7】
前記加工ステップにて生成された前記加工後テキストが所定の表示領域に表示されるように制御する表示制御ステップと、
前記テキスト領域に入力されたテキストを対象とした、前記加工後テキストへの更新に係る指示を受け付ける第3の受付ステップと、
を含み、
前記第3の受付ステップが前記加工後テキストへの更新に係る指示を受け付けた場合に、前記テキスト領域に入力されたテキストが、当該加工後テキストにより更新される
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項8】
テキスト加工の再実行に係る指示を受け付ける第4の受付ステップを含み、
前記加工ステップは、従前に前記テキスト領域に入力されたテキストが前記加工後テキストにより更新されておらず、かつ前記第4の受付ステップが前記テキスト加工の再実行に係る指示を受け付けた場合に、前記加工後テキストを改めて生成する
ことを特徴とする、請求項7に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項9】
入力された指示に対する応答を生成するように学習がなされた対話用学習モデルに対して、ユーザから受け付けられた指示を入力することで、当該指示に対する応答を当該モデルに生成させ、当該応答がユーザに対話的に提示されるように制御する出力制御ステップを含み、
前記出力制御ステップにおいて、ユーザから受け付けられた第1の指示に基づいて、前記加工ステップにおける前記加工後テキストの生成がなされて、前記テキスト領域に入力された前記テキストが前記加工後テキストにより更新される
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項10】
前記出力制御ステップでは、前記ユーザから受け付けられた第2の指示に基づいて、前記テキスト領域に入力されるテキストが生成されることを特徴とする、請求項9に記載の情報処理装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置の制御方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
ポスターやチラシ等のレイアウトを伴うレイアウトデータの編集を行う方法の一例として、例えば、テンプレート素材を利用した方法が挙げられる。この場合には、例えば、完成イメージにより近いテンプレート素材の選択がなされたうえで、当該テンプレートに対してテキストや画像等のコンテンツの追加や削除が行われ、各コンテンツの位置やサイズの変更が行われることで全体のレイアウトの調整がなされる。また、テキストコンテンツが存在する場合には、テキストを入力するためのテキスト領域がテンプレート中に一つ以上用意されており、当該領域内にテキストが入力される。
また、近年では、上述したレイアウトデータの編集においてテキストコンテンツの入力が行われる際に、所謂言語生成AI技術を利用することも可能となってきている。このような言語生成AI技術としては、例えば、ChatGPT(登録商標)やBard(登録商標)等が挙げられる。
【0003】
レイアウトデータの編集に際して、テキストが入力された後に、レイアウトを調整するために、テキスト領域のサイズの変更がなされる場合がある。この際に、テキスト領域のサイズが拡大されることで余分な余白が生じたり、テキスト領域のサイズが縮小されることでテキストが領域をはみ出したりするような、デザイン上の問題が生じる場合がある。同様の問題は、フォントサイズや行ピッチ等が変更されることで、テキスト領域内に表示可能なテキストの文字数が変わった場合にも生じ得る。
このような問題に対する対処として、特許文献1には、領域のサイズに合わせてフォントサイズを調整する技術が開示されている。しかしながら、この場合には、フォントサイズが小さくなりすぎたり、逆にフォントが大きくなりすぎたりすることで、周囲のデザインとの整合性が失われる可能性がある。
これに対して、特許文献2には、語句の置換辞書を用意して、テキスト中の語句を、文字数が異なる別の語句に置換することにより、テキストの文字数を調整する技術が開示されている。同技術では、サイズ変更後の領域のサイズに適した文字数になるまで、上述したテキスト中の語句の置換に係る処理が繰り返し実行される。この手法では、テキストの文字数の調整がなされるため、フォントサイズを変更する必要がなく、周囲のデザインとの整合性を維持することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-231207号公報
特開2013-109408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献2に係る技術では、語句レベルでの置換が行われるため、大幅な文字数の変更に対応することが困難な場合がある。また、局所的に語句の置換が行われるため、一連の文章として見た場合に不自然な内容となるような状況も想定され得る。
【0006】
本発明は上記の問題を鑑み、テキスト領域をサイズが変更され得る状況下においても、当該テキスト領域に表示させるテキストをより好適な態様で調整可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る情報処理装置の制御方法は、指定されたテキスト領域に係るサイズ属性に基づき、当該テキスト領域に表示可能な文字数を算出する算出ステップと、前記テキスト領域に入力されたテキストと、前記算出ステップにて算出された文字数と、が指定された当該テキストの加工に係る指示を少なくとも含むプロンプトを生成する生成ステップと、入力されたプロンプトに基づき当該プロンプトで指定されたテキストに対して加工を施すように学習がなされたモデルに対して、前記生成ステップにて生成された前記プロンプトを入力することで、当該モデルに当該プロンプトに指定されたテキストに加工が施された加工後テキストを生成させる加工ステップと、を含み、前記テキスト領域に入力されたテキストが、前記加工ステップにて生成された前記加工後テキストにより更新されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、テキスト領域のサイズが変更され得る状況下においても、当該テキスト領域に表示させるテキストをより好適な態様で調整することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理システムのシステム構成の一例を示した図である。
画像出力装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
情報処理装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
情報処理システムの機能構成の一例を示した図である。
レイアウトデータの一例を示した図である。
レイアウトデータ編集画面の一例を示した図である。
言語生成AI技術の概要を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
レイアウトデータ編集画面の一例を示した図である。
レイアウトデータ編集画面の一例を示した図である。
レイアウトデータ編集画面の一例を示した図である。
レイアウトデータ編集画面の一例を示した図である。
情報処理システムのUIの一例を示した図である。
情報処理システムの機能構成の一例を示した図である。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理システムの処理の一例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
2日前
キヤノン株式会社
顕微鏡
16日前
キヤノン株式会社
トナー
15日前
キヤノン株式会社
トナー
2日前
キヤノン株式会社
トナー
15日前
キヤノン株式会社
移動体
15日前
キヤノン株式会社
トナー
2日前
キヤノン株式会社
トナー
2日前
キヤノン株式会社
トナー
2日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
記憶装置
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
光学装置
22日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
記録装置
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
処理装置
15日前
キヤノン株式会社
記録装置
15日前
キヤノン株式会社
電子部品
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
キヤノン株式会社
光走査装置
1か月前
キヤノン株式会社
光走査装置
24日前
キヤノン株式会社
光学センサ
21日前
キヤノン株式会社
液体収容容器
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
記録素子基板
1か月前
続きを見る