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公開番号2025096141
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2024170038
出願日2024-09-30
発明の名称通信装置、通信装置の制御方法、及び、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 48/18 20090101AFI20250619BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 複数のリンクを用いた通信の実行の実行をより適切に制御する。
【解決手段】 前記外部装置と前記通信装置との間の通信として、IEEE802.11be規格に準拠した通信機能によって確立される前記外部装置と前記通信装置との間の第1の数のリンクを用いた第1の通信を実行するか、IEEE802.11規格に準拠した通信機能によって確立される前記外部装置と前記通信装置との間の第1の数より少ない第2の数のリンクを用いた第2の通信を実行するかを制御する所定の処理を、前記外部装置と前記通信装置との間の少なくとも1つのリンクを用いた通信における通信品質に基づいて実行する制御手段を有する通信装置を提供する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
IEEE802.11規格に準拠した外部装置と無線通信を行う通信装置であって、
IEEE802.11規格に準拠した通信機能によって、前記外部装置と前記通信装置との間のリンクを確立する確立手段と、
前記外部装置と前記通信装置との間の通信として、IEEE802.11be規格に準拠した通信機能によって確立される前記外部装置と前記通信装置との間の第1の数のリンクを用いた第1の通信を実行するか、IEEE802.11規格に準拠した通信機能によって確立される前記外部装置と前記通信装置との間の第1の数より少ない第2の数のリンクを用いた第2の通信を実行するかを制御する所定の処理を、前記外部装置と前記通信装置との間の少なくとも1つのリンクを用いた通信における通信品質に基づいて実行する制御手段と、
を有し、
前記通信品質が第1の品質であることに基づいて、前記外部装置と前記通信装置との間の通信として前記第1の通信が実行されるよう制御され、
前記通信品質が前記第1の品質より良い第2の品質であることに基づいて、前記外部装置と前記通信装置との間の通信として前記第2の通信が実行されるよう制御される、
ことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記所定の処理は、前記外部装置と前記通信装置との間のリンクとして、前記第1の数のリンクを確立するか、前記第2の数のリンクを確立するかを制御する処理であり、
前記外部装置と前記通信装置との間のリンクとして、前記第1の数のリンクが確立された場合、前記第1の通信が実行され、前記外部装置と前記通信装置との間のリンクとして、前記第2の数のリンクが確立された場合、前記第2の通信が実行される、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記外部装置と前記通信装置との間の前記第1の数のリンクは、IEEE802.11be規格に準拠したMulti-Link通信機能によって確立される、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記通信品質は、前記外部装置から送信された電波であり前記通信装置によって受信された電波に基づく受信電波強度(RSSI)によって表される値である、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記第2の通信は、IEEE802.11be規格に準拠した通信機能によって前記外部装置と前記通信装置との間で前記第2の数のリンクが確立されている状態で、前記第2の数のリンクを用いて実行される通信である、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記第2の数は、1である、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記所定の処理が、前記外部装置と前記通信装置との間の少なくとも1つのリンクを用いた通信における通信品質である第1通信品質と、前記外部装置と情報処理装置との間の少なくとも1つのリンクを用いた通信における通信品質である第2通信品質と、に基づいて実行される、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項8】
前記第1通信品質が前記第1の品質であり、且つ前記第2通信品質が前記第2の品質であることに基づいて、前記外部装置と前記通信装置との間の通信として前記第1の通信が実行されるよう制御され、
前記第1通信品質が前記第1の品質であり、且つ前記第2通信品質が前記第1の品質であることに基づいて、前記外部装置と前記通信装置との間の通信として、前記第1の数より少ない数のリンクを用いた通信が実行されるよう制御される、
ことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
【請求項9】
前記第1通信品質が前記第2の品質であることに基づいて、前記第2通信品質が前記第1の品質であるか前記第2の品質であるかにかかわらず、前記外部装置と前記通信装置との間の通信として前記第2の通信が実行されるよう制御される、
ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
【請求項10】
前記第2通信品質に関する情報を、前記外部装置を介して前記情報処理装置から受信する受信手段と、
をさらに有し、
前記所定の処理が、前記第2通信品質に関する情報に基づいて実行される、
ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置、通信装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
複数のアクセスポイント(Access Point,AP)で構成された拡張サービスセット(Extended Service Set,ESS)において、APとステーション(Station,STA)が効率的にデータ交換するために接続先APを動的に切り替える技術がある。STAが接続しているAPの混み具合や他のAPの空き具合、電波状況などを元に、接続先のAPを切り替えるべきと判定されると、接続中のAPはSTAへ接続AP変更要求を送信する。STAはAP変更要求を受信した場合に要求に従って接続先APを切り替えることで適切なAPと接続することができる。
【0003】
特許文献1には、APの機能を備えるルータから、接続中の無線子機に対して、接続先の変更を要求する処理として、次のことが開示されている。複数の無線子機と接続可能なモバイルルータ(MR1)は、無線子機端末がIEEE802.11vに対応しているか確認する。無線子機端末がIEEE802.11vに対応しているかどうかは、無線子機端末がMR1に無線接続する際に送信するAssociation Requestフレームから判断する事が可能である。無線子機端末がIEEE802.11vに対応している場合、BTM(BSS Transition Management)Requestフレームを該当する無線子機端末へ送信する。BTM RequestフレームのBSS Transition Candidate List Entriesフィールドは、接続先として親機ルータRT2のBSS IDが指定されている。これにより子機端末の接続先切り替えが促され、無線子機端末は受信したBTM Requestフレームに従い、接続先をMR1からRT2へと切り替える。
【0004】
また新たに策定されたIEEE802.11be規格では、APとなる通信デバイスとSTAとなる他の通信デバイスとの間で異なる複数の周波数チャネルを介して複数の無線リンクを確立し、それらのリンクで並行して通信を行うマルチリンク通信が実現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-50133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
複数のリンクを用いた通信が利用できる環境では、複数のリンクを用いた通信の実行の実行をより適切に制御することが望まれている。
【0007】
そこで本発明は、複数のリンクを用いた通信の実行をより適切に制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、IEEE802.11規格に準拠した外部装置と無線通信を行う通信装置であって、IEEE802.11規格に準拠した通信機能によって、前記外部装置と前記通信装置との間のリンクを確立する確立手段と、前記外部装置と前記通信装置との間の通信として、IEEE802.11be規格に準拠した通信機能によって確立される前記外部装置と前記通信装置との間の第1の数のリンクを用いた第1の通信を実行するか、IEEE802.11規格に準拠した通信機能によって確立される前記外部装置と前記通信装置との間の第1の数より少ない第2の数のリンクを用いた第2の通信を実行するかを制御する所定の処理を、前記外部装置と前記通信装置との間の少なくとも1つのリンクを用いた通信における通信品質に基づいて実行する制御手段と、を有し、前記通信品質が第1の品質であることに基づいて、前記外部装置と前記通信装置との間の通信として前記第1の通信が実行されるよう制御され、前記通信品質が前記第1の品質より良い第2の品質であることに基づいて、前記外部装置と前記通信装置との間の通信として前記第2の通信が実行されるよう制御される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば複数のリンクを用いた通信の実行をより適切に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ネットワーク構成例を示す図。
Multi-Link通信を行う際のシーケンス図。
RNR elementのフォーマットを示す図。
AP・STAのハードウェア構成例を示す図。
AP・STAの機能構成例を示す図。
実施例1におけるMulti-Link通信を行うか決定する処理のフローチャート図。
実施例2におけるMulti-Link通信を行うか決定する処理のフローチャート図。
STAの有する記憶部の構成および記憶領域の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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