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公開番号
2025097653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213974
出願日
2023-12-19
発明の名称
ドアハンドル装置
出願人
株式会社日中製作所
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
E05B
3/10 20060101AFI20250624BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】 第2ハンドルをハンドル軸に嵌合するだけで、第2ハンドルをハンドル軸に対して仮止めできるようにする。
【解決手段】 ドア錠3を貫通するハンドル軸4の一端に第1ハンドル5を固定し、ハンドル軸4の他端に軸孔Sが嵌合する第2ハンドル6を着脱可能に固定しており、前記ハンドル軸4が割り溝Wを介在して対面する第1半割軸4Aと第2半割軸4Bとで形成しており、第2ハンドル6にはハンドル軸4の割り溝Wに侵入可能な止め具7を設けている。前記第2ハンドル6の軸孔Sの奥に、ハンドル軸4の他端から割り溝Wに挿入されて第1半割軸4A及び第2半割軸4Bを軸孔Sの壁面に押し付ける楔部6aを形成している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ドア錠(3)を貫通するハンドル軸(4)の一端に第1ハンドル(5)を固定し、ハンドル軸(4)の他端に軸孔(S)が嵌合する第2ハンドル(6)を着脱可能に固定しており、前記ハンドル軸(4)が割り溝(W)を介在して対面する第1半割軸(4A)と第2半割軸(4B)とで形成しており、第2ハンドル(6)にはハンドル軸(4)の割り溝(W)に侵入可能な止め具(7)を設けているドアハンドル装置であって、
前記第2ハンドル(6)の軸孔(S)の奥に、ハンドル軸(4)の他端から割り溝(W)に挿入されて第1半割軸(4A)及び第2半割軸(4B)を軸孔(S)の壁面に押し付ける楔部(6a)が形成されていることを特徴とするドアハンドル装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記第2ハンドル(6)は軸孔(S)の奥から楔部(6a)が一体成形されており、前記第1半割軸(4A)及び第2半割軸(4B)の割り溝(W)に面する対向面はハンドル軸(4)の中央側から端部に末広がりの導入傾斜面(8)に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のドアハンドル装置。
【請求項3】
前記第1半割軸(4A)及び第2半割軸(4B)の割り溝(W)に面する対向面には、前記導入傾斜面(8)よりハンドル軸(4)の中央側に止め具(7)の先端が侵入して割り溝(W)を押し広げるV溝凹部(9)が形成されており、このV溝凹部(9)のハンドル軸(4)端部側には、止め具(7)の先端がV溝凹部(9)内からハンドル軸(4)長手方向に外れるのを規制する掛止壁(9a)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のドアハンドル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアの両側に配置するレバー式のドアハンドル装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ドア錠のラッチボルトを進退するためにドアの両側にレバー式のドアハンドル装置が配置されている。このドアハンドル装置の従来技術として特許文献1に開示されたレバーハンドル錠がある。
【0003】
この従来技術は、レバーハンドルのハンドル軸をラツチハブのハブ孔とレバーハンドルのハンドル軸取付穴とに嵌挿して、該ハンドル軸の端部にレバーハンドルを固定してなるレバーハンドル錠において、前記ハンドル軸は第1部材と第2部材とで構成すると共に、これら両部材は前記ハブ孔およびレバーハンドルのハンドル軸取付穴に嵌挿した状態において、両部材の対面部に隙間を形成し、この隙間にレバーハンドル外部より止めねじなどの楔体を嵌挿して押し込むことにより、前記両部材をラツチハブのハブ孔内壁面とレバーハンドルのハンドル軸取付穴内壁面とに拡開押圧して圧着固定すべくした(実用新案登録請求の範囲)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実公昭62-24687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記従来技術は、ハンドル軸の第1部材と第2部材との間の隙間に止めねじなどの楔体を押し込むことにより、前記両部材をラツチハブのハブ孔内壁面とレバーハンドルのハンドル軸取付穴内壁面とに拡開押圧して圧着固定できるが、楔体を押し込むまでは、ハンドル軸とラツチハブのハブ孔との間に隙間があって、両者の位置関係が不安定であり、レバーハンドルをハンドル軸に対して適正位置に固定し難いことがある。即ち、レバーハンドルをハンドル軸に嵌合しただけではハンドル軸にレバーハンドルを仮止めできない構成になっている。
【0006】
また、ドアには埋設したドア錠の左右に座盤を固定して、座盤の支持孔でハンドル軸に嵌合したレバーハンドルの端部を回動自在に支持しているが、ハンドル軸と座盤のハンドル支持用支持孔との間に大きな隙間があると、レバーハンドルにグラツキが生じ、止めねじで楔体を押し込むのが困難になることがある。
【0007】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにしたドアハンドル装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、第2ハンドルの軸孔の奥に設けた楔部を割り溝に挿入することにより第1半割軸及び第2半割軸を軸孔の壁面に押し付けて、第2ハンドルをハンドル軸に嵌合するだけで仮止めできるようにしたドアハンドル装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明における課題解決のための具体的手段は、ドア錠3を貫通するハンドル軸4の一端に第1ハンドル5を固定し、ハンドル軸4の他端に軸孔Sが嵌合する第2ハンドル6を着脱可能に固定しており、前記ハンドル軸4が割り溝Wを介在して対面する第1半割軸4Aと第2半割軸4Bとで形成しており、第2ハンドル6にはハンドル軸4の割り溝Wに侵入可能な止め具7を設けているドアハンドル装置であって、
前記第2ハンドル6の軸孔Sの奥に、ハンドル軸4の他端から割り溝Wに挿入されて第1半割軸4A及び第2半割軸4Bを軸孔Sの壁面に押し付ける楔部6aが形成されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、第2ハンドルをハンドル軸に嵌合するだけで、第2ハンドルをハンドル軸に対して仮止めすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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