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公開番号
2025098700
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215019
出願日
2023-12-20
発明の名称
画像形成システム及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
B41J
21/00 20060101AFI20250625BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】本発明の課題は、複数枚の用紙のばらつきによって生じる問題を解決することができる画像形成システム及びプログラムを提供することである。
【解決手段】複数枚の用紙に対して印刷を行う印刷ジョブにおいて使用する用紙の特性値を読み取る特性値測定部と、前記特性値測定部で読み取った前記特性値に応じて、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更する制御部と、を備える画像形成システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数枚の用紙に対して印刷を行う印刷ジョブにおいて使用する用紙の特性値を測定する特性値測定部と、
前記特性値測定部で読み取った前記特性値に応じて、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更する制御部と、を備える画像形成システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
用紙に形成された前記印刷画像とあらかじめ登録された正解画像とを比較することで検品する検品部を備える請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記特性値測定部によって、前記印刷ジョブにおける全ての用紙の特性値を1枚ずつ読み取り、
前記制御部は、前記特性値測定部で読み取った全ての用紙の前記特性値に応じて、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更する請求項1又は2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記特性値測定部によって、前記印刷ジョブにおける1枚目の用紙の特性値を読み取り、
前記制御部は、前記印刷ジョブにおける2枚目以降の用紙の特性値を前記特性値測定部で読み取った1枚目の用紙の前記特性値と同じとみなして、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更する請求項1又は2に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記印刷ジョブが用紙の種類が混在するジョブであると判断した場合、前記特性値測定部に、前記印刷ジョブにおける全ての用紙の特性値を1枚ずつ読み取らせ、前記特性値測定部で読み取った全ての用紙の前記特性値に応じて、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更する
請求項1又は2に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記特性値測定部によって、前記印刷ジョブにおける最初の1枚目からN枚目までの用紙ごとに読み取った特性値のばらつきが所定値以下か判定し、
前記ばらつきが所定値以下であると判定した場合には、(N+1)枚目以降の用紙ごとの特性値を読み取らず、前記印刷する最初の1枚目からN枚目までの用紙ごとの特性値から算出された値に応じて前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更し、
前記ばらつきが所定値より大きいと判定した場合には、(N+1)枚目以降も継続して前記用紙ごとの特性値を1枚ずつ全て読み取り、読み取った特性値に応じて前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更する請求項1又は2に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記特性値測定部で読み取った前記特性値に応じて、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更するのに要する時間を算出し、算出された時間が生産性を低下させる所定時間より長いかどうかを判定し、
前記所定時間以下であると判定した場合には、前記印刷ジョブにおける全ての用紙の特性値を1枚ずつ読み取り、前記特性値測定部で読み取った全ての用紙の前記特性値に応じて、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更し、
前記制御部が、前記所定時間より長いと判定した場合には、前記特性値測定部によって、前記印刷ジョブにおける1枚目の用紙の特性値を読み取り、前記制御部は、前記印刷ジョブにおける2枚目以降の用紙の特性値を前記特性値測定部で読み取った1枚目の用紙の前記特性値と同じとみなして、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更する請求項1又は2に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記特性値測定部で読み取った前記特性値に応じて、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更するのに要する時間を算出して算出された時間により生産性が低下する枚数を予測し、
前記制御部が、前記生産性が低下すると予測された枚数が(M+1)枚目であると予測した場合に、印刷する最初の1枚目からM目枚までの用紙ごとの特性値を1枚ずつ全て読み取り、(M+1)枚目以降は、前記用紙ごとの特性値を読み取らず、前記印刷する最初の1枚目からM枚目までの特性値に応じて、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更する
請求項1又は2に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記特性値は、用紙厚さ、又は用紙斤量である請求項1又は2記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記制御部は、前記印刷ジョブが中綴じ用の印刷ジョブであると判断した場合、前記特性値測定部が読み取った用紙厚さ又は用紙斤量に応じたクリープ量で前記印刷画像のレイアウトを変更する請求項9記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成システムにおいては、機内環境が印刷画像の形成の際に用紙に対して与える影響が少なからず存在し、これによって当該印刷画像のずれを生じさせる問題があった。
【0003】
特許文献1に開示されている技術では、機内環境の影響による用紙サイズの変動に応じて印刷画像の形成条件を変更している。
【0004】
また、特許文献2に開示されている技術では、あらかじめRIP画像を正解画像として登録しておく。そして、当該RIP画像と検査対象の印刷画像とを比較する。この技術においては、正解画像と検査対象の印刷画像のオフセット情報を参照し、異なる画像位置をオフセット量の調整によって補正し、正しい印刷画像を形成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-105629号公報
特開2022-161685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、用紙斤量などの特性値は、用紙が同じ種類のものでもばらつきがあり、一定の範囲のばらつきであれば許容される。しかしながら、複数枚の用紙に画像形成して一つの製品(例えばくるみ製本など)を完成させるジョブにおいては、個々の用紙のばらつきが許容範囲であっても、複数枚の用紙のばらつきの合計を無視できない場合がある。
【0007】
上記した引用文献に記載の技術は、用紙単体での画像ずれを解消する技術であるため、複数枚の用紙の特性値のばらつきによって生じる問題を解決することはできない。
【0008】
本発明は、上記問題・状況に鑑みてなされたものである。その解決課題は、複数枚の用紙のばらつきによって生じる問題を解決することができる画像形成システム及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題は、以下の手段により解決される。
【0010】
1.複数枚の用紙に対して印刷を行う印刷ジョブにおいて使用する用紙の特性値を読み取る特性値測定部と、
前記特性値測定部で読み取った前記特性値に応じて、前記印刷ジョブの印刷画像のサイズ及び/又はレイアウトを変更する制御部と、を備える画像形成システム。
(【0011】以降は省略されています)
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