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公開番号2025103472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220889
出願日2023-12-27
発明の名称情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人株式会社カプコン
代理人弁理士法人IPX
主分類A63F 13/80 20140101AFI20250702BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】より興趣性の高い体験をユーザに提供可能な技術を提供する。
【解決手段】ゲームは、複数のピースを含むパズル盤面を用いたクエストを有する。第1ピースを第1位置から第2位置に移動させることで、第1ピースおよび第2ピースの少なくとも一方と、第3ピースとの位置関係が所定のマッチ条件を満たす場合に、パズル盤面が更新されるように構成される。第3ピースは、パズル盤面において配置されたピースのうち、第1ピースおよび第2ピースとは異なる、マッチ条件を満たすことに関与するピースである。表示ステップでは、第1ピースを第1位置から第2位置に移動させることで特殊マッチ条件を満たす場合に、少なくとも第2操作を受け付ける前に、特殊マッチ条件を満たすことに関与する第3ピースを識別可能な態様で、視覚情報を表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理システムであって、
少なくとも1つのプロセッサを備え、前記プロセッサは、次の各ステップが進行されるようにプログラムを実行するように構成され、
ゲーム制御ステップでは、ユーザの操作に基づいてゲームを進行させ、ここで
前記ゲームは、
複数のピースを含むパズル盤面を用いたクエストを有し、
前記ユーザから第1操作が入力された場合に、前記パズル盤面において第1ピースが配置された第1位置が特定されるように構成され、
前記ユーザから前記第1操作に引き続いて第2操作が入力された場合に、前記パズル盤面において第2ピースが配置された第2位置が特定されるように構成され、これにより前記第1ピースを前記第1位置から前記第2位置に移動させるように構成され、
前記第1ピースを前記第1位置から前記第2位置に移動させることで、前記第1ピースおよび前記第2ピースの少なくとも一方と、第3ピースとの位置関係が所定のマッチ条件を満たす場合に、前記パズル盤面が更新されるように構成され、
前記第3ピースは、前記パズル盤面において配置された前記ピースのうち、前記第1ピースおよび前記第2ピースとは異なる、前記マッチ条件を満たすことに関与する前記ピースであり、
前記マッチ条件は、通常マッチ条件と、前記通常マッチ条件とは異なる特殊マッチ条件とを含み、
前記特殊マッチ条件は、満たされることによって、前記通常マッチ条件が満たされる場合と異なる前記ゲームの進行において有利な効果が発生するように構成され、
表示ステップでは、前記第1ピースを前記第1位置から前記第2位置に移動させることで前記特殊マッチ条件を満たす場合に、少なくとも前記第2操作を受け付ける前に、前記特殊マッチ条件を満たすことに関与する前記第3ピースを識別可能な態様で、視覚情報を表示させる、システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記表示ステップでは、前記第1ピースを前記第1位置から前記第2位置に移動させることで前記特殊マッチ条件を満たす場合に、少なくとも前記第2操作を受け付ける前に、さらに、前記特殊マッチ条件を満たすことに関与する前記第2ピースを識別可能な態様で、前記視覚情報を表示させる、システム。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記表示ステップでは、前記第1ピースを前記第1位置から前記第2位置に移動させることで前記特殊マッチ条件を満たす場合に、前記第1操作を受け付ける前に、さらに、前記特殊マッチ条件を満たすことに関与する前記第1ピースを識別可能な態様で、前記視覚情報を表示させる、システム。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記表示ステップでは、前記パズル盤面が、前記通常マッチ条件を満たす位置関係に前記ピースを移動することができる操作と、前記特殊マッチ条件を満たす位置関係に前記ピースを移動することができる操作との両方が可能に構成されている場合に、前記特殊マッチ条件を満たすことを優先的に示唆するように、前記視覚情報を表示させる、システム。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記表示ステップでは、少なくとも前記第2操作を受け付ける前に、
前記第1ピースを前記第1位置から前記第2位置に移動させることで前記マッチ条件を満たす場合に、前記マッチ条件を満たすことに関与する、前記第1ピースおよび前記第2ピースの少なくとも一方を識別可能な態様で、前記視覚情報を表示させ、
前記第1ピースを前記第1位置から前記第2位置に移動させることで満たされる前記マッチ条件が前記特殊マッチ条件である場合には、さらに、前記特殊マッチ条件を満たすことに関与する前記第3ピースを識別可能な態様で、前記視覚情報を表示させる、システム。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記マッチ条件は、前記パズル盤面における第1方向または第2方向に沿って所定数の同一属性の前記ピースが連続して配置されることであり、
前記ゲームは、前記第1方向、前記第2方向ならびに前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向のうち何れかの方向に沿って前記第1位置と前記第2位置が隣接する場合に、前記第1ピースを前記第1位置から前記第2位置に移動可能に構成される、システム。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
前記視覚情報は、前記マッチ条件を満たすために、前記第1ピースおよび前記第2ピースの少なくとも一方を、前記第1方向、前記第2方向および前記第3方向の何れの方向に移動させるかを示唆する情報を含む、システム。
【請求項8】
情報処理方法であって、
請求項1~請求項7の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを含む、方法。
【請求項9】
プログラムであって、
少なくとも1つのコンピュータに、請求項1~請求項7の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、パズルゲームの興趣を高める技術を提供することが開示されている。
【0003】
このパズルゲームは、盤面の辺縁部所定位置に対応付けてプレイヤキャラクタを配置する。盤面に配置されるパズル貯留子に敵キャラクタを表す敵キャラ貯留子を含める。プレイヤは、辺縁部所定位置のパズル貯留子またはプレイヤキャラクタを始点として一筆書きするように選択経路を操作入力して、盤面内から同種または同種と見なされるパズル貯留子のグループを選択して消去する。選択経路の途中に敵キャラ貯留子が位置した場合、始点とされたパズル貯留子に対応するプレイヤキャラクタまたは始点とされたプレイヤキャラクタが攻撃元となって当該敵キャラ貯留子の表す敵キャラクタへ攻撃が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-055994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記公知技術に係る機能には、未だ改善の余地がある。
【0006】
本開示では上記事情に鑑み、より興趣性の高い体験をユーザに提供可能な技術を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、次の各ステップが進行されるようにプログラムを実行するように構成される。ゲーム制御ステップでは、ユーザの操作に基づいてゲームを進行させる。ゲームは、複数のピースを含むパズル盤面を用いたクエストを有する。ユーザから第1操作が入力された場合に、パズル盤面において第1ピースが配置された第1位置が特定されるように構成される。ユーザから第1操作に引き続いて第2操作が入力された場合に、パズル盤面において第2ピースが配置された第2位置が特定されるように構成され、これにより第1ピースを第1位置から第2位置に移動させるように構成される。第1ピースを第1位置から第2位置に移動させることで、第1ピースおよび第2ピースの少なくとも一方と、第3ピースとの位置関係が所定のマッチ条件を満たす場合に、パズル盤面が更新されるように構成される。第3ピースは、パズル盤面において配置されたピースのうち、第1ピースおよび第2ピースとは異なる、マッチ条件を満たすことに関与するピースである。マッチ条件は、通常マッチ条件と、通常マッチ条件とは異なる特殊マッチ条件とを含む。特殊マッチ条件は、満たされることによって、通常マッチ条件が満たされる場合と異なるゲームの進行において有利な効果が発生するように構成される。表示ステップでは、第1ピースを第1位置から第2位置に移動させることで特殊マッチ条件を満たす場合に、少なくとも第2操作を受け付ける前に、特殊マッチ条件を満たすことに関与する第3ピースを識別可能な態様で、視覚情報を表示させる。
【0008】
本開示によれば、より興趣性の高い体験をユーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る情報処理システム1のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るゲーム装置3の機能構成を示すブロック図である。
情報処理システム1によって実行される情報処理の概要を示すアクティビティ図である。
ゲーム画面5のうち、視覚情報VIの一例が表示されたゲーム画面5a、5bの概要図である。
第1操作OP1および第2操作OP2の一例とピース群PiGの一例とが表示されたゲーム画面5c~5dの概要図である。
生成されてパズル盤面PBに配置されたスペシャルピースPiSの一例とパズル盤面PBが更新される一例とが表示されたゲーム画面5e~5fの概要図である。
ゲーム画面5のうち、ピースPiを第3方向に移動させる示唆として、視覚情報VIが表示されたゲーム画面5g、5hの一例を示す概要図である。
視覚情報VIの一例が表示されたゲーム画面6a、6bの概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
以下、図面を用いて本開示の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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